【2024年版】伊豆で行きたいおすすめの紅葉スポット：見頃の時期を紹介

※新型コロナウイルス対策の影響等から、各スポットの状況に変更が生じる場合があります。最新情報を確認してからのお出かけをおすすめします。

紅葉の名所に出かけて、秋を満喫しよう

そもそも紅葉（こうよう）って？？

紅葉（こうよう）とは、晩秋に落葉樹の葉が落葉に先立って赤や黄色に色づく現象のこと。「紅葉狩り」は秋の風物詩ですが、なぜ色づくのかは知らない人も多いのでは? 気温が下がり日照時間が短くなると光合成も行われなくなり、木は葉を要らないものとして落とす準備を始めます。その結果葉を緑色に保つ成分クロロフィルが分解され、別の色素が作用し赤や黄色に染まるのです。

紅葉（こうよう）と紅葉（もみじ）の違いは？

「紅葉」と書いて「こうよう」とも「もみじ」とも読みますが、両者の違いは何なんでしょうか? 「紅葉（こうよう）」とは、秋になり葉が赤や黄色に染まる現象のことを意味しています。一方「紅葉（もみじ）」とは、秋に色づく落葉樹の中でもひときわ鮮やかな紅色に染まるカエデの仲間を指す言葉です。赤ちゃんの手のような葉の形をしているのがカエデです。

紅葉の見頃はいつ頃？

毎年9月頃になるとその年の紅葉の見頃情報を耳にする人も多いのではないでしょうか? 紅葉が色づく条件は「好天の日が続き、葉が十分に日光を受けている」「昼夜の寒暖差が大きい」「気温が比較的低く乾燥している」という気候条件に加え、「最低気温8度以下の日が続く」ことも大切な条件。そのためエリアによって見頃を迎える時期に違いが出るのです。

伊豆の紅葉狩り

伊豆の紅葉の見頃はいつ？

紅葉スポットが豊富で、合わせて様々な観光が楽しめる伊豆。東京から新幹線や特急を利用して約2時間で向かうことができるので、日帰り旅も可能です。温暖な気候のため、紅葉の見頃は例年11月中旬から12月上旬頃と他のエリアよりも遅め。他のエリアの紅葉狩りを楽しんだ後で、もう1度紅葉を楽しみたい人に人気なのが伊豆の紅葉なのです。

伊豆でライトアップされた紅葉を楽しめるスポット

伊豆の紅葉の魅力は、何といってもバラエティの豊かさ。手つかずのままの大自然の紅葉を見られるスポット、渓谷や湖、滝などに映える紅葉が見られるスポット、歴史的建造物と紅葉のコントラストが楽しめるスポットなどがありますよ。伊豆といえば温泉なので、露天風呂に入りながら紅葉を楽しむのもおすすめ。シーズンには露店が並んだり、夜間にライトアップされたりしますよ。

伊豆でおすすめの紅葉スポットを紹介

■伊豆のおすすめ紅葉スポット【1】天城(昭和の森会館周辺)

紅葉の見頃時期：11月中旬～11月中旬

伊豆の紅葉スポットの最初におすすめしたいのは「天城(昭和の森会館周辺)」。道の駅「天城越え」内にあり1600ヘクタールの緑豊かな敷地を擁する会館です。天城隧道と共に「天城越え紅葉祭りの第二会場にもなっていて紅葉シーズンには見事に色づいたカエデやケヤキを拝みに多くの人が訪れます。敷地内には遊歩道も整備されていて滑沢渓谷や天城一大きな杉で天然記念物にも指定された太郎杉などの見どころもあります。国道414号線沿いにあるのでドライブがてらに立ち寄るのにもぴったりです。

■伊豆のおすすめ紅葉スポット【2】修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)

紅葉の見頃時期：11月中旬～12月上旬

続いておすすめの伊豆の紅葉スポットは「修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)」。東京ディズニーランドとほぼ同じ広さの敷地にイギリス村やカナダ村などのテーマ施設や庭園を擁するテーマパーク内では約2000本の紅葉が楽しめます。特に茅葺屋根の古民家が建ち並ぶ「匠の村」に続く「もみじ林」は1000本の紅葉の群生林が圧巻です。カナダ村の黄色に色づく西洋樹木も見事で夜には紅葉の庭園のライトアップも開催され幻想的な景色を楽しめます。

■伊豆のおすすめ紅葉スポット【3】修善寺自然公園 もみじ林

紅葉の見頃時期：11月中旬～12月上旬

次に紹介する伊豆の紅葉スポットは「修善寺自然公園 もみじ林」。約80ヘクタールの敷地を擁する修善寺温泉の北側の山間部一体は自然あふれる修善寺公園となっています。敷地内には四季折々の草花を楽しむことができ春には桜、秋には美しく染まるカエデの紅葉の名スポットです。毎年11月中旬から12月上旬に開催されるもみじ祭りの期間中は露天が建ち並びにぎわいます。天気の良い日には鮮やかな紅葉の向こうに富士山を拝むこともできます。

■伊豆のおすすめ紅葉スポット【4】出会い橋

紅葉の見頃時期：11月中旬～12月上旬

4番目におすすめする伊豆の紅葉スポットは「出会い橋」。力強く男性的な本谷川に架かる「男橋」としなやかで女性的な猫越川に架かる「女橋」を合わせ「出会い橋」と呼ばれています。女性は女橋、男性は男橋を渡った時に向こうから来た人が運命の人になるというロマンティックな言い伝えのある恋人たちの聖地です。橋の周辺のカエデやケヤキが色鮮やかに色づく季節は清流のせせらぎと紅葉の組み合わせが見事でデートにもってこいの雰囲気です。

■伊豆のおすすめ紅葉スポット【5】滑沢渓谷

紅葉の見頃時期：11月中旬～12月上旬

5番目におすすめする伊豆の紅葉スポットは「滑沢渓谷」。湯ヶ島温泉から天城峠方面へ約6kmの山間にある渓谷です。井上靖の処女作『猟銃』の舞台にもなった場所で遊歩道には井上靖の文学碑もあります。火山のマグマが冷えて固まった柱状節理の安山岩の間を急流となって流れたり深い淵があり変化にとんだ清らかな流れとともに秋には紅葉が楽しめます。水面に写る紅葉は見事です。歩きやすいシューズで思う存分散策するのがおすすめです。

■伊豆のおすすめ紅葉スポット【6】三島市立公園楽寿園

紅葉の見頃時期：11月下旬～12月上旬

6番目におすすめする伊豆の紅葉スポットは「三島市立公園楽寿園」。約74,545㎡の広大な敷地を擁する自然あふれる公園です。JR・三島駅すぐそばでアクセスも良好。カピバラやアルパカなどの動物広場やメリーゴーランドなどの乗り物広場があり1日中楽しめる場所として人気です。紅葉シーズンにはイロハモミジ、クヌギ、イチョウ、コナラなどが色鮮やかに染まりライトアップもされます。特に正門付近や楽寿館前の園路の紅葉が見事です。