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【フランス】シャンボール城へのアクセスや見どころ|周辺おすすめスポットも紹介

フランスパリの南側に位置し、車で2時間ほどの場所にあるシャンボール城。ロワール渓谷に複数あるお城のうちのひとつです。2000年にユネスコに世界文化遺産として登録された、「シュリー-シュル-ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に含まれています。 元々はフランソワ1世が狩猟小屋として城の建設を指示しました。建設が始まったのは1519年。建物内にはレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したとされる二重の螺旋階段があります。フランソワ1世の死後は、ヴェルサイユ宮殿を建てたルイ14世をはじめ、何人もの城主がお城を所有してきました。この記事では、500年の歴史を持つシャンボール城を紹介します。

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更新日: 2024年4月29日

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シャンボール城の基本情報

お城のなかには、部屋が440個、階段が84カ所、暖炉からの煙突が365本あります。お城の目の前には修復されたフランス式庭園があり、訪問者を出迎えます。シャンボール城の休館日は1月1日と1月最後の月曜日、12月25日です。開館時間は4月から10月が9時から18時、11月から3月が9時から17時までです。

シャンボール城

フランス / ロワールの古城周辺

Domaine National de Chambord 41250 Chambord, France
冬季 10/1~3/31= 9~17時、夏季 4/1~9/30= 9~18時
1/1、5/1、12/25
http://chambord.org/jp/

シャンボール城の料金や団体割引は?

シャンボール城の入場料は一般料金が14.5ユーロです。20人以上のグループだと、1人12ユーロで入館できます。18歳以下の人は入場無料で、EU加盟国の18歳以上25歳以下の人も無料になります。有効期限1年の年間パスもあり、40ユーロかかります。
駐車料金は駐車場によって異なります。お城から約200メートルの場所にあるP0駐車場は、自動車・バイクがどちらも1日6ユーロです。P1駐車場は小型バスが1日11ユーロ、大型バスは1日50ユーロです。P2駐車場は普通車のみで1日4ユーロかかります。自転車は無料の駐輪スペースが用意されています。シャンボール城を見て回るには現地ツアーもおすすめです。近隣のお城やワインテイスティングがセットになったツアーなども好評です。

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シャンボール城で注目したい見どころポイント

シャンボール城に行ったらぜひチェックしてもらいたい見どころポイントを5つご紹介します。どれもシャンボール城を代表するものばかりです。

二重の螺旋階段

シャンボール城でまず見てもらいたいのが二重の螺旋階段です。城の中心にある階段で、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したとされています。二重になっているのは、階段を上がる人と下りる人が出会わないようにするためです。
二重の螺旋階段の中心は吹き抜けで、階段は1階から3階までです。上へ進んでいくと、透明なステンドグラスから外を眺められます。16世紀に作られた二重の螺旋階段を見て、そして実際に上り下りすることで、感動を覚えるでしょう。

家具付き居室

城内の部屋を見学する際には、その家具にも注目してみてください。たとえば、シャンボール城を建設したフランソワ1世の部屋。北の塔にあり、寝室やクローゼット部屋、執務室などが並んでいます。壁掛けがセットになっている、背の高い天蓋ベッドが寝室の角に今もあり、要チェックです。
ルイ14世の居室も忘れてはいけません。主塔の2階、二重の螺旋階段の近くにあります。ルイ14世が17世紀に改装工事を行い、自分好みの部屋に作り変えました。絨毯や壁、シャンデリアにこだわり、貴族らしい華やかな空間になっています。

屋上テラス

二重の螺旋階段を上ると、屋上テラスに着きます。屋上はとても広く各方向へ出られます。シャンボール城の屋上から周辺一帯を眺めてみてください。フランス式庭園や森林公園などを高い場所から見ると、また違った発見があります。
365本ある煙突や装飾が施された屋根など、建物も見ものです。屋上からより近づいて見ると、建設の技術やデザインの美しさに気づくでしょう。

天井飾り

注意していないと通り過ぎてしまう可能性があります。シャンボール城は天井飾りも見逃せません。たとえば、フランソワ1世を象徴するFの文字とサラマンダー(火とかげ)の装飾。Fはフランソワ1世のイニシャルです。
サラマンダーはフランソワ1世の紋章で、勇猛さや豪胆さを表しています。城内の天井や壁には数百個のサラマンダーの装飾があり、フランソワ1世の抱くモットーに影響を与えていました。
ほかにも部屋によって天井の作りや雰囲気が異なるので、部屋に入るたびに全体を確認してみてください。

森林公園

シャンボール城を取り囲む森林公園も魅力がいっぱいです。もともと狩猟小屋として建てられたシャンボール城。周囲には豊かな自然が今も残っています。5,440ヘクタールの面積がある国立野生生物保護区で、野生のシカやイノシシが生息しています。
自転車や徒歩で周辺を見て回るのもいいですし、公園内を車で案内してくれるツアープランもおすすめです。ツアーは季節によって中止になることもあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

シャンボール城観光の一般的な所要時間

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シャンボール城の観光にかかる所要時間は、一般的に2時間です。フランソワ1世をはじめ、王族や貴族の歴史について理解を深めたり、建物や装飾物の美しさを眺めたりできるでしょう。
3時間かけてよりじっくり見学する人もいます。レストランやカフェ、お土産屋もあるので、少し多めの時間を取り分けておくのがおすすめです。

パリからシャンボール城へのアクセス方法

パリから車や公共交通機関を利用してのアクセス方法をご紹介します。

車でのアクセス

バリから車で約2時間です。高速道路A10に乗り、「Bordeaux」方面へ向かいます。No.16「Mer」出口から高速を降り、D112道路を「Chambord」方面へ。シャンボール国立狩猟区内(Réserve Nationale de Chasse de Chambord)の門が見えますので、そのまま直進するとシャンボール城駐車場です。

電車やバスを利用する場合

電車で約1時間30分で、最寄り駅のブロワ駅からバスかタクシーで25分ほどかかります。ブロワ駅へは、パリ・モンパルナス駅からツール駅を経由して行く方法と、パリ・オステルリッツ駅からオレルアン駅を経由して行く方法があります。
ブロワ駅前からタクシーでシャンボール城へ行けます。バスは4月から8月の夏季のみで、シャンボール城行きは午前2回、帰りのバスは午後2回のみです。

シャンボール城周辺の観光スポット

シャンボール城周辺にはほかにもおすすめの観光スポットがあります。ロワール渓谷にたたずむ古城です。日帰りツアーで2,3カ所お城を巡ることもできるロワール渓谷。おすすめのスポットをご紹介します。

シュノンソー城

シャンボール城と同じロワール渓谷にあるシュノンソー城。シェール川の製粉所跡に建てられた、とても美しい古城です。代々の城主がすべて女性という珍しいお城で、「貴婦人の館」とも呼ばれています。
ステンドグラスが見事な礼拝室や、宴会場として利用されていたギャラリー、季節ごとの花が咲き誇るフランス式庭園など、城主たちが趣向を凝らしてお城を整えてきたのが分かります。フランソワ1世の寝室もありますので、シャンボール城の部屋と見比べるのもおすすめです。

シュノンソー城

フランス / ロワールの古城周辺

Chateau de Chenonceau, 37150 Chenonceaux, France
https://www.chenonceau.com/en

シュヴェルニー城

シャンボール城の現地ツアーに含まれていることが多いお城です。建物自体はこぢんまりとした印象を与えますが、武器庫やオランジェリー、各部屋の飾りつけなど、見どころスポットは少なくありません。
とくにきちんと保存されてきた家具調度品は必見です。約100頭の猟犬がいる犬舎もあり、タイミングがよければ猟犬によるパフォーマンスを見られます。

シュヴェルニー城

フランス / ロワールの古城周辺

1 Avenue Chateau, 41700 Cheverny

シャトーロイヤルデブロワ

ブロワ城としても知られ、シャンボール城とともに世界遺産に登録されています。ブロワの街にあり、ブロワ駅から歩いて5分前後で訪れることが可能。フランソワ1世の紋章であるサラマンダーの装飾があり、シャンボール城と一緒に見学するのに向いています。
4月から9月までの夏季限定ですが、「音と光のスペクタクル」というライトアップショーを王城の中庭で行います。夜10時もしくは10時30分に開演する45分のショーで、王と王妃たちによるフランスの歴史が映し出されます。

ブロワ城

フランス / ロワールの古城周辺

6 Place du Chateau, 41000 Blois
9:00~18:30(■7/1~8/31= 19:00 ■10/1~11/2= 18:00 ■1/2~3/31、11/3~12/31= 17:30)
1/1、12/25
http://www.chateaudeblois.fr/

シャンボール城の観光はツアーがオススメ

フランスの歴史を肌で感じることができるシャンボール城。保護し手入れされてきた自然も満喫できます。複数の古城で世界遺産をなしているので、ほかのお城も一緒に回ると観光をより楽しめるでしょう。
パリからのアクセスが不便なことや、ガイドがいたほうがお城の理解を深められることから、ツアーの利用をおすすめします。電車やバスの乗り換えに苦労することはありませんし、お城によっては行列待ちせずに入場できます。城内の見どころスポットを効率的に見つけて、写真に収めることもできるでしょう。

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