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【愛知】竹島水族館:小さなローカル水族館が子供や大人に大人気!?竹島水族館の魅力を徹底ガイド

更新日: 2023年11月21日

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愛知県の蒲郡市の街に少し変わった水族館があります。その名も「竹島水族館」。規模としては小さな水族館で、外見は一般的な地方水族館という見た目。日本の水族館で1位2位を争うほどの古い建物ですが、年間入場者が年々増加傾向にあるほど、人気が高い水族館でもあります。
その人気の秘密の一つは、数々の珍しい深海の珍生物が展示されていること、二つ目は大人も楽しめるようなユニークな解説文が表示されていること、そして楽しいイベントを企画していること。歴史のある水族館にも関わらず、徐々に人気が出てきているこちらの竹島水族館の魅力を紹介していきます。

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「竹島水族館」観光の概要&魅力

愛知県蒲郡市について

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本州のほぼ中心地に位置する愛知県蒲郡市。渥美半島と知多半島に囲まれた、暖かくて過ごしやすい気候の海辺の街です。温暖な気候を活かして、様々なフルーツの栽培がされています。特にみかんの栽培が有名で、蒲郡みかん、の生産は日本国内で出荷量は全国屈指です。
観光面では、春はツツジ祭りが開かれる他、市内には愛知を代表する4つの温泉郷、ボートレースで有名な蒲郡競艇、テーマパークのラグナシア、などの複数の大型施設が揃っていることもあり、シーズンには各地からの観光客で賑わいます。

竹島水族館の特徴

愛知県蒲郡市にある蒲郡市立水族館「竹島水族館」。正式名称は「蒲郡市竹島水族館」。1956年にオープンし、1962年に現在の土地に移転、約50年以上の長い歴史のある水族館です。2005年あたりには来場人数が12万人まで落ち込み、閉鎖することも検討されていたとのことですが、規模の小ささを逆手に取りアットホームでユニークな工夫を施したところ、2015年には30万人以上に増加するほど人気の高い水族館となりました。

外見の少し古さを感じさせる建物は否めませんが、今でも客足は止まらず、一度来場した人は口を揃えてまた行きたい!というほど、小さいけれど退屈させない水族館、として有名です。開館時間は朝9時から夕方5時までで、本当にこの水族館が好きな人は年間パスを買ってしまうほど。パスを買わずとも、入館料は大人500円、子供200円という他の水族館と比較しても非常に安価な値段設定なのはうれしいポイントですね。

「竹島水族館」観光の見どころ

深海の展示数は日本一

他の水族館と比較しても小さい市立水族館ですが、竹島水族館では日本でも珍しい深海の珍生物が数多く展示されています。日本では竹島水族館でしか見ることができない、オオワニザメが搬入されていたり、深海にすむ世界最大の甲殻類タカアシガニがいたり、コガネウロコムシという図鑑に出ているのも珍しいような新種のレア生物までもが展示されています。
それぞれ収容された水槽の近くには、珍しさをアピールする看板やポップなどが貼られているので、レアな生物を見逃すことがないのも竹島水族館ならではです。

市の経営のため、予算があまり多くない水族館ですが、地元の漁師さんが協力し、珍しい深海の生きものを獲って水族館に提供しています。地元の漁師さんの協力により、日本一の深海生物を展示しているこの竹島水族館には、深海の生物マニアもこぞって見にくるほどの人気です。

人気企画の数々

ユーモアあふれるイベントを複数用意していることも、竹島水族館が子供にも大人にも人気が高い秘訣。入場者数が16万人に達しなかった場合には職員全員が坊主にする、といった公約を掲げ、スタッフ全員がユーモアあふれるイベントを一生懸命考えて実施。結果、しっかり16万人超えを達成しています。

「シュールストレミングの匂いを嗅ぐイベント」を開催し、世界で一番臭いとされるニシンの塩漬けを嗅ぐというシュールなイベントなどでは子供も大人も楽しめます。他にも、スーパーには絶対に置いていない珍生物の味を試すイベントや、水族寄生虫に特化したイベントを行うなど、珍しい企画がたくさん行われています。

楽しいアシカショーや触れる展示

珍しいイベントの他にも、水族館らしい人気ショー、アシカショーがあります。ステージは少し小さいサイズですが、小さいからこそ間近に見れるアシカショーは子供にも大人気。アシカの息遣いや体の隅々までもじっくり観察できます。いろいろな芸を披露してくれますが、暑い夏はあまり言うことを聞かないという性格もかわいげがあり、お客を笑わせてくれます。

最近ではアシカに加え、オタリアも一緒にショーを行っているようです。また、普通の水族館では触ることができないような生物に触れることができるコーナーもあります。子供にとっては、見るだけでなく触れる体験ができるのは良い経験になります。自由研究などの題材としても良いトピックスになりそうですね!

ユニークな解説

竹島水族館が有名になった一つのきっかけにもなるのが、館内のいたるところで見るユニークな解説。水槽周りには、職員が手書きで書いた看板やポップが貼られています。
魚の気になる模様やコブなどを面白おかしく説明したり、「お魚からの一言」といったお茶目なポップや、履歴書風の解説、また、飼育裏のぶっちゃけた話などをユーモアたっぷりに解説したポップなどが水槽周りだけでなくトイレにまで貼られています。ただ水槽の中だけを見てスルーするのではなく、生き物のことをよく知ってほしいという職員の願いが伝わってきます。

海水・淡水の生き物の展示

地元の三河湾の生き物が春先から秋にかけて充実しはじめ、多くの海水の生き物や淡水の生き物が搬入されます。海水で生きる深海の珍しい生き物たちもそうですが、サンゴ礁や淡水で生きる熱帯魚なども数多く展示されています。
こんな魚が世の中にいるんだ、と思ってしまうほど、世界でも珍しいカラフルな熱帯魚なども展示しています。また搬入のタイミングも複数回あるため、何度きても新しい生き物がいて来るたびに新しい驚きがあり、飽きがこないので、もう一度行きたい!と思える水族館として人気が高いのかもしれませんね。

ユニークなオリジナル商品の販売

竹島水族館のお土産グッツ売り場では、竹島水族館でしか買えないオリジナルなギフトを多数用意しています。また、それらの商品がなんとも面白く売り切れになってしまう商品もあります。
例えば、深海の人気生物「オオグソクムシ」の原料を一部使用して作られた超グソクムシ煎餅は、累計売上箱数1万箱突破するほどの大人気商品。食用ウツボを原料の一部使用して作られた超ウツボサブレは、パッケージのインパクトも大きく、人気商品ですぐに売り切れになってしまいます。通信販売は行っておらず、ほかにも竹島水族館でしか手に入らないものがいろいろ用意されています。

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「竹島水族館」観光の基本情報&アクセス

電車を利用する場合は、JR東海道本線または名鉄蒲郡線を利用し、最寄駅である蒲郡駅南口より徒歩約15分。バスを利用する人は、蒲郡駅南口よりバスで約5分「竹島遊園」で下車すると目の前に水族館があります。

車を利用する人は、東名高速道路音羽蒲郡インターよりオレンジロード(無料)経由で、道なりにまっすぐ南へ約15分。ラグーナ蒲郡(ラグーナテンボス)より車で約10分程度のところにあります。
水族館専用の駐車場はなく、周辺観光施設との共有駐車場となっています。水族館前駐車場は約40台分用意されており、近くの観光施設である竹島園地駐車場の駐車場は約200台用意されていますので、駐車場の心配は必要ありません。

館内は、すべてバリアフリーとなっているので、お年寄りも心配することなく楽しめます。車椅子貸し出し・ベビーカー・バリアフリートイレ・オムツ換えシートなども館内に用意がありますので、お子様連れの家族も安心です。

「竹島水族館」の周辺観光情報

豊川稲荷

竹島水族館から14キロ程度のところにある「豊川稲荷」。豊川駅から歩いて5分程歩いたところにある曹洞宗の寺院で、商売繁盛を願う参拝客が毎年500万人以上訪れるほど有名な寺院です。また、日本三大稲荷の1つともされています。
複数の鳥居を抜けると参道の先にはお寺の本堂が厳かなたたずまいで建っています。中には七福神、大黒天様といて、お参りどころは満載、途中たくさん見かけるお稲荷さんは、神聖な気分にさせてくれます。日本三大稲荷の1つ、豊川稲荷にお参りしに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ラグーナフェスティバルマーケット

竹島水族館から4キロ程度のところにある「ラグーナフェスティバルマーケット」。規模は少し小さめのショッピングモールです。蒲郡駅から30分毎に無料バスが出ていますので、アクセスが良く車がなくても遊びに行けます。
アパレルや雑貨などの服飾類、地元の土産物や生鮮品、海産物なども売っています。マーケット内にはイートインスペースがあり、海辺の近くの新鮮でおいしい海鮮丼などを食べられます。

「竹島水族館」観光のまとめ

小さい規模の水族館にもかかわらず、徐々に人気が出てきて、年々入場者数が増加傾向にあるという竹島水族館。その人気の秘訣や見どころをまとめて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
竹島水族館は、日本でも珍しい深海の珍生物が数多く展示していたり、他の水族館で触ることができない生き物を、その場で触ることができるなど、竹島水族館ならではの体験が満載です。子供も大人も十分に楽しめる水族館となっているので、ぜひ、週末などにご家族で足を運んでみてくださいね。

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