【ソウル】韓国の今昔アートの世界に浸ることができる美術館５選

ソウルは芸術の街です。1998年、ソウルの都心にある徳寿宮石造殿西館が国立現代美術館の分館「徳寿宮美術館」として開館、近代美術を堪能できる人気のスポットになりました。また国立現代美術館は2013年、過去に国軍機務司令部が使っていた鍾路区（チョンノグ）昭格洞（ソギョットン）の敷地に、新しく国立現代美術館ソウル館がオープンしました。ソウル館は、展示アイデアや建築設計を公募で選んだ、人々にとって身近な美術館です。ほかにも、散歩のついでに立ち寄りやすい美術館や、若者文化にスポットを当てた美術館、古美術作品を多く収蔵している美術館など、ソウル市内には、さまざまな芸術スポットがあります。旅の途中に足を運べば、韓国の文化をより深く知ることができますよ。ソウルを訪れた人々に、一度立ち寄ってみてほしいおすすめ美術館を紹介します。

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■三星美術館Leeum （リウム）

最初におすすめするソウルの美術館は「三星美術館Leeum （リウム）」。韓国屈指の巨大企業の三星（サムスン）が1965年に三星文化財団を設立して以来、古美術と現代美術作品の収集、展示を行ってきた三星美術館が2004年、ソウルの漢南洞（ハンナムドン）に、8年の歳月をかけ、新たに「三星美術館Leeum」を開館しました。Leeumは、韓国の国宝級の陶磁器、金属工芸品、仏画などに加え、近現代の作品まで、1万5百点以上の芸術作品を収蔵しています。おみやげショップやカフェももちろんあります。

三星美術館Leeum

ソウル市竜山区漢南洞747-18

02-2014-6901、6900

10:30～18:00

月（要確認）

http://leeum.samsungfoundation.org/html_jpn/global/main.asp

■ソウル市立美術館

次に紹介するソウルの美術館は「ソウル市立美術館」。徳寿宮（トクスグン）という韓国を代表する古宮の横にあるのが「ソウル市立美術館」です。市庁舎の奥にひっそりとあり、観光客はあまり訪れないところです。4,000坪の広大な敷地の中には、美術館だけではなく、樹木が茂る石畳の歩道もあり、憩いの場としても使えます。常設展では、伝統的な水彩画などが楽しめます。地下鉄1、2号線市庁駅から歩いて10分です。

ソウル市立美術館

韓国 / ソウル / 貞洞 / 徳寿宮

: ソウル市中区西小門洞37

: 02-2124-8800

: 【3－10月】（平日）１０：００～２０：００／（土日祝）１０：００～１９：００【11－2月】（平日）１０：００～２０：００／（土日祝)１０：００～１８：００

: 毎週月曜日、1/1

: 入場無料　※特別展の場合は有料

: http://www.seoulmoa.org

■国立現代美術館ソウル館

続いておすすめのソウルの美術館は「国立現代美術館ソウル館」。2013年、景福宮近くにオープンした「国立近代美術館ソウル館」。延べ床面積52,125平方メートル、地下3階、地上3階の巨大な美術館で、メディアラボや映画館、セミナー室などまで入っています。写真、工芸、絵画だけでなく、パフォーマンスアートやメディアアートまで、幅広い芸術作品を楽しめます。