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ロワール渓谷に城館が集まっているワケ
フランス中部に位置するロワール渓谷には、およそ130もの城館が集まっています。
豊かな田園地帯にさまざまな城館や庭園が点在する風景は、「フランスの庭」と呼ばれるにふさわしい、華やかで優雅な雰囲気が漂っています。
ロワール渓谷の歴史は古く、372年にキリスト教布教の拠点としてマルムティエ修道院が建てられたのがはじまりです。
その後貴族の荘園やお城が建設され始め、中世には現在残る城館の多くが建設されています。
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ロワール渓谷で絶対見ておきたい城1シャンボール城
シャンボール城は、1519年にフランソワ1世によって建てられた城館で、いまやロワール渓谷を代表する建物となっています。
城の設計には、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも関与したとされていて、フランス・ルネサンス建築の最高傑作とまで言われています。
彫刻の施された800以上もある柱や技巧的な美しい屋根の形など、ルネサンス期のフランス建築の美しさを目にすることができる城館です。
見学の際の見所のひとつが、写真にも見られる二重のらせん階段です。
2つの階段を使えば、3階まで相手に会わずに上り下りができる面白い仕組みになっています。
階段のつくりも広々として精巧なつくりなので、見学の際はぜひ体感してみてください。
シャンボール城
フランス / ロワールの古城周辺
- Domaine National de Chambord 41250 Chambord, France
- 冬季 10/1~3/31= 9~17時、夏季 4/1~9/30= 9~18時
- 1/1、5/1、12/25
ロワール渓谷で絶対に見ておきたい城2シノン城
シノン城の歴史は古く、もともとは王家の要塞として作られた城館です。
1427年には、ヴァロワ朝のシャルル7世がこのシノン城に宮廷を移すなど、フランスの歴史にとって欠かすことのできない場所でもあります。
シノン城の大広間では、シャルル7世とジャンヌ・ダルクが会見を行ったという歴史もあるほど、由緒正しい城館です。
貴族の城館とはまた少し違った雰囲気をもった中世の要塞としての城館は、一度見学する価値があります。
ロワール渓谷で絶対に見ておきたい城3シュリー・シュル・ロワール城
シュリー・シュル・ロワール城は、世界遺産として登録されているロワール渓谷の範囲としては最も東に位置している城館です。
こちらの城館も要塞としての特徴的なつくりが見所で、城館をかこむ広い濠、円錐形の特徴的な屋根をもつ高い塔からは、要塞としての威厳がうかがえます。
シュリー・シュル・ロワール城は、内部も見所満載です。
写真のような中世に起源をもつ大広間には、かつてそこにいた家族13人の肖像画が飾られていたり、シュリー公爵と夫人の遺骨が眠る「墓所」と呼ばれる部屋が見学できます。
シュリー=シュル=ロワール城
フランス / ロワールの古城周辺
- Chateau de Sully 45 600 Sully-sur-Loire
- 2月1日~3月31日、10月1日~12月31日 :10:00~12:00、14:00~17:00、4月1日~6月30日、9月1日~30日:10:00~18:00
- 月曜日(2月1日~3月31日、10月1日~12月31日)、休館日なし(4月1日~6月30日、9月1日~30日)
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