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<目次>
■イグアスの滝の概要
■イグアス国立公園内の見どころ
■イグアスの滝で出会える動物
■イグアスの滝の観光シーズン
■イグアスの滝へのアクセス情報
■イグアス国立公園の入園料および園内での移動手段
■イグアスの滝周辺の宿泊情報
■イグアスの滝の概要
イグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルの国境にまたがるイグアス国立公園内にあります。広さ2256㎢にもおよぶ熱帯雨林がひろがっており、2000種以上のシダ、4種のネコ科の動物や400種を超える鳥などが生息しています。1983年にアルゼンチン側が、86年にブラジル側が世界自然遺産に指定されました。
世界三大瀑布
に数えられるイグアスの滝。
あとの2つは、アメリカとカナダの間にあるナイアガラの滝(Niagara Falls-幅305m、落差51mのアメリカ滝/幅900m、落差48mのカナダ滝)と、アフリカのザンビアとジンバブエ国境にあるヴィクトリアの滝(Victoria Falls-幅1700、落差150m、モシ・オア・トゥニャMosi-oa-tunya)です。
「イグアスの滝」と呼ばれているため、ひとつの滝のように思えますが、実は全部で275の滝がUの字の形に集まってできています。
イグアス川が大きく曲がってパラナ川に流れ込む手前にあり、雨季には毎秒6万5000t、1分間に390万tの水が流れ落ちています。これは、東京ドーム(144万㎥)2.7杯分であり、幅は2700m、落差は最高で80mもあります。
アルゼンチン側では、有名な"悪魔の喉笛"をはじめとした迫力のある景色と、鮮やかな蝶や虹を一緒に見られます。ブラジル側では水のカーテンと言われる長さのある滝が特長。
周辺には滝を見るために設けられた橋の遊歩道があるので、滝の間近に寄ることができ、毎秒7000tのもの大迫力の水煙を肌で感じられます。そのほかアクティビティを楽しめる現地ツアーなどもあり自然の魅力をたっぷりと味わえます。
イグアスの滝にまつわるエピソード
「Poor Niagara!(かわいそうなナイアガラ!)」
アメリカのエレノア・ルーズベルト元大統領夫人が、この滝を見てつぶやいたというエピソードが残っています。ナイアガラの滝の倍ほどもあるイグアスの滝を見てしまったら、思わずこう言葉にしてしまうのかもしれませんね。
■イグアス国立公園内の見どころ
悪魔の喉笛
大小合わせて275もある滝のなかでも最奥部に位置し、最大落差80mの巨大な滝が 「悪魔の喉笛(Garganta del Diablo)」 と呼ばれています。水が流れ落ちる轟轟とした重低音がまるで悪魔の唸り声のように聞こえることからきています。
シルクイト・インフェリオール
滝の下流を歩く遊歩道で、崖の下まで行き滝を見上げられます。ジャングルの中を抜ける登山感覚の道で、あちこちに道が伸びているので迷わないように注意が必要です。また、木々の間からも滝を見られます。所用時間は1時間~1.5時間ほどです。
シルクイト・スーペリオール
滝を上方から見る遊歩道で、アップダウンが少ないので歩きやすいコースとなっており、所用時間1時間ほどで歩いてこれます。6つの大きな滝が見られるビューポイントや、トレイルに入る前に灯台型の展望台があるなど、滝や周辺の景色が楽しめます。
サン・マルティン島
イグアスの滝の中州、シルクイト・インフェリオールを下りた所に川があり、無料の渡し船に乗って対岸にあるサン・マルティン島(Isla San Martin)に行けます。島には小さな滝があり頂上から見下ろすほか、滝壷に飛び込むのも人気です。
ボートツアー
公園内のアクティビティで一番人気のツアーで、イグアス川をゴムボートでクルーズします。悪魔の喉笛を下から見られるほか、別のクルージングコースでは悪魔の喉笛の上流を行くこともできます。びしょぬれになるので防水対策に加え、着替えは必須です。
ビジターセンター
イグアス国立公園には入場してすぐの所にビジターセンターがあります。先のボートツアーをはじめ、各種ツアーの予約はビジターセンターで行えます。また、イヴィラ・レタというイグアスの歴史や自然についての展示施設もあります。
トレン・エコロヒコ
エスタシオン・セントラルから観光列車に乗り換えて公園の奥に進めます。この列車は、窓がないオープンスタイルなので、開放感があり公園内のジャングルを間近に見られます。運が良ければ珍しい動物にも見られるでしょう。
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■イグアスの滝で出会える動物
トゥカーノ
トゥカーノはブラジルの国鳥で、大きな黄色いくちばしに白い顔が特長的です。名前を知らなくても見たことがある人も多いと思います。そのかわいらしい姿から日本でも人気の鳥ですが、その大きな嘴から日本名を「オニオオハシ」と言います。
ハナグマ
縞々の長いしっぽがチャーミングポイントのハナグマ。アライグマに似たかわいらしい見た目ですが、性格はとても凶暴で、追い払う専門スタッフがいるほどです。食べ物に敏感なので奪われないように注意しておきましょう。
このほかにも、ピューマやオセロットなどのネコ科の動物や、美しい色合いをしたたくさんのチョウが生息しています。
■イグアスの滝の観光シーズン
イグアスの滝は基本的に1年中観光できますが、おすすめは水量が増える8~12月です。水量が増すと共に迫力も増すうえ、虹が見られるチャンスも増えます。
満月の夜には、闇に浮かび上がるような虹が見られることもあり、非常に神秘的な光景が広がります。その虹には命を蘇らせ、見た人は幸せになれるという伝説もあるという話を聞けばますます見てみたくなりますよね。
夏は気温も湿度も高く、11~3月は30度を超えるので半袖がおすすめです。
■イグアスの滝へのアクセス情報
難易度:★★★☆☆(町まで行けば何とかなります)
イグアスの滝へはアルゼンチン側とブラジル側のどちらからでも行けますが、今回はアルゼンチン側からの行き方を紹介します。
ブエノスアイレス郊外のエセイサ国際空港から国内線でプエルト・イグアス空港まで約2時間。1日10便が出ています。空港からは約18kmで、タクシーで20分程で着きます。プエルトイグアスの街に先に行った場合は、街から30分程です。
イグアス国立公園に入園したら観光列車で終点まで行き、そこから1kmほど遊歩道を進むと滝に到着します。列車の所用時間は15分ほどで、30分間隔で運転しているので、時間にシビアになりすぎる必要はありません。
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イグアスの滝1日観光ツアー<プエルト・イグアス発/英語>
- 毎日開催 所要時間:9.5〜10.5時間(送迎あり)
- 料金:USD 19/1941円(2016年8月9日算出)
■イグアス国立公園の入園料および園内での移動手段
イグアス国立公園の入園料は$330です。
園内には全長3.7kmほどになるトロッコ列車(Tren Ecologico de la Selva)があります。料金は入園料に含まれているので乗り放題です。
入り口に近いセントラル駅(EstacióÑ Central)、滝の上や下をたどる遊歩道に近いカタラタス駅(EstacióÑ Cataratas)、1100m離れた悪魔ののど笛に行くガルガンタ・デル・ディアブロ駅(EstacióÑ Garganta del Diablo)があります。終点までは20分ほどかかります。
■イグアスの滝周辺の宿泊情報
アルゼンチン側でイグアス国立公園内に唯一あるホテルが、「シェラトン インターナショナル イグアス リゾート」です。
滝を1日満喫したい人にはアクセスしやすくおすすめで、一部の客室からは滝が見られます。また、自然を体感して疲れた時に最適なスパお用意されており、館内には図書室もあります。天候が良い夜には、満天の星空も楽しめるでしょう。
グラン メリア イグアス
アルゼンチン / イグアスの滝周辺 - ホテル
- 4.3
- [ホテル詳細情報]
- ミシオネスプエルト イグアスParque Nacional Iguazu [ホテル住所]
- チェックイン: 15:00/チェックアウト: 12:00/部屋数: 183
ブラジル側のホテルはこちらでチェック!
イグアス国立公園の情報をGET!
イグアス国立公園の情報は下記でチェックしましょう。
イグアス観光局/Puerto Iguazú Misiónes
- Av Victoria Aguirre N° 337 Puerto Iguazú Argentina
- 54-3757-423951
イグアス国立公園/Iguazu National Park
- Iguazu National Park Argentina
- 54-3757-491469
- 8:00~16:00
- 無休
- 料金:$330/※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています