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■慶良間諸島
最初におすすめする沖縄の平和を学べる観光スポットは「慶良間諸島」。那覇市から西に30～40キロの場所に大小20余りの美しい島々が存在します。それが慶良間諸島です。“ケラマブルー”と呼ばれる透明度の高いサンゴ礁の海は世界でも有数の美しさです。1945年にグアムからの連合国軍沖縄攻略部隊が上陸し、瞬く間に慶良間諸島は攻略されました。数日後には、罪のない人々の集団自決が起きました。現在ののどかな島々の景色からは考えられない惨状が広がっていたのです。
慶良間諸島
- 沖縄県島尻郡渡座間味村
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■渡嘉敷集団自決跡地
2番目におすすめする沖縄の平和を学べる観光スポットは「渡嘉敷集団自決跡地」。慶良間諸島の渡嘉敷島は最も多くの集団自決が行われた地として知られています。実に300人以上もの人々が、手榴弾を爆発させて命を絶ったと言われています。悲劇の舞台となったのは、島の港から山側に向かった先。閉じられたゲートの奥にその跡地が残されています。米軍の攻略作戦を前に、「危機を感じた住民は 『生きて捕虜となり辱めを受けるより死して国に殉ずることが国民としての本分である』として昭和20年3月28日祖国の勝利を念じ笑って死のうと悲壮な決意をした。」と記録されています。
■ひめゆりの塔
3番目におすすめする沖縄の平和を学べる観光スポットは「ひめゆりの塔」。"ひめゆり学徒隊"と呼ばれていた女子学生たちは陸軍病院に動員されました。ひめゆりとは、「沖縄師範学校女子部」と「県立第一高等女学校」の愛称です。ひめゆりの塔では沖縄の戦争で亡くなった、ひめゆり学徒や教師のを慰霊するために建てられた碑です。全国から年間約60万人が訪れるこの塔は、隣接するひめゆり平和祈念資料館と共に、当時の記憶を今なお、若い世代に伝え続けています。
ひめゆりの塔
- 沖縄県糸満市伊原671−1
- 098-997-2100
- 9:00～17:00
- なし
■沖縄県営平和祈念公園
4番目におすすめする沖縄の平和を学べる観光スポットは「沖縄県営平和祈念公園」。こちらの公園には、沖縄戦の写真や遺品を展示した「平和祈念資料館」、沖縄戦で命を落としたすべての人の名を刻んだ「平和の礎」、戦没者の鎮魂と平和を祈る「平和祈念像」など、さまざまなものが建立され、世界の恒久平和を祈念しています。今では国内外からの観光客や修学旅行生も多く訪れる場所です。休日にはピクニックを楽しむ家族連れの姿も見られます。観光やバカンスで沖縄に行く人たちも必ず一度は訪れるべき場所です。
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