不思議な“二重螺旋階段”
17世紀に完成した、ロワール古城の中でも最大級の城です。城内には440の部屋と365本の暖炉へとつながる煙突などがあります。16世紀にフランソワ1世の命令で建てられ、アンリ2世とルイ14世が改修し、今の姿になりました。レオナルド・ダ・ヴィンチが考えたとされる、城内の中央にある二重らせん階段が特に有名で、人がすれ違わずに上り下りできる設計になっています。城のあるシャンボール国立公園はパリ市と同じ位広大な公園です。もともと狩猟用に建てられた城なので、公園の敷地内には今でも野生の動物たちが住んでいます。城の中や周辺では、夏の馬術ショーをはじめイベントも開かれています。
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日帰り(半日~1日程度)
・二重らせん階段
・フランソワ1世の住居
・ルイ14世の居室
・川越しの城の外観
・火とかげ(サラマンダー)の装飾
・屋上テラスからの眺め
城入場料金
一般: 11 €
割引: 9 € ※18~25歳、20名以上の団体
※無料対象者: 18歳未満、18~25歳のEU圏国籍者
※割引き、無料対象者は、パスポートなど身分証明者の提示が必要です。
料金
普通車・バイク二輪車: 4€/1日
・中型車・キャンピングカー: 7€/1日、10€/1泊
・大型車・団体バス: 45€/1日
※駐車場営業時間: 朝7時~深夜1時
シャンボール城は大自然に囲まれており、近くには電車は通っていません。車での移動が主となります。高速道路でパリから約2時間弱、ドライブにはちょうどよい観光スポット。1日使って自由にロワール古城巡りをしたい方や、ゆっくりと付近の大自然も見たい方、気兼ねなく観光を楽しみたい方には、レンタカーを使ってのドライブ旅行もおすすめです。
パリからのルート
距離: パリから約170km
主要時間: 約1時間50分
ルート:
・高速道路 A10 「Bordeaux」方面へ。
・高速出口No.16「Mer」を出て、道路D112の「Chambord」方面へ。
・シャンボール国立狩猟区内(Réserve Nationale de Chasse de Chambord)の門をくぐり直進。シャンボール城駐車場に到着。
電車で行く場合は、ロワール地方の町ブロワまで電車で行き、そこからシャンボール城行きのバスへ乗換えします。バスは春~夏の観光シーズンのみの運行で、シーズン以外はタクシーを使ってシャンボール城まで行きます。電車やバスの待ち時間等も含め、片道3時間ほどが目安となります。
step 1. パリからブロワまで電車移動する
① パリ・モンパルナス駅から出発パターン 約1時間45分
予算: 約64€(曜日、時間帯、予約時期により料金が異なります)
運行: 1時間半~2時間間隔で運行
乗換え1回:
1. TGVにて、MONTPARNASSE(モンパルナス駅)→SAINT PIERRE DES CORPS TOURS(ツール駅)へ。約1時間。
2. TER線に乗換え、BLOIS(ブロワ駅)へ。約30分。
② パリ・オステルリッツ駅から出発パターン 約1時間50分
予算: 約22€(曜日、時間帯により料金が異なります)
直行便:
・運行: 1日3~4本(朝・昼・夕)にて運行
・行き方: Intercités線にて、AUSTERLITZ(オステルリッツ駅)→BLOIS(ブロワ駅)
乗換え1回:
・運行: 1時間~1時間半間隔で運行
・行き方:
1. Intercités線にて、AUSTERLITZ(オステルリッツ駅)→ORLEANS CENTRE(オルレアン駅)へ。約1時間。
2. TER線に乗換え、BLOIS(ブロワ駅)へ。約35分
step 2. ブロワからシャンボール城までタクシー又はバスで移動
① タクシー利用パターン
予算: 30~50€程度(日曜・祝日、時間帯、交通状況により料金が異なります)
主要時間: 約30分。17キロ
行き方:
・ブロワ駅前でタクシーをひろいシャンボール城まで。
・シャンボール城からは「Infomation」インフォメーション窓口でタクシーを呼んでもらいます。
(呼び出し追加料金がかかります)
② バス利用パターン 4~8月のみ運行
料金: 6€/一日パス ※子供料金設定なし
運行期間: 4/12~8/31
順路: ブロワ(BLOIS)-シャンボール(CHAMBORD)-シュヴェルニー(CHEVERNY)-ボールガール(Beauregard)間の巡回バスに乗車。
バス時刻:
・ブロワ駅 9:30、11:30発 →シャンボール城到着は40分後
・シャンボール城 14:10、16:10発 →ブロワ駅着は1時間50分後
シャンボール城出発後、他の古城を巡回し最終にてブロワ駅に到着します。
特典: シャンボール城入場料購入の際にバス乗車パスを提示すると割引き対象となります。
シャンボール城は、国立狩猟区内の大自然に囲まれているため交通公共機関を使って行くには時間が掛かる場所です。バスツアーやレンタカーを利用して行くのが効率的です。
シャンボール城へ行けるツアーは多く催行されており「ロワール古城巡り」ツアーであればシャンボール城の見学が含まれているのが一般的で、パリ発着ツアーなら一日で2~3程度のロワール古城の見学ができます。ロワール古城ツアーは多種多彩で、1日日帰りタイプや1泊2日タイプ、日本語案内ガイド付きもあり、シャンボール城の外観だけを見るタイプや入場して城内見学ができるタイプのものがあります。催行ツアーごとのスケジュール内容をよく見てから予約しましょう。
人気の世界遺産古城巡り!3つのロワール古城巡り<日本語ガイド> by ParisCityVision
内容充実!ロワール地方3つの古城巡り<日本語/昼食付>by Mybus
他に、Tours(トゥール)駅またはAmboise(アンボワーズ)駅から現地ツアーもあります。
Acco-Dispo社(英語のツアーですが、日本語のオーディオガイドあり)
前日までの予約が必要です。
料金:5€(大人向け)、2.5€(子供向け)
対応言語:日本語、フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、ロシア語(大人向け)、フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スペイン語、ポルトガル語(子供向け
料金:6€(大人向け)
対応言語:日本語、フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、ロシア語、韓国語、ポーランド語(大人向け)
■カフェ・ドレルアン(Café d’Orléans)
シャンボール城の中庭にあるティーサロンです。キッシュなどの軽食や地元の職人が作るスイーツ、ドリンクなどが楽しめます。テラス席もあります。
営業時間: 4月~9月・連休期間、10:00~17:30
■オトゥール・ドュ・ピュイ(Autour du puits)
シャンボール城の向かいにあるカフェです。サンドウィッチやデザートなどの軽食がとれます。
営業時間:4月~9月、10:30~17:30
■ホテル グランド サン ミッシェル(Hotel du Grand Saint-Michel)
シャンボール城敷地内、唯一のホテル内のレストランです。地元の新鮮な食材を使った、伝統的でカジュアルなフランス料理が楽しめます。いろいろな産地のワインも取り扱っています。テラス席からはシャンボール城を見ることができます。
住所:Place Saint Louis 41250 CHAMBORD
TEL:(33) 02 54 20 31 31
営業時間:毎日、ランチ12~14時、ディナー19~21時
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住所 | Domaine National de Chambord 41250 Chambord, France |
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ウェブページ | http://chambord.org/jp/ |
営業時間 | 冬季 10/1~3/31= 9~17時、夏季 4/1~9/30= 9~18時 |
定休日 | 1/1、5/1、12/25 |
近くのイベント | フランスのイベント |
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フランスの中央部を流れるロワール川流域に広がるロワール渓谷には、アンボワーズ、ブロワ、アンジェ、トゥール、オルレアンなどの歴史上の重要都市が点在、世界遺産にも登録されている数々の名城が現存していることから「フランスの庭園」という異名を持つ風光明媚な地域です。百年戦争に勝利したシャルル7世が、シノン城に宮廷を移して以来約160年間、ロワール渓谷は、フランスの政治・文化の中心となり、貴族たちがこぞって城を建てました。レオナルド・ダ・ヴィンチも設計に貢献したというシャンボール城、「ギーズ公の暗殺」など陰謀の舞台ともなったブロワ城、「6人の奥方たちの城」と呼ばれたシュノンソー城、シャルル8世がイタリア遠征より持ち帰った美術品で整えたアンボワーズ城、17世紀に建てられた古典様式のシュヴェルニー城などが有名です。
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