横浜アリーナの施設&特徴ガイド、ライブ以外も楽しめるポイントも合わせて紹介

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神奈川県横浜市にある「横浜アリーナ」は、ボクシングの世界タイトルマッチやサザンオールスターズのカウントライブなど、ビッグイベントを数多く行っているアリーナです。横浜アリーナの最大収容数は1万7千人で、優良ホール100選にも選ばれており、訪れるたびに居心地のよさを感じさせてくれます。多くのアリーナ施設では1F客席部分を「アリーナ席」と呼んでいるのに対し、横浜アリーナでは、1F客席部分を「センター席」、2F客席部分をアリーナ席と呼んでいるのも特徴です。
また横浜アリーナに行ったら、ぜひ立ち寄りたいスポットも多くあります。ライブや試合の感動をさらに深いものにしてくれるお店も併せて紹介します。

■横浜アリーナの座席配置について

横浜アリーナの会場座席配置は、イベントによって異なりますが、Aパターン、Bパターン、中央パターンという3種類の座席配置パターンがあります。
オーバル型の曲線の片一方にステージを配置し、奥行きのある形でとなるのがAパターン。主にコンサートで使用される際はこのAパターン一般的です。ステージをオーバル型の片一方の直線部分に配置した座席パターンはBパターンと呼ばれていて、観客動員数はAパターンより少なくなるものの、より近い距離で楽しめる。稀にコンサートでこの座席配置になることがあります。
最後の中央パターンは、その名の通りアリーナのど真ん中にステージを配置する形で、主に格闘技のイベントなどでは一般的な形です。

横浜アリーナの豪華な「スイート・ボックス席」

座席は左から時計回りに番号が振ってあり、数字の小さいほどステージに近い位置になります。
1Fは「センター席」で、ステージと同じフロアです。センター席からは、ステージ上のアーティストと同じ目線でライブを見られます。
多くのアリーナ会場では、1階部分がアリーナと呼ばれているだけに勘違いしてしまいますが、横浜アリーナの座席では、2Fが「アリーナ席」と呼ばれています。アリーナ席の後とスタンド席の間には、立見スペースが設けられます。立ち見とはいえ最前列に並べれば、前はイスに座っているアリーナ席なので、視界良好でステージの様子がよく見えます。
最後、3Fには「スイート・ボックス席」と「スタンド席」があります。

8室ある「ボックス席」は、立派な応接室を思わせる造りで、革のゆったりくつろげるソファが部屋に用意されています。
2室ある「スイート」は、さらに豪華な造りとなっており、パリのオペラ座へも導入しているフランスのキネット・ギャレー・ルネッサンス社製のものを使っています。高級感が感じられるホテルの1室のような空間です。

■横浜アリーナのポイントを押さえよう

横浜アリーナには美術品があり、アート鑑賞も楽しめます。屋外の正面広場にはモニュメント「異・空間」、そして館内入ってすぐの正面エントランスには、彫刻「翔べ若人よ」や「WAVING FIGURE」が飾られています。
横浜アリーナのオリジナルキャラクター「ヨコアリくん」も評判です。ラジオのパーソナリティーもしている人気キャラクターで、施設内ショップではグッズも買うことができますよ。そのほか施設内には、ライブ前に軽食が食べられる便利なスペースなどもあります。

コインロッカー

1階
小　：300円（幅357mm×奥行453mm×高さ318mm）：180口
大Ａ：600円（幅237mm×奥行513mm×高さ802mm）：48口
大Ｂ：600円（幅346mm×奥行482mm×高さ774mm）：8口

2階
小　：300円（幅357mm×奥行453mm×高さ318mm）：290口
大Ａ：600円（幅237mm×奥行513mm×高さ802mm）：54口

■「ヨコアリくん」に横浜アリーナで会おう

横浜アリーナオリジナルキャラクター「ヨコアリくん」は、蟻（アリ）のキャラクターです。アリーナ内のさまざまな場所で活躍していて、来場者を楽しませてくれています。ヨコアリくんはオリジナルグッズにもなっていて、「アリーナショップ」限定販売されているグッズもあるので、横浜アリーナに来た際にはぜひおみやげに買っていってはいかがでしょうか。アリーナショップにはオペラグラスも販売されていて、コンサート時に利用できます。

■横浜アリーナでアート鑑賞を楽しむ

横浜アリーナには、ホール施設だけでなく何点か飾られているアート作品も楽しめます。代表的なものは屋外の正面広場にある、彫刻家・内田晴之氏の作品「異・空間」です。この作品は横浜アリーナが開業した1989年に、横浜市開催「第1回横浜彫刻展ヨコハマビエンナーレ`89」で入賞した作品です。

■正面エントランスの彫刻2作品

「翔べ若人よ」

正面エントランスに入ると、階段の壁にひと際鮮やかな色彩の彫刻作品を見られます。彫刻家・利根山光人氏による「翔べ若人よ」という彫刻作品です。この作品は、1989年に横浜高島屋からの寄贈で展示されました。

「WAVIG FIGURE」

正面エントランスでは、もうひとつ作品が鑑賞できます。作家・建畠覚造氏の「WAVIG FIGURE」です。こちらの作品は横浜アリーナ開業に合わせ、1989年にキリンビールから寄贈されたものです。正面エントランス階段の左右にひとつずつ設置されていて、よく見ると右の作品と左の作品が異なっています。

■横浜アリーナのショップでほっとひと息

アリーナ内には、1Fロビーに1か所、2Fロビーに4か所「アリーナショップ」があります。ショップ内には軽食やグッズなどがそろえられており、イベント前や休憩時に重宝されています。ショップで食べられるメニューは、ホットドッグ・やわらかカツサンド・アメリカンポテト・もちコロ・焼き小籠包・清涼飲料・お菓子など。おいしい軽食が豊富に取りそろえられています。

■快適！ 横浜アリーナはトイレも充実

横浜アリーナは細かな各設備の充実具合もしっかりしています。コンサート時に困ることで、「トイレが満員」という不便さが挙げられますが、横浜アリーナは、そのトイレの数にも気を配り設計されています。女子トイレの個室も多く、パウダーコーナーやベビーベッドもあって安心です。

■横浜アリーナへのアクセス情報

横浜アリーナへのアクセスは、電車を利用の場合は、JR各線で「新横浜駅」で下車して徒歩5分です。横浜市営地下鉄からは7番出口を出て、まっすぐに歩いて約4分です。
バスを利用の場合は、「横浜アリーナ前」バス停で下車してすぐです。
駐車場がないので、車でアクセスする際には近くの有料駐車場を使うことになります。

■横浜アリーナの周辺スポットでも音楽ざんまい

観る・プレイする！ 「NEW SIDE BEACH！！ （ニューサイドビーチ）」

横浜アリーナの左手すぐの場所に、収容人数200人ほどのコンパクトなライブハウス「NEW SIDE BEACH！！ （ニューサイドビーチ）」があります。横浜アリーナの「もう一つのライブハウス」といったところで、個人ライブの開催をはじめ、2次会のパーティーや映画上映、展示会なども開催できます。館内は楽屋が2か所あり、パーティー用のレイアウトや、スクリーンを設置したシアターレイアウトのセッティングが可能です。ライブをする場合は、楽器の貸し出しも行っています。

ライブオフ会で盛り上がろう！ 「パセラリゾーツ」

横浜でコンサートに熱狂したり、自分のライブで感動したあとには、カラオケに立ち寄ってみましょう。カラオケ「パセラリゾーツ」は、横浜アリーナ利用者に割引のある、お得にカラオケが楽しめるお店です。ライブの打ち上げを応援していて、さまざまなサービスを受けられます。
店内では、ブルーレイプレーヤーで映画や好きなアーティストの映像などを大画面・大音響で楽しめます。ステージ付きルームなどタイプ別に選べるので、プチライブも行えますよ。横浜近辺に2店舗あり、「ハマボールイアス店」は横浜駅から徒歩5分、「横浜関内店」は関内駅から徒歩3分です。

アニソン大好き。「すた～ず＠べる」

アニソンが大好きな人におすすめのアニソンカフェ「すた～ず＠べる」は、横浜駅から徒歩3分の場所にあります。アニソンだけのカラオケという、横浜で初めてのカラオケスタイルで、スタッフも全員アニメ好きばかりが集まっています。アニソン・ボカロ、特撮などのレパートリーを豊富に取りそろえていて、サイリウムやコールでさらに盛り上げれくれます。
横浜アリーナ利用者には割引があります。

■横浜アリーナ周辺のおすすめ飲食店

英国PUBを満喫！ 「HUB新横浜店」

明るい英国パブの雰囲気を感じられるお店「HUB新横浜店」が、横浜アリーナから徒歩3分の場所にあります。HUB新横浜店では、横浜アリーナ利用者に割引を用意していますので、横浜アリーナでのコンサート後にぜひ立ち寄りたいお店です。

横浜フードが味わえる！ 「浜流」

JR・新横浜駅から徒歩3分の「アソルティ新横浜」5Fにある「浜流」は、創作料理のお店で、「横浜フード」を和食にアレンジした料理店です。和モダンを基調とした、明るい雰囲気の店内です。部屋数は7室あり、すべて個室です。2名から利用でき、最大40名までが利用可能です。
メニューは、横浜ビール・横浜ポートサイダー・アリーナポットパイなど、横浜に関連した飲み物や料理が楽しめます。野菜や鮮魚を契約農家から直接仕入れており、こだわりの素材の味を堪能できます。横浜アリーナ利用者への割引があり、お得に楽しめます。

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