【ハワイ】マウイ島・ホノルル美術館｜ハワイの歴史を美術品鑑賞で体験する

ホノルル美術館にはハワイにまつわる幅広いコレクションが5万点

ホノルル美術館は、ハワイ最大級の美術館です。ハワイの歴史に関する美術品を中心に、なんと5万点に及ぶコレクションを誇っています。ハワイに来たら常夏を楽しむことが中心になりがちですが、ハワイ通ならビーチやショッピング以外にもハワイの魅力を体験しておきたいもの。そのひとつとして紹介したいのが、ホノルル美術館です。ハワイをもっと詳しく知るためのさまざまなきっかけが、この美術館を見学することでさらに得られることでしょう。

ハワイの歴史や文化にまつわる作品の中には、一見ハワイとは関係が薄いと思われるような、西洋絵画の巨匠たちの名画もあったり、日本の伝統的な芸術である浮世絵の有名な名匠の作品も収められたりしています。コレクションの中には、アジアのさまざまな文化の美術品、アフリカやオセアニアの印象的な作品、南北アメリカやヨーロッパの作品などもあり、ハワイがいろいろな文化から、たくさんの影響を受けてきていることを垣間見ることができます。

ホノルル美術館はハワイの子たちのための美術館

ホノルル美術館のファウンダー(設立者)であるクック夫人は、ハワイが、アメリカ、日本、中国、フィリピン、さらにはヨーロッパのさまざまな文化を見事に調和させた文化を持っていることに注目しました。世界の芸術の中心的な発信地から遠く離れているこのハワイの地でも、子どもたちがハワイ文化のルーツとなっている、一流の芸術に触れる機会を持てるようにしたいという思いも持っていました。そこで、1927年に自宅をホノルル美術館として開放し、さまざまな美術品コレクションを個人的に増やしていくようになりました。その後、美術館が購入したもの、寄贈されたものによってたくさんのコレクションが集まり、5万点もの美術品を展示するまでになっていったのです。

リーズナブルな入場料で落ち着いたハワイを楽しむ

ホノルル美術館は、リーズナブルな料金で落ち着いたハワイの魅力を楽しめることで人気のスポット。入場料は、大人20ドル、18歳以下ならなんと無料で入館することが可能。家族でビーチを楽しんだ後に訪れるスポットとして最適といえるでしょう。また、カフェやショップ、併設の図書館のみの利用だけなら、大人でも無料で入場できます。さらに、JCBで入場料を支払う場合には半額の10ドルになるという特典があるので、利用しない手はありませんね。ホノルル美術館は、月曜が休館日となっているので、間違えないようにしましょう。

＃ 無料イベントでお得に楽しむ

ホノルル美術館には、なんと無料で入館できる日が設定されています。第1と第3水曜日が無料入館日ですから、ハワイ旅行の日程に合わせて計画するようにしましょう。また、毎月第3日曜日も無料入館日です。この日は「バンク・オブ・ハワイ ファミリーサンデー」と名付けられていてファミリー向けのイベントが開催され、子どもたちもホノルル美術館の魅力を楽しめるようになっています。

さらに、毎月最終金曜日の午後6時から9時までの時間帯には、「アート・アフター・ダーク」というイベントが開催され、入場料が半額の10ドルとなります。このイベントの日には屋外スペースでパーティーが開催され、毎回のテーマに沿ったダンスや演奏などのいろいろなプログラムが披露されます。バーなども出店されていて、大人向けのイベントの趣きがあります。パーティーの間も美術品の展示スペースにも足を運ぶことができますから、お得に利用できそうですね。

ホノルル美術館の3つの魅力

テーマを持ったいくつもの庭園

ホノルル美術館で楽しみたいポイントのひとつは、庭園の美しさです。各ギャラリーをつなぐ回廊が、庭園となっています。それぞれの庭園にはテーマがあり、チャイニーズ風、地中海風などの雰囲気を、ハワイの日差しとともに楽しむようになっています。それらの庭園自体がアートとして鑑賞できるポイントなのです。SNSにアップさせるフォトを撮るのに人気のスポットともなっています。

併設カフェでもくつろげる

ハワイで過ごす休日にプチ贅沢感を与えてくれるのが、ホノルル美術館にあるおしゃれなカフェです。このカフェだけの利用なら、入場料が不要です。地元の方々もこのカフェでくつろぐことを好むとても人気のカフェなので、訪れる際には、事前に予約をしておいた方が間違いないでしょう。テラス席から眺められるハワイ的な開放的な雰囲気もよいですし、屋内席のおしゃれな調度品などに囲まれた空間でくつろぐのもよいでしょう。

ボランティアガイドの館内ツアー

ホノルル美術館にも、ドーセント(美術館などの展示内容について解説するスタッフ)のグループがあり、館内の展示品などの見どころを丁寧に案内してくれます。どういった展示品を紹介してくれるのかは、それぞれのドーセントスタッフによって異なりますが、それぞれが豊富な知識を持っているので、ハワイ文化への見識を十分に深めることができるでしょう。日本語でツアーしてくれるドーセントも在籍していますから、安心してお願いできます。ドーセントによるツアーができるのは午前中だけですから、よく計画しておきましょう。

広い敷地のホノルル美術館見学は2時間から

ホノルル美術館の敷地はとても広く、5つのテーマのギャラリーをざっと見学するだけでも、2時間程度かかるでしょう。ドーセントのツアーも2時間かかりますが、すべての展示を紹介してくれるわけではありません。特に見たいテーマのギャラリーがあるなら、午前中のうちにドーセントの方にいろいろ尋ねておいて、午後からのフリーの見学の際にじっくり鑑賞することもできます。

ホノルル美術館へはバスでも簡単にアクセス

ホノルル美術館へのアクセスには、「The Bus」を使うのが便利。2番や2L番のバスに乗ってホノルル美術館前まで行きましょう。高頻度で運行されているバスなので、時刻表を気にすることなく乗れるはずです。

旅行代理店が運航しているいろいろなトロリーバスでもホノルル美術館にアクセスできます。HISのツアーなら「レアレアトロリー」が使えます。13路線あり、どんな観光スポットにも簡単にアクセスできるサービスで、どこにいたとしてもホノルル美術館に連れて行ってくれるでしょう。JTBのツアーなら「オリオリウォーカー」が使えます。

シャングリラ邸を見学

オアフ島のシャングリラ邸は、ホノルル美術館とセットで見学できる人気ポイントです。シャングリラ邸の内部の見学ツアーは、ホノルル美術館が主催するツアーからしか行けないことになっているので、ホノルル美術館に来たら、シャングリラ邸にもぜひ行ってみてください。

シャングリラ邸は、大富豪の超豪華な邸宅として建設されました。ホノルルの市街地のはずれにある超高級住宅地区にある邸宅で、芸術に造詣の深い所有者が、ハワイにマッチした建築の究極を追い求めた建物として完成させました。すべての調度品にこだわりを持ち、極めて豪華に仕上げられているため、どこからみてもラグジュアリーな造りに息をのむことでしょう。

ハワイを満喫するには特典がたくさんあるツアーを選択

ハワイへの旅行は、大手の旅行代理店が運営するツアーで行くと、それぞれが自前で運営しているトロリーなどの交通機関を無料で使える特典がついているなど、かなりお得にハワイでのステイを満喫できるように工夫がなされているのでおすすめです。

ハワイへのツアー内容は、多岐にわたります。ハワイのそれぞれの島のいろいろな魅力に触れあえる周遊ツアーもあったり、年配の方がいても安心して楽しめるゆったりした時間配分ができるツアーもあったり。それぞれの状況や好みに合わせて、自由にツアーをアレンジできそうです。

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