オルヴィエート旅行のポイント
どんな街?
オルヴィエートはイタリア中部のウンブリア州にあります。ラテン語で“古い町”という意味の名の通り、地中を掘るだけで遺跡が出てくるほど歴史のある町。また丘の上に中世の美しい町並みが残ることから、“世界一美しい丘上都市”とも呼ばれています。
見所は?
オルヴィエートの最大の見どころはオルヴィエート大聖堂です。約300年もの時間をかけて建設された大聖堂で、その荘厳さは“イタリアで最も美しい”と言われるほど。その他先人たちの知恵が感じられる地下洞窟や、モーロの塔からの眺めも必見です。
おすすめのグルメ
オルヴィエートにはウンブリケッリと呼ばれる名物グルメがあります。卵を使わない極太パスタで、モチモチとした食感が特徴。名産のトリュフをたっぷり乗せたウンブリケッリは、オルヴィエートに訪れたらぜひ味わいたい逸品です。
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オルヴィエートでおすすめの定番スポットを紹介!
■オルヴィエート大聖堂
13世紀から14世紀の歳月をかけて造られた教会で、当初はロマネスク様式だったが、最終的にゴシック様式の教会として完成した。内のサンブリツィオ礼拝堂にはフラ・アンジェリコやルカ・シニョレリが手掛けたフレスコ画がある。夕暮れ時の外観は必見である。
■サンパトリツィオの井戸
サンパトリツィオの井戸はイタリア中部ウンブリア州オリビエートに位置しています。オリビエートまではフィレンツェから電車で約1時間半程度でアクセスできます。16世紀に、水源確保のためにローマ教皇クレメンス7世によって、建築家アントニオ・ダ・サンガッロが建築しました。直径約13m、深さ約62mにもなる井戸には中に上りと下り、それぞれ螺旋階段が作られています。この二重構造の螺旋階段を作る技術は高度で貴重なため、今も観光地として残されています。
この井戸は実際に降りて体験することができます。階段は248段もあります。急な階段になっているので、歩きやすい靴でチャレンジしてみてください。
サンパトリツィオの井戸
イタリア / オルヴィエート
- Piazza Cahen, 5B, 05018 Orvieto TR, Italy
- +39 0763 343768
- 日ー土 9時00分~19時45分
■オルヴィエート地下洞窟
オルヴィエート地下洞窟はイタリア中部ウンブリア州オリビエートに位置しています。かつてオリビエートには水源や食料がありませんでした。それを克服するため、約2500年もかけて住人たちによって掘られたのがこの地下洞窟です。
迷路のような地下洞窟には水を組み上げる井戸や、オリーブオイルの製造所、コロンバイオなどがあります。コロンバイオとはハトの帰巣本能を利用した巣穴です。壁に穴を開けてハトの巣穴を作り、ハトを食料として得ていました。
オリビエートの住人たちの知恵とアイデアにわくわくすること間違いなしです。中には図面が展示されてあり、 観光客にもわかりやすくなっています。
オルヴィエート地下洞窟
イタリア / オルヴィエート
- Piazza del Duomo, 23, 05018 Orvieto TR, Italy
- +39 347 383 1472
- 日ー土 9時00分~17時00分
美の宝庫!一度は行きたいヴァチカン美術館
イタリアを訪れたら必ず訪れたいのが世界遺産・バチカン市国のバチカン美術館です。
500年にもわたって歴代教皇によって収集された美術品が収蔵されているバチカン美術館。年代やテーマごとに展示された美術品は、絵画や彫刻、地図など多岐にわたります。大小合わせて25もの美術館・博物館群で構成されたバチカン美術館は、世界有数の規模を誇り短時間で見て周るのも至難の技。そんな美術品の中でも必見なのが、ミケランジェロの『最後の審判』のあるシスティーナ礼拝堂。長さ40mの天井には一面にミケランジェロが描いた巨大なフレスコ画もあります。
古代ロマン!ローマ帝国のコロッセオを訪ねて
コロッセオは2000年近く前に作られた歴史ある闘技場で、娯楽として多くの剣士たちの戦い・殺し合いが行われていました。古代ローマの生活や文化の一部を知ることができるコロッセオは、観光地ローマのなかでも特に人気のスポットです。「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として、1980年にユネスコ世界遺産に登録されました。この世界遺産にはコロッセオのほかに、フォロ・ロマーノやカラカラ浴場、コンスタンティヌス凱旋門などの多くの古代ローマ時代の建造物が含まれています。 古代遺跡が好きな方にはたまらない歴史地区で、2000年前の建造物が街中に悠然とたたずんでいる光景は、圧巻の一言です。「ローマは一日にしてならず」「すべての道はローマに通ず」と言われた大帝国の栄光を感じられる、特別な場所です。
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■カーヴァの井戸
カーヴァの井戸はイタリア中部オリビエートにある井戸です。ドゥォモから徒歩約10分でアクセスできます。
カーヴァの井戸は凝灰岩をくり抜いて作られています。井戸の他にも、ワインの貯蔵庫や当時の水道管などを見ることができます。簡単な日本語ガイドも置いてあるのでぜひ利用してください。内装は広く、歩きやすいため子供から大人までじっくり楽しむことができます。
カーヴァの井戸は、クリスマスには欠かせないプレセピオでも人気があります。施設内のお土産さんで小物や陶器を購入できます。カーヴァの井戸にはレストランが併設されています。
■モーロの塔
モーロの塔はイタリア中部オリビエートに位置する建造物です。街のメインの通りに建ち、街で最も高い建造物なので、観光での目印にもなります。モーロの塔には時計が付いていて、夜になると文字盤が満月のように美しく光るのも魅力の一つです。
塔の中には螺旋階段があり、上まで登ることができます。塔の頂上からはポポロ宮殿や広場、ドゥォモなどの街の景色が一望できます。塔の上には大きな鐘があります。こちらは現在でも使われており、大音量の鐘の音で時間を知らせてくれます。
崖の上にあるオリビエートの街を上から見下ろす不思議な感覚を、ぜひ現地で体験してください。
■Palazzo del Popolo
Palazzo del Popoloはイタリアのオルヴィエートの中心部にある広場とそこに位置するポポロ宮殿のことです。オルヴィエートは世界一美しい丘上都市として有名な観光地で、ローマからはわずか1時間でアクセスできるので気軽に観光を楽しめます。
そんなオルヴィエートにはボーダー柄で有名な大聖堂や街の中心に佇むモーロの塔などあり、狭い路地裏も石畳で中世の面影を今も残し、観光都市として人気です。生ハムやトリュフといった名産品も多く、グルメも堪能できる街です。そんな街の観光の拠点におすすめなのがはPalazzo del Popoloです。
ポポロ宮殿は褐色の凝灰岩で造られているロマネスクゴシック様式の建物で、以前は執政長官の宮殿でした。レトロなアーチの装飾や外階段がついた日本では見られない建築物で、オルヴィエート観光の出発点にぴったりです。
Palazzo del Popolo
イタリア / オルヴィエート
- Piazza del Popolo, 1, 05018 Orvieto TR, Italy
- +39 0763 344617
- 日ー土 24 時間営業
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■Anello della Rupe
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イタリアのオルヴィエートは凝灰石の断崖の上に築かれた歴史ある美しい町並みが美しい人気観光都市で、街中心部は観光客で賑わっています。そんなオリヴィエートで穴場的観光スポットとしておすすめなのがAnello della Rupeです。
Anello della Rupeとは街の周りである断崖を周遊するトレッキングコースで、コースに入る入り口は5箇所あります。第1の入り口はマドンナ・デル・ヴェーロで、崖下の教会名が入り口の名前になっており、教会前には無料の駐車場があるので車でアクセスしたい方に便利です。時計回りに歩いていくとすぐに別の教会が崖の中に埋まるように作られています。さらに歩いていくと第3の入り口であるソリアーノ門があり、南側まで回るとオリーブ畑が見えたりとそびえ立つ断崖とともに美しい景色を楽しめます。
1時間から1時間半のコースで、のんびりと自分のペースで周れる観光スポットです。
■Rocca Albornoziana, Orvieto
Rocca Albornozianaは天空都市オリヴィエートの中にある小さな要塞です。1364年に建てられた標高320mの要塞はカーエン広場のすぐ近くにあり、赤茶色のメインゲートは崩れかけた部分もあり、歴史の重みを感じさせる外観です。
ゲートを抜けると内部は現在、整備された公園になっており、自由に散策できます。そしてこの公園の目玉とも言えるのが、そこから見渡せるオリヴィエート・スカロの街並みです。元々、オリヴィエートは断崖の上に作られた天空都市ですが、街中にいると高台に位置していることをなかなか実感できません。しかし、公園内からは断崖周辺のトレッキングコースや断崖の外の美しい景色を眺められます。
オリヴィエート観光でちょっとのんびりしたい時や断崖の外の景色を見渡したい時にぴったりです。
■ソリアーノ宮
ソリアーノ宮はオリヴィエートの人気観光スポットであるドゥオモの隣に建つ建築物です。ドゥオモは黄金色の美しいファサードや精細な模様のバラ窓、ブロンズ像やブロンズ製の扉があり、どっしりとした存在感です。その扉とブロンズ像を作ったのはエミリオ・グリコです。そしてそんな大聖堂に関与したエミリオ・グレコの作品が気軽に見られるのがソリアーノ宮です。
ソリアーノ宮はかつて教皇ボニファティウス8世の住居だった建物で、今でも教会の管轄です。建物の1階が美術館となっており、エミリオ・グレコ作の彫像や絵画などが鑑賞できます。エミリオ・グレコの作品は箱根や仙台にもあり、日本でも親しまれている芸術家です。
彼の作品が好きな方はもちろん、大聖堂の扉などに興味を持ったならおすすめです。
オルヴィエートの基本情報はこちら
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※2024年4月27日の為替価格です
本場イタリアンを楽しむために気をつけたいこと
旅の楽しみの一つは食事です。心おきなく本場のイタリアンを味わうために、日本とは違う主なマナーを紹介します。まず、パスタはフォークだけで食べます。パスタを少量すくいフォークを立てて巻きつけます。巻き残りをすすりこむのはやめましょう。うまく一口分を巻き取れるように、普段から練習しておくといいですね。また、正式なイタリアンのコースの場合、パスタは前菜で、メインの魚料理か肉料理を合わせて頼みます。何人かで行くといろいろな料理を取ってシェアしたくなりますが、基本は1人1皿です。食後のコーヒーはエスプレッソです。イタリアでは食後の飲み物をゆっくり味わう習慣はないので、サクッと飲んで切り上げましょう。
イタリアのお金事情は? レートや両替のポイントを解説
イタリアの通貨はユーロとセントです。100セントが1ユーロです。硬貨は1、2ユーロ、1、2、5、10、20、50セント、紙幣は5、10、20、50ユーロが主体です。100および200ユーロ紙幣は使いにくいので早めに崩しましょう。イタリアではレストランやホテル、ショップなど大抵の所でVISAやMASTERのクレジットカードが使えます。使えないのは、タクシー代、バスや地下鉄の切符、チップ、有料トイレ、ごく少額の買い物なので両替するのは1日2000円くらいが目安です。両替は日本でしておきましょう。外貨を扱っているチケットショップが銀行や両替所よりお得です。イタリアで両替する場合は、PLUS, CIRRUS などの表記のあるクレジットカードでのキャッシングがお得です。
電車はなかなかこない?イタリアの交通機関について
個人旅行でのイタリア国内の移動には、バスや地下鉄、電車を利用します。イタリアでは電車が時刻通りに来ない場合もあるので、時間に余裕のないスケジュールを組むのも避けましょう。初心者でも比較的簡単に利用できるのは大きな都市間を移動するトレニタリア、イタロ、インターシティなどで切符はオンラインで購入できます。日本のような丁寧な車内放送はないので、降りる駅は周りの人に聞いたりして逃さないようにしましょう。一つの市内であれば、共通の一定時間乗れるチケットでバス、地下鉄、トラムが利用できます。タクシーは無認可の車に乗って料金をぼられないように、ホテルで呼んでもらうか、タクシー乗り場から乗りましょう。