【長崎】大小152にもなる島々で構成される「五島列島」観光の見所ガイド

■五島列島のおすすめ観光シーズン

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豊かな自然と温暖な気候に恵まれた五島は、基本的に四季を通じてそれぞれの魅力があり観光が楽しめます。なかでも3月から5月にかけての春は非常に過ごしやすい季節です。そして、海水浴が楽しめる夏も県内外から沢山の人がビーチに訪れ活気に満ちています。島には日本一の美しさを誇る高浜海水浴場をはじめ、数多くの人気ビーチがあり、いずれも大満足間違いなしの素晴らしさで、また、五島に古くから伝わる念仏踊り・チャンココも、毎年8月に市内各所で見られます。温暖といっても冬はやはり寒く海が荒れやすいこともあるので、できれば気候の良い時期がおすすめです。

■五島列島に行ったら見ておきたいもの

石田城跡

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最初に紹介する五島列島の情報は「石田城跡」。1863年に黒船の来航に備えて造られた石田城は、城壁の三方を海に囲まれた海城でした。江戸幕府最後に築かれた日本で最も新しいお城でしたが、築城9年にして明治維新とともに解体されています。北の丸跡には五島観光歴史資料館や図書館、文化会館などが建ち並んでおり、二の丸跡には金閣寺を模して造られた林泉式庭園・五島氏庭園が今も残り一般公開されています。また、城址近くには当時のたたずまいがそのまま残る武家屋敷通りがあります。

高浜海水浴場

次に紹介する五島列島の情報は「高浜海水浴場」。日本一の美しさを誇る砂浜を持つ五島を代表する海水浴場です。日本の渚百選や快水浴場百選などにも選ばれており、周りに人工的な建物がなく、ビーチを囲むように連なる深い緑の山々に白い砂浜とブルーの海が見事に映えます。近くの展望台からの景色も素晴らしく、波打ち際の淡い水色から輝く青色、さらに沖合の藍色へと広がる芸術的なグラデーションに魅了されます。さらに水平線を赤く染めながら落ちてゆく夕陽の雄大さにも誰もが心奪われます。

トンボロ

3番目に紹介する五島列島の情報は「トンボロ」。前島と末津島（奥）とを結ぶ帯状の浜で、普段は海によって隔てられている2つの島同士が干渉時になると干上がった海底で繋がります。潮の流れによって小石が堆積し、干潮時には石州ができて歩いて渡れるようになるという珍しい現象であり、景観としての美しさはもちろん、地形学的にも大変貴重なものです。

五島の教会群

4番目に紹介する五島列島の情報は「五島の教会群」。五島列島には江戸時代末期、信仰を守るために故郷を棄て、新天地を求めて海を渡った3000人ものキリシタンが上陸し、信者によって多くのキリスト教施設が造られました。世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の教会や遺跡などのうち4つは五島列島にあります。なお教会には誰でも入ることができますが、信者にとっては大切な祈りの場であり、決して観光施設ではないので、見学する際はきちんとマナーを守ってください。