【北海道】日本最北端の城下町・松前の定番観光スポット５選

■松前城

松前の観光スポットの最初におすすめしたいのは「松前城」。日本最後の日本式城郭であり、松前藩初代藩主の松前慶広が福山城として築いた日本最北の城。昭和16年（1941）に国宝に指定。一度は焼失したものの、町民の願いによって現在の天守閣が再建されています。内部は松前藩に関する文化財を展示する資料館となっており、歴史の名残りを感じられます。桜の名所としても名高い松前城。美しい桜とともに歴史に思いを馳せてみませんか。

■桜見本園

次に紹介する松前の観光スポットは「桜見本園」。松前城跡近くの「里桜の街道」の途中にある公園。「さくら名所100選」にも選ばれる桜の名所で、桜の種類が多いのが特徴です。約140種もの桜が咲き誇り、花びらの形や色合いなど微妙に趣の異なる満開の桜は圧巻。訪れる人の心を奪います。早咲き遅咲きがあり、約一か月もの長い期間次々と花を咲かせるのも魅力的。桜を存分に楽しめる、まさに「生きた桜の図鑑」です。

■寺町

続いておすすめの松前の観光スポットは「寺町」。松前城北側の周辺、江戸時代には20を超える寺院が軒を連ねた寺町です。明治維新の戦乱でほとんどが焼失し、現在は法源寺、法幢寺、龍雲院、光善寺、阿吽寺の5つの寺と松前家基地だけで成り立っています。今でも随所に松前藩らしい城下町の面影を残し、北海道の鎌倉ともいわれる風情を見せています。城周辺とは違った趣が人気のおすすめスポットです。

■松前藩屋敷

続いておすすめの松前の観光スポットは「松前藩屋敷」。幕末期の松前の町が再現されたテーマパーク。奉行所や廻船問屋、武家屋敷、商家、番屋など14棟の建物が点在しています。武将の格好をして歩くことができ、鎧兜、甲冑、刀、槍など選び放題で、着付けもかなり本格的。江戸時代の情緒たっぷりの日本建築のなかで素敵な記念写真を撮ることができます。まるでタイムスリップしたような気分を満喫できます。