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「グスクロード」とは一体何?
沖縄では「城」と書いて「グスク」と読みます。沖縄本島南部の南城市にある琉球城跡や史跡をつないでいる4kmの道があり、「グスクロード」と呼ばれています。玉城城跡、糸数城跡、ミントングスク、垣花城跡といった城跡は城マニアも注目するエリアです。公園があったり高台で絶景も楽しめるため、ドライブやウォーキングに人気があります。
そもそも「グスク」って何?
首里城や勝連城など沖縄では「城」と書いてグスクと読みます。日本列島の本土(北海道南部や本州、四国、九州)にある「城」とは異なった存在と認識され「グスク」と総称されています。沖縄は明治時代以前は独立国「琉球王国」であったため、中国やアジア諸国との交易による歴史背景のもと造られた独自の石積や城郭などの城跡が見られます。
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グクスロードの位置とコースについて
沖縄県南城市には大小の多数のグスクが点在しています。中でも代表的なグスクや文化遺産が効率よく回れるコースが「グスクロード」です。沖縄本島で最大級の糸数城跡が出発地点で、玉城城跡、途中休憩にもおすすめのグスクロード公園、個人所有地にあるミントングスク、湧き水スポットの仲村渠樋川、垣花樋川や垣花城跡を通るコースです。
糸数城跡からグスクロード、スタート!
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グスクを効率よく回れるグスクロードの出発点は、「糸数城跡」です。沖縄本島最大級と言われている大きさで、城壁は地形に沿うように曲線を描く野面積みと切石積の両方が用いられた構造で勇壮です。西側は断崖を利用して、城門は東北東に設けられています。14世紀前半の築城と推定されていますが、正確な年代は不明。絶景が楽しめる高台にあります。
子どもたちに人気の「グスクロード公園」
玉城のグスクロードの中間に位置している広大な公園です。2017年4月に全面リニューアルされた遊具があり、対象年齢ごとに安心して楽しめる公園となっています。芝生や大滑り台などがあり、休日を過ごす家族連れも多くいます。トイレも整備されているので途中のトイレ休憩にもおすすめです。大型の駐車場があり、さまざまなイベントなども開催されています。
「玉城城跡」は城跡であり神聖な拝所の1つ
玉城城跡は、琉球国王が聖地を巡礼した「東御廻り(アガリウマーイ)」で最後に訪れたといわれている聖地です。石灰岩をくり抜いた円形の城門が印象的で、標高約180mの天然の要塞に築かれた城跡です。城門を抜けると久高島や沖縄本島の中南部を一望できるスポットで、リフレッシュできるパワースポットとしても人気です。