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【沖縄】仲原(なかばり)鍾乳洞はどんな所?
仲原鍾乳洞とは沖縄に数多く存在する鍾乳洞の中でも、長さ265m、幅平均8mと比較的大きいサイズの鍾乳洞です。宮古島の南部に位置する琉球石灰岩によって形成された洞窟で、内部には巨大な「つらら石」や「石筍」があり、幻想的な風景が見られます。しかも、未だに地下水による侵食が続いており、成長しているので、何度訪れても自然の雄大さを実感すると共に、楽しめるスポットです。
沖縄にはなぜ鍾乳洞がたくさんあるの?
沖縄には数百もの鍾乳洞がありますが、なぜそんなに多くの鍾乳洞があるのかというと、宮古島の成り立ちが関係しています。宮古島が位置する場所は200万年前に琉球列島が隆起し、さらに数10万年後に温暖化などの影響で海面が上昇し、珊瑚礁が形成されました。この珊瑚礁から作られた島が宮古島で、珊瑚礁は石灰岩でできているため、地下水や地表水で溶かされることにより、鍾乳石が形成されるのです。
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【沖縄】仲原(なかばり)鍾乳洞は予約制?!利用方法は?
大抵の鍾乳洞は現地に行くと、スムーズに見学ができますが、仲原鍾乳洞の場合は違います。というのも、仲原鍾乳洞が位置している場所は個人の敷地のため、オーナーが不在の場合、見学できません。そのため、内部をゆっくり見学したい場合は予約が必要です。電話をしてオーナーに訪れる日時を伝えてから行くようにしましょう。営業時間は10時から17時の不定休で、大人1人500円かかります。
【沖縄】仲原(なかばり)鍾乳洞は畑の下?アクセスのポイントは?
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仲原鍾乳洞へのアクセスはちょっと難しいです。というのも、個人経営なので大々的な広告や看板がなく、緑に隠れるようなこぢんまりとした看板があるだけだからです。入り口から案内されて付いていくと、まずサトウキビ畑の横を通り、先にある赤い階段を下ってしばらく歩くと神秘的な鍾乳洞の入り口に辿りつきます。つまり上で見たサトウキビ畑の下に鍾乳洞が存在しているのです。
【沖縄】仲原(なかばり)鍾乳洞はどんな場所にあるの?
仲原鍾乳洞はたどり着くまでにも神秘的な景色を楽しめます。赤い階段を降りると、そこは高さ15mの断崖に囲まれており、ガジュマルなどの野生の植物が頭上を覆うように葉や蔓を広げています。その間を潜り抜けてくる木漏れ日さえも綺麗に感じる場所を歩いていくと、岸壁にぽっかりと穴を開けたような鍾乳洞の入口が現れます。その雰囲気そのものが自然の雄大さを物語っているようで、神秘のパワーを感じられます。
【沖縄】仲原(なかばり)鍾乳洞は古酒も作れる?
仲原鍾乳洞では見学だけでなく、泡盛を預かるサービスも行っています。鍾乳洞内部は年間を通じて、20度前後の気温に保たれており、しかも斜光スポットのため、泡盛の天然熟成庫として最適なのです。3年熟成させた泡盛は古酒として、風味豊かになります。好きな銘柄の泡盛を持ち込むと、年間2500円で預かってもらえるので、泡盛好きな方は是非持参してみてはいかがでしょうか。