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■プラド美術館(Museo Nacional del Prado)
最初におすすめするマドリードの観光地は「プラド美術館(Museo Nacional del Prado)」。マドリード観光で欠かすことのできない定番の観光スポットでもあり、世界3大美術館のひとつにも数えられるプラド美術館は、西洋美術好きならば一生に一度は訪れておきたい美の殿堂です。
19世紀はじめに一般向けに公開されたプラド美術館は、歴代のスペイン王たちが収集した膨大な数のコレクションを母体とする王立美術館であり、収蔵されている3万点以上の作品はどれも美術史上の名品ばかりです。
絵画作品だけでも8千点を超えるプラド美術館の見学には、少なくとも1日は必要です。しかし、時間がそこまで取れない人にも必ず観てほしいのが、「スペイン絵画の3大巨匠」と呼ばれる、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの作品です。色鮮やかでダイナミックなエル・グレコの宗教画には圧倒され、宮廷画家としての名声をほしいままにしたベラスケスの代表作「ラス・メニーナス」の前ではその不思議な世界に引き込まれ、そして、ゴヤが描いた「裸のマハ」のその魅惑的な微笑みには胸がドキドキししまうはずです。
他にも、ティツィアーノ、ヒエロニムス・ボッシュ、ルーベンスなど、イタリアやフランドルの優れた絵画作品も多数展示されているので、時間が許す限り思う存分芸術鑑賞を楽しんできてください。
プラド美術館
スペイン / マドリード
- C/ Ruiz De Alarcon 23, 28014 Madrid, Spain
- +34 913 30 28 00
- 10:00-20:00 ※日は10:00-19:00
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■ソフィア王妃芸術センター(Centro de Arte Reina Sofia)
続いておすすめのマドリードの観光地は「ソフィア王妃芸術センター(Centro de Arte Reina Sofia)」。プラド美術館と並んで旅行者に人気が高いのが、20世紀の現代美術を集めた美術館です。明るく開放的な雰囲気の広い館内には、ピカソ、ダリ、ミロ、ファン・グリス、タピエスなどの作品の他、シュールレアリスム、ポップアートなどが並び、あらゆるジャンルのモダンアートを堪能できます。
こちらの美術館の目玉は、なんといってもピカソの代表作「ゲルニカ(Guernica)」。縦349cm、横777cmという非常に大きなキャンバスに描かれたこの作品は、スペイン市民戦争が勃発した翌年の1937年4月26日に起きた、バスク地方の小さな町ゲルニカがドイツ軍によって爆撃されたという悲惨な出来事を描いています。
ソフィア王妃芸術センター
スペイン / マドリード
- Calle de Santa Isabel, 52, 28012 Madrid, Spain
- +34 917 74 10 00
- 10:00-21:00 ※日は10:00-19:00
- 火
■デスカルサス・レアレス修道院(Monasterio de las Descalzas Reales)
3番目におすすめするマドリードの観光地は「デスカルサス・レアレス修道院(Monasterio de las Descalzas Reales)」。「美術館」ではありませんが、優れた芸術作品が鑑賞できると人気なのがこちらです。
この修道院は、16世紀にフアナ・デ・アウストゥリアが創設した女子修道院であり、王族や貴族の子女が多く在籍したことから、美しいフレスコ画や高価なキリスト教美術を多数収蔵しています。中でも、大階段の間の壁に描かれた17世紀のフレスコ画とバロックの巨匠ルーベンスの下絵によるタペストリーの展示は圧巻です。
なお、スペイン語または英語でのガイドツアーしか実施されておらず、かつ開館時間も非常に限定されているため、見学の際には充分にご注意ください。
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