【インド】マハーバリプラムの宿泊でおすすめの高級ホテル５選

マハーバリプラムは、南インドのチェンナイから60km南に位置する「遺跡の街」として知られています。ベンガル湾に面し、かつて貿易港として栄えた海岸沿いに、世界遺産に登録されている寺院や遺跡などが数多くあります。海を一望できるロケーションにある「海岸寺院」は、千年以上前に建てられたマハーバリプラムのシンボル的建築です。他に、古代インドの神話的叙事詩が一枚岩に掘られた彫刻が見ごたえのある「アルジャナの苦行」や、近くにある遺跡公園には今にも落ちそうで落ちない岩「クリシュナのバターボール」があり、人気の観光写真スポットになっています。そんな歴史深いマハーバリプラムの宿泊でおすすめの高級ホテルを紹介します。

マハーバリプラムのホテル事情

マハーバリプラムの主要宿泊エリア

タミルナドゥ州のベンガル湾を臨む小さな街・マハーバリプラムの宿泊施設は、海岸近く、有名なクリシュナバターボールや市庁舎の周辺に多く集まっています。価格帯は概ね1,000円以下〜5,000円程度のところが多いようです。記事でも紹介しているプライベートビーチもある5つ星ホテルの「Radisson Blu Resort Temple Bay」は、1泊17,000程度となっています。

マハーバリプラムへのアクセス

マハーバリプラムはタミルナドゥ州の州都・チェンナイ(旧・マドラス)から南に約60km。日本からチェンナイ行きの直行便はありませんので、デリーまたはムンバイ、その他各国の都市での乗り継ぎが必要です。デリーを経由する場合の例を挙げると、日本〜デリーが約10時間、デリー〜チェンナイが約2時間35分となっています。

マハーバリプラムの主要観光地

海外交易の拠点として6世紀以降栄えていたかつての港湾都市マハーバリプラムは砂浜のビーチが続く美しい海岸の町。海岸の周辺には岩山が多く、火成岩の一種である花崗岩を使った数々の石造建築が残されており、世界遺産に登録されています。ベンガル湾に面する海岸沿いに30以上の石窟寺院や石造寺院が点在し、古代から中世にかけての建築様式の変遷が見て取れます。

マハーバリプラムの名物・グルメ

ベンガル湾の小リゾート地・マハーバリプラムには、観光客が集まる海岸の近くにちょっとおしゃれな雰囲気のカフェがあります。インド料理はもちろんパスタやグラタン・卵料理などのコンチネンタル料理がおいしいカフェレストラン「Nautilus」では、天気の良い日に利用できるテラス席もあります。しっかり下味がつけられたフライドチキンや魚のソテーなどが人気。

マハーバリプラム観光の注意点

マハーバリプラム観光で気になる治安情報

比較的安全で危険なエリアはありませんが、若者をはじめとするグループによる、お祭りや酔った上でのトラブルがごくまれにあるようです。さほどしつこくはありませんが、物売りもあるようです。特に治安の面で心配なところはないのですが、海外ですので、念のため気を抜かずに注意しすぎるくらいの心持ちがちょうどよいかと思われます。

マハーバリプラム観光で知っておきたい物価事情

物価は州都チェンナイに比べて安いといわれています。ただしマハーバリプラムでの遺跡には入場料が「外国人は250ルピー、インド人なら10ルピー」という表示がされているところがあるようで、外国人価格というものがあるようです。一般的には、街の中で飲むコーヒーが約15円、レストランのチャーハンが約140円、マッシュルームカレーが約180円、2リットル入りペットボトルが約30円など、かなり安いといえます。

マハーバリプラムのおすすめホテルを紹介！

■グランデ ベイ リゾート アット マハバリプラム（Grande Bay Resort at Mahabalipuram）

最初におすすめするマハーバリプラムで宿泊したい高級ホテルは「グランデ ベイ リゾート アット マハバリプラム（Grande Bay Resort at Mahabalipuram）」。世界遺産の海岸寺院から1kmほどのところにある、海沿いのリゾートホテルです。アルジャナの苦行やクリシュナのバターボールなどの名所も徒歩で行くことができ、観光に便利な立地です。施設内には屋外プール、コーヒーショップ、バーなどがあり、ホテル内でも十分楽しめます。レストランでは、波の音を聞きながらシーフードを味わえるのも魅力です。スタッフも親切に対応してくれると好評です。

■コンフルエンス バンケッツ アンド リゾート（Confluence Banquets and Resort）

2番目におすすめするマハーバリプラムで宿泊したい高級ホテルは「コンフルエンス バンケッツ アンド リゾート（Confluence Banquets and Resort）」。静かな立地にあり、とてもリラックスできると好評のホテルです。周辺には、ビーチや海岸寺院、アルジャナの苦行などの人気の名所もあり、観光にも便利です。敷地内にはプール、ジム、バーラウンジ、また子供向けのアクティビティもあり、ファミリーでも楽しめます。さらに、会議室や宴会場もあるため、ビジネスでの利用も可能。スタッフの温かいおもてなしも魅力です。

■ チャリオット ビーチ リゾート（Chariot Beach Resort）

次に紹介するマハーバリプラムで宿泊したい高級ホテルは「 チャリオット ビーチ リゾート（Chariot Beach Resort）」。プライベートビーチがあるリゾートホテルです。ビーチでゆっくり過ごしたり、また館内ではフィットネスやスパ（事前予約要）なども利用できます。さらにプール、バーベキュー、テニスコートなどのアクティビティ施設があるので、ファミリーや大人数での滞在も楽しく過ごせます。人気のアルジャナの苦行やガネーシャラタも近くなので、観光にもおすすめです。