中国四川省北部の九寨溝(きゅうさいこう)は、世界遺産にも登録されているチベット族自治州にある自然保護区です。チベット人の村(山寨)が9つあるのが地名の由来で、原生林の周りに100個以上の湖や瀑布があり、深く澄んだ青い湖で有名です。また、九寨溝から3000m以上もの峠を越えたところにある黄龍(こうりゅう/おうりゅう)も有名で、石灰岩層からなる湖が棚田状になり、龍の鱗のように見えることでから名付けられました。2003年に四川九寨黄龍空港が開港したことにより観光客が増え、九寨溝へ続く省道301号沿いにホテルも増えました。いずれもシンプルな造りで必要最小限の物しかそろっていませんが、安くで泊まれます。その中でも一泊4000円以下の格安ホテルを紹介します。
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九寨溝のホテル事情
九寨溝の主要宿泊エリア
九塞溝は標高4500mの山に囲まれた、住民以外はほとんど立ち入ることのなかった地域でした。しかし専門家の調査によって、1984年には景勝区に指定され、1992年にはユネスコの世界遺産に登録されました。湖の青い水・木々の緑など豊かな彩色が人々を魅了しています。九塞溝の名勝区入り口付近に数多くのホテルが並んでいます。5つ星クラスのホテルからユースホステルまであります。
九寨溝へのアクセス
九塞溝国家級風景名勝区の南120kmの場所に九塞黄龍空港があります。この空港に到着したら、空港と九塞溝を往復するリムジンバス(所要時間2時間)が待っていますが8人集まらないと出発しないため、急ぐのであればタクシーを利用した方がいいです。成都からバスで約11時間かかり、九塞溝バスセンターまで行くことができます。
九寨溝の主要観光地
見どころは、なんといっても九塞溝国家級風景名勝区です。100を超える湖や湿地・滝、透き通るような水や季節に応じて色づく木々の葉など多くの人々が惹きつけられます。樹正溝景区・日則溝景区・則査窪溝景区ののエリアそれぞれにおすすめスポットがあり、海のように真っ青な湖やところどころにある展望台からは、上から景色を見渡すことができます。
九寨溝の名物・グルメ
四川省を代表する観光地なので、食事には不自由しません。チベット料理を味わうのであれば、チベット族の主食ツァンパと一緒にヤクか羊の肉を堪能するのがおすすめです。他にもうどんや餃子など日本でも馴染みの深い料理が並びます。九塞溝入り口付近には、屋台で串焼きを食べたり手頃な食堂や高級なレストランもあります。中華料理のお店も多数あります。
九寨溝観光の注意点
九寨溝観光で気になる治安情報
九塞溝は観光客が昼夜問わずとても多く、治安は良いです。現地は英語を話せない人がほとんどですが、ホテルのフロントなどでは英語が通じます。人込みが多いところでは、スリなどの被害もあるので注意してください。日本にいる感覚で荷物をイスの上に置いたまま、席を外すなどということはしないでください。ぼったくりの可能性もあるため、レストランの呼び込みにも注意してください。
九寨溝観光で知っておきたい物価事情
観光客が多く訪れる観光地なので、物価は中国の中でも少し高いようです。九塞溝までのバスと入場料を合わせると4960円かかります。中国国内でも経済的発展やガソリン代の値上げなどで、年々料金が上昇してきているので、仕方ないかもしれません。九塞溝には日本円と両替できる場所がありませんので、前もって両替することをおすすめします。