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「漫湖水鳥湿地センター」ってどんなところ?
沖縄県豊見城市にある漫湖水鳥湿地センターには、漫湖の自然や歴史がわかる常設展示室や、漫湖の景色や水鳥などのバードウォッチングを望遠鏡で楽しめる、観察展望室などがあります。漫湖水鳥湿地センターではいろいろなイベントを開催していて、自然体験や清掃体験などができます。底生生物や水鳥などを見られる木道もあります。
センターが調査をしている「漫湖」とは?
漫湖は那覇の中心地から近い都会の中にある湿地で、約200種の鳥やカニなどが生息しています。絶滅危惧種のクロツラヘラサギやセイタカシギなどの鳥を観察できるおすすめスポットで、貝やカニなどの底生生物が豊富にいます。100羽以上のムナグロやハマシギなどの群れを見られて、夏の干潮時には干潟を埋め尽くす大量のカニを見られます。
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重要な水鳥の生息地として「ラムサール条約」にも登録
漫湖は自然保護が目的のラムサール条約に登録されているスポットで、渡り鳥などの水鳥の生息地の保全を条約で義務づけられています。ラムサール条約とは湿地の生態系を守るための国際条約で、正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。2018年現在、ラムサール条約に登録されている日本の湿地は52ヶ所あります。
「常設展示室」で漫湖の生態系に迫ろう
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漫湖水鳥湿地センターの1階にある常設展示室では、漫湖の自然と歴史がわかる映像を、80インチの大型ディスプレイで見られます。漫湖の生態系がわかるジオラマもあって、ノコギリガザミ、クロツラヘラサギなどの縮小模型が展示されています。漫湖の生態系やうつりかわりを、イラストや写真で説明しているパネル解説もあります。
望遠鏡で湖を観察できる「観察展望室」
漫湖水鳥湿地センターの観察展望室には、4台の望遠鏡が設置されています。いつでも自由に使える望遠鏡で、漫湖の景色を楽しめます。バードウォッチングにおすすめの望遠鏡で、じっくりと鳥を観察できます。鳥の種類を知りたい時には、観察展望室のすぐ隣にある図書コーナーで、閲覧のみ可能な鳥の図鑑などで調べられます。
生き物たちをすぐそばで見られるかも!「木道」を散策してみよう
漫湖水鳥湿地センターの1階にあるテラスからは、マングローブ林の中を歩いて抜けられる木道に行けます。マングローブ林の中の木道からは、ミナミトビハゼやカニなどの底生生物を見られます。木道は水鳥を間近で見られる人気ポイントで、渡り鳥シーズンの秋から冬の時期には、水鳥を観察できるおすすめポイントになっています。