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【イギリス】王立植物園キューガーデン観光まとめ|ロンドンの広大な世界遺産!

ロンドンの世界遺産キューガーデン(Royal Botanic Gardens, Kew)は、東京ドーム約28個分の広さがあるイギリス王立植物園です。有名な温室やバラ園、まるで日本にいるかのような日本庭園など、キューガーデンの魅力をご紹介します。

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世界で有名な植物園の一つ!キューガーデン

ロンドンの南西部にあるキューガーデンは、膨大な植物のコレクションを所蔵している世界で有名な植物園の一つ。250年以上の歴史があり、世界中の植物の研究を行っています。

膨大な植物のコレクションがあるイギリス王立植物園

キューガーデンの広さは132ヘクタール、東京ドーム約28個分の広さです。公園内には、世界の温室のモデルになったパームハウスとテンペレートハウス、空中の散歩道ツリートップウォークウェイや蜂の巣のオブジェであるザ・ハイブ、ボタニックアートが楽しめるギャラリーなど、植物や自然が身近に感じられる施設や設備がたくさんあります。膨大な外来植物のコレクションがあり、世界的に有名な植物の研究機関でもあります。2016年には世界の植物の現状レポートが初めて発行されました。キューガーデンの入り口は、キュー・ブリッジ駅から0.8kmのエリザベスゲート、キュー・ガーデンズ駅から0.5kmのヴィクトリアゲート、リッチモンド駅から1kmほどの距離にあるライオンゲート、有料駐車場があるブレントフォードゲートの4つがあります。

1759年設立!250年以上の歴史がある植物園

キューガーデンの歴史は、1759年にオーガスタ王女がキューの遊園地内に植物園を設立したところから始まります。設立以来、キューガーデンでは2万5,000種類以上もの植物を栽培し、研究に役立ててきました。近年では、2008年に空中の散歩道ツリートップウォークウェイができたり、2016年に蜂の巣をオブジェにしたザ・ハイブができるなど、歴史的建造物と近代的な設備が混在する植物園です。キューガーデンは2003年に世界遺産に登録され、2009年には250周年を祝うイベントが行われました。

キューガーデンを見学するには

キューガーデンのチケット購入や予約は公式サイトからできます。公式サイトの場合、チケットは大人一人£12.50、16歳から24歳までの若者は£5.75、4歳から15歳までの子供は£3.50です。(2019年12月13日時点)チケットの金額は時期などにより変動します。また、オプションでガイドブックを申し込むことができます。

家族連れはファミリーチケットが選べます。ロンドン滞在中に何度も訪問したい場合は、1年間有効のメンバー制度もオススメ。
クリスマスは早くからチケットが完売してしまうので、希望する場合は事前にメーリングリストに登録してクリスマスのチケット情報を早く得る必要があります。

ロンドンの主要な観光地が60以上入場できるロンドンパスは、キューガーデンもファストパスで入場することが可能。ロンドンパスのチケットは公式サイトやイギリス政府観光庁のオンラインショップから購入できます。キューガーデンでは、入場料を払っていれば誰でも参加できる1時間の英語のウォーキングツアーが1日に2回あります。研究活動や歴史、著名な建築家によって設計された建物についてなど、キューガーデンの詳しい説明を聞くことができるので、英語が苦手ではない方にはオススメです。

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世界遺産キューガーデンの見どころ

キューガーデンで特に人気があるスポットは、世界の温室のモデルになったパームハウスとテンペレートハウスです。テンペレートハウスは、2018年に5年間の修復を終えて再オープンしました。

キューガーデンで最も有名なパームハウス

1848年に完成したパームハウスは、鉄と手吹きガラスで造られた巨大な温室です。ヴィクトリア朝時代の貴重なガラス建築として、歴史的価値のある建造物です。パームハウスには熱帯雨林の植物が世界各地から集められ、ジャングルのような雰囲気があります。コレクションされている植物の多くは、実際には絶滅の危機にさらされたり、すでに絶滅してしまったものもあるそうです。2009年のキューガーデン250周年の記念に造られたパームハウス裏のバラ園は、観光客に人気のスポット。5月中頃から6月中頃にかけてと、9月から10月頃にバラを楽しむことができるのでオススメです。パームハウスはヴィクトリアゲートの近くにあります。

ガラス建築の大きな温室テンパレートハウス

豪華なエントランス装飾など、建物の構造が美しいテンパレートハウスは、1859年に建てられました。ヴィクトリアゲートとライオンゲートの間にあります。テンパレートハウスは、世界でも特に大きなヴィクトリア朝の温室といわれています。2018年には5年間の修復を終えて再オープン。160年ぶりに花を咲かせたアフリカのプロテア、世界でも特に長いといわれているチリ産のワインパームなど、貴重なコレクションがあります。

プリンセス・オブ・ウェールズ・コンサヴァトリー

ダイアナ元皇太子妃が大事にしていた温室、プリンセス・オブ・ウェールズ・コンサヴァトリー。三角形の屋根が重なり合うように見える外観は、独特のデザインをしています。1987年にオープンした温室は、10の気候の部屋に分かれ、世界各国のサボテンや食虫植物、睡蓮など数多くの植物が展示されています。睡蓮のピンクの花が咲く頃に訪問するのもオススメです。エリザベスゲートの近くにあります。

蜂たちの生態の秘密が発見できるザ・ハイブ

蜂の巣を再現して作られた大きなオブジェ、ザ・ハイブ。まるで美術館にある芸術作品のような美しいデザインは観光客に人気です。オブジェの下に立つと、蜂たちの生態の新しい発見ができるかもしれません。蜂体験ができる珍しい実験設備もあるので、キューガーデンを観光するならオススメのスポットです。ザ・ハイブは、エリザベスゲートの近くにあります。

空中に設置された散歩道ツリートップ

キューガーデンには、空中から公園の植物が見られるツリートップの散歩道があります。普段は下から見上げることが多い木々を、18mの高さから見る体験は貴重です。木の上にいる鳥やリス、サルが普段見ているような非日常的な景色を見られるのでオススメです。テンパレートハウスの近くにあります。

アートが好きな人は必見!植物園内にあるギャラリー

キューガーデン内には、マリアンヌ・ノース・ギャラリーとシャーリー・シャーウッド・ギャラリーの二つの人気のギャラリーがあります。どちらのギャラリーもヴィクトリアゲートの近くです。1800年代に活躍したイギリスの植物画家マリアンヌ・ノースは、世界各国を回って植物を描きました。マリアンヌ・ノース・ギャラリーには、それらの絵画800点以上が展示されています。日本で描いた絵もあります。シャーリー・シャーウッドは1933年生まれのイギリスの作家・植物学者。シャーリー・シャーウッド・ギャラリーはボタニカルアートのみを専門とするギャラリーで、現代植物アートを楽しむことができます。

ロンドンにいることを忘れてしまいそうな日本庭園

1910年ロンドンで開催された日英博覧会で出展されていた勅使門や枯山水庭園など、日本の風情が感じられるエリアがライオンゲートの近くにあります。勅使門は京都の西本願寺唐門を5分の4に縮小して複製したもので精巧です。日本庭園には手水鉢や灯篭などがあり、ロンドンにいることを忘れてしまいそうなぐらい美しく整備されています。また、日本の八重桜や民家もキューガーデンで楽しむことが可能。ロンドンで見る日本庭園は新しい発見があるかもしれません。ロンドン観光に疲れた時にもオススメのエリアです。

お土産用にオリジナルグッズが買えるギフトショップ

ギフトショップでは、様々な植物をモチーフに、キューガーデンの名前が入ったオリジナルの小物やカップなど、素敵なアイテムがたくさんあります。センスのよいデザインは、自分用だけではなく友人や家族へのお土産にもぴったり。オススメは、ヴィクトリアゲートの近くにある大きなギフトショップです。

観光に必要な所要時間

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キューガーデンの観光は、4時間以上予定しておいた方がいいでしょう。目的の施設だけを見るなら4時間以内で回ることも可能ですが、敷地が広くずっと歩き回ると疲れてしまうため、ガーデン内のカフェなどで適度な休憩が必要です。広大な敷地を効率よく回るには、事前に公式サイトなどからガーデン内のマップを調べておき、回るスポットを計画してから行った方がいいでしょう。ガーデン内を走るトレインを利用するのもオススメです。

ヒースロー空港からキューガーデンまでの行き方

ヒースロー空港のヒースローターミナル2&3の駅から、コックフォスター方面行きの地下鉄に乗り、バロンズコートから6駅でキューガーデンズ駅に到着します。ヒースロー空港から1時間弱ほどです。ロンドンの中心部からは、電車でおよそ1時間かかります。

キュー・ガーデンズ(キュー王立植物園)

イギリス / ロンドン

Kew Rd TW9
gardens 9.30am-6.30pm Mon-Fri, to 7.30pm Sat & Sun Apr-Aug, 9.30am-6pm Sep & Oct, 9.30am-4.15pm Nov-Feb, glasshouses 9.30am-5.30pm April-Oct, 9.30am-3.45pm Nov-Feb
http://www.kew.org

キューガーデンと合わせて行きたい!リッチモンド公園

キューガーデンから車で20分ほどの場所に、観光客に人気のリッチモンド公園があります。リッチモンド公園はロンドンでも特に広い王立公園で、広大な敷地内では野生の生物や木々が楽しめます。特にアカシカとダマシカが約600頭生息しており、公園内を自由に歩き回っています。

1847年に当時の首相だった、初代ラッセル伯爵の邸宅として使われていた公園内のペンブロークロッジが、現在は人気のあるレストランや結婚式場になっています。ペンブロークロッジでは、テムズ峡谷の素晴らしい景色を見ながら食事やカフェを楽しむことができます。公園内は広いので、歩き回って疲れた時に休むのにオススメです。

リッチモンド・パーク

イギリス / ロンドン

Richmond Park Richmond-upon-Thames TW10 5HS, England
+44 300 061 2200
https://www.royalparks.org.uk/parks/richmond-park

キューガーデンに行くならロンドン観光もできるツアーがオススメ

キューガーデンに行くなら、ウィンザー城などロンドンの人気観光スポットと、キューガーデンが観光できる現地のツアーがオススメ。ツアーなのでロンドン市内の交通手段を自分たちで調べる必要がなく、効率的に観光することができます。また、広いキューガーデン内も案内してもらえるので、迷わずに回ることができて安心です。

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