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リヨンへの旅行情報総まとめ:フランス第2の都市で食通の街を楽しもう

観光大国として、日本からも多くの観光客が訪れるフランス。そんなフランスのなかで第2の都市規模を誇るのが、今回紹介するリヨンです。ローマ時代を起源に2000年もの歴史を持つ伝統がある都市で、豊かな水の恩恵を受けた美しい風景が魅力的です。リヨンは、日本を誇る文豪である永井荷風が滞在していたことでも知られています。 また、リヨンは食文化が発達しているため、「食通の街」と呼ばれています。ワインも有名なので、ワイン好きの方にもぴったりの観光地です。さらに「光の祭典」と呼ばれるお祭りが開催されることでも有名です。「フランス第1の都市であるパリに行ったことがある!」という方は、次は第2の都市であるリヨンを訪れてみるのはいかがでしょうか。

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2000年の歴史を誇るリヨンの歴史

Lyon (Rhône)

リヨンの起源は、紀元前ローマ時代にまで遡ります。現在でもフルヴィエールの丘の中腹あたりにはローマの円形劇場などの遺跡が残っており、リヨンの歴史の長さを感じさせます。

リヨンはガリアの中心的都市として栄えはじめました。2世紀頃にはすでにキリスト教が広がり、リヨンは何世紀もの間大司教に支配されることとなります。5世紀以降は、修道院や教会が相次いで建造されています。

France-002953 - City View

14世紀初めにリヨンがフランス王国に併合されことにより、絹織物の産業の街として世界に名だたる交易の中心都市となりました。16世紀になってからは、フランスで最初の取引所が設置され、イタリアをはじめとしたヨーロッパ各国から商人が集まります。工業化が進む19世紀になると、最先端の機械を導入してヨーロッパ最大の絹織物産業都市となりました。現在でも、カーボンファイバーやグラスファイバーなど、リヨンは多くの技術繊維を生み出し続けています。

また、現在リヨンは国際都市として、国際がん研究センターや国際刑事警察機構(インターポール)などの重要な施設が置かれる都市にもなっています。

世界遺産・ビューリヨンをはじめとする定番観光名所

Place Bellecour, Lyon - statue of Louis XIV

リヨンはローヌ川とソーヌ川という2つの川が街を横切っているため、独特な景観が楽しめる都市となっています。旧市街である「ビューリヨン」と呼ばれる地区は、ユネスコの世界遺産に登録されています。リヨンに着いたら、まずこの旧市街を散策しましょう。

Lyon Cathedral - Cathédrale Saint-Jean-Baptiste - Place Saint-Jean, Vieux Lyon - fountain

フルヴィエールの丘はリヨンの始まりともいえる場所で、ケーブルカーで頂上まで登ることができます。頂上からはリヨンの美しい街並みを一望できるため、多くの観光客から人気のスポットです。また、丘のふもとにはフランス最大の野外ローマ劇場であるローマ劇場家劇場があり、ルイ9世が眠っているサン・ジャン大司教教会もあります。

Lyon - Basilique Notre-Dame de Fourvière

リヨンの市民の寄付によって建てられた、最上部に聖母マリア像が特徴的なセラヴィエル大聖堂も必見です。

ここにも行きたいリヨン観光の見どころ

La fontaine des Jacobins

リヨンには2つの有名な広場があります。ベルクール広場には有名なルイ14世の騎馬像が立っており、観光案内所もあります。リヨンの中心地として連日多くの人が訪れるので、ぜひ足を運んでみましょう。リヨンの市庁舎があるテロー広場には、アメリカの自由の女神像の製作者として有名な彫刻家、バルトルディの噴水があります。

En el Musée des Miniatures et décors de Cinéma - II

また、リヨンは「世界初の実写映画」と言われている『工場の出口』という映画の舞台になったことから、映画発祥の地としても有名です。そのためリヨンには、ミニチュア&映画装飾博物館という変わった博物館があります。様々な有名映画の小道具や細かく作り込まれたミニチュアが展示されていて、映画に詳しくない方でも楽しめるスポットです。

食通の街・リヨンの地元グルメ

リヨンは食通の街としても有名で、多くの質の高いレストランが軒を連ねています。日本からわざわざ、食事を楽しむためにリヨンに訪れる人もいるほどです。

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リヨンのレストランでぜひ味わいたいのは、名物の豚肉料理です。ソーセージというとお隣のドイツのイメージが強いかもしれませんが、リヨンではメインとしてソーセージが多く食べられています。ほかにも、牛の胃袋であるハチノスと魚をパン粉につけて焼いたタブリエ・ドゥ・サプールや、魚のつみれ団子を意味するクネルなども、伝統的な家庭料理として、観光客はもちろん地元民からも人気です。

注目したいのは、観光案内所と商工会議所が作ったレ・ブション・リヨネというマーク。このマークが付けられているお店は料理やサービスの質が保証されているので、洗練されたサービスや料理を求める方はこのマークがあるお店がおすすめです。

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また、リヨンには大衆食堂であるブションと、日本人がイメージしやすい典型的なフレンチレストランの2パターンがあります。ブションでは20ユーロ前後で前菜とメイン、デザートを食べれられるくらいの相場です。少し敷居が高いレストランとなると、1人50ユーロから100ユーロのコースになることが多いです。予算とあわせて、レストランのグレードも考慮するといいでしょう。ブションでもおいしい料理を食べられる場所はたくさんあるので、心配はいりません。

お土産にもぴったり!リヨンのワイン

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リヨンの北には、ボジョレー、ブルゴーニュ、シャンパーニュなど、南にはプロヴァンス、コート・デュ・ローヌといった、有名なワインの生産地が点在しています。そのためリヨンには多くの高品質なワインが集まっており、ワイン好きの人には大満足の観光地となっています。

フランス料理はワインと一緒に楽しむのが定番です。ワインに詳しくない方は、お店の方に聞いてみましょう。もし気に入ったものがあれば、飛行機の持ち込み制限に注意しつつ、自宅用、もしくはお土産としてワインを買って行くのもいいですね。

Ninkasi Radiant

リヨンにはワインだけではなく、地元ビールであるNinkasiもあります。スーパーでも売られている定番のビールなので、「ワインがあまり得意ではない」「ビールも好きだ」という方は、ぜひこの地元ビールをも味わってみてください。

観光中の宿泊にはどのエリアがおすすめ?リヨンのホテル情報

PLACE DES TERREAUX, LYON

リヨンの観光を目一杯楽しみたいという方は、リヨンの新市街エリアがおすすめです。新市街にはテロー広場やオペラ座などがあって観光アクセスがいいうえ、比較的リーズナブルに宿泊できるエリアです。

美しいヨーロッパの街並みを期待するのであれば、世界遺産に登録されている旧市街地区に宿泊するといいでしょう。このエリアには多くの飲食店が立ち並んでいるので、グルメの方にもぴったりです。また、ライトアップされた夜景を楽しみたいというもこちらのエリアがいいでしょう。

gare de Lyon-Part-Dieu (LYON,FR69)

リヨンに1泊しかせず他の都市も回りたいという方は、交通のアクセスを重視したパール・デュー地区がおすすめです。空港へのアクセスが良く、長距離バスの発着や特急電車の発着便も多いので、リヨンから移動する場合にはとても便利です。

ホテル代が比較的高いというイメージがあるフランス。リヨンのホテルの値段の相場も、やや高めになっています。大人が2人1泊2日するのであれば、1万円前後をみておくと良いでしょう。ややグレードの高いホテルになると、15000円~2万円程度かかると思っておく必要があります。

日本からリヨン市内までのアクセス

F-GSPO | Air France | Boeing 777-228(ER) | CAN

リヨンには、『星の王子さま』の作者として有名なサンテグジュペリの名を冠した、サンテグジュペリ国際空港があります。残念ながら、日本からの直行便は運行していません。ヨーロッパの主要都市からは多くの便が運行しているので、ヨーロッパ、もしくは中東などで一度乗り換えて、空路でリヨンに向かうのが一番楽でしょう。アクセスの良さでいえば、ルフトハンザを使ってフランクフルト経由、スイス航空を使ってチューリッヒ経由、エールフランスを使ってパリ経由などの経路が考えられます。

「パリにも行きたい」という方は、まず日本から直行便でパリへ向かい、そこから国内線で1時間10分、もしくは高速列車TGVで2時間でリヨンに移動できます。

Lyon

空港からリヨン市内へは、ローヌ・エクスプレスという電車に乗ると約30分ほどです。片道は15.8ユーロとやや高めなので、大人数で行く場合は、タクシーを利用した方が安くつく可能性もあります。

観光中気になるリヨンの治安は?

Lugdunum

リヨンは比較的治安がいいといえます。ですがフランス第2の都市というだけあって多くの人がいること、また観光客も多いことから、ひったくりやスリ、置き引きなどの被害が多数報告されています。貴重品から目を離さないようにしましょう。

安いホテルが比較的多く集まっているパラーシュ駅の周辺はあまり治安が良くないので、注意しておく方が無難です。パラーシュ駅の裏には売春宿が並ぶ地区もあるので、よくわからない場合、路地などに入らず大人数で大通りを歩くようにしましょう。

リヨンのことがよくわからない到着してきたばかりであろう観光客を狙い、募金を募ったり、アンケート活動だと言って話しかけ最終的にお金をだまし取る人もいるようです。全体的には治安はあまり悪くないとは言えますが、用心するに越したことはありません。

光の祭典は圧巻!リヨン観光のベストシーズン

Lyon

リヨンは、7月、8月の平均最高気温は27℃前後、真冬の1月、2月でも平均最高気温が7℃前後、平均最低気温は0℃から1℃前後となっています。そのため他のヨーロッパの都市と比べると、比較的冬も観光しやすいといえるでしょう。真夏は日照時間が長く、夜9時、10時まで明るいのも特徴的です。ですがそのぶんとても暑いので、比較的温暖であり日照時間も長い5月、6月の時期が観光におすすめです。

La source de la lumière, Fête des Lumières

また、リヨンの有名なイベントとしては、「光の祭典」が挙げられます。毎年12月頭に行われているお祭りで、リヨンの街中がライトアップされます。ただライトアップされるだけではなく、音楽や舞台芸術の技術なども使われ、街全体がファンタジックな雰囲気に包まれます。

幻想的で美しいリヨンの夜を楽しみたいのであれば、光の祭典のタイミングを狙うと良いでしょう。ですがその際は、ホテルやレストランなどが多少割高になることもあるので、予算には余裕を持っておくことをおすすめします。

フランス第2の都市・リヨン観光を楽しもう

Lyon: Ruinas cerca de Théâtre Romain

リヨンはフランス第2の街として繊維産業が盛んで、さらには食通の街としても有名な大都市です。光の祭典が行われる街としても知られており、パリからの交通のアクセスもいいので、ヨーロッパ周遊旅行の際に立ち寄るのにもぴったりです。次の旅行先に迷っている方は、フランスのリヨンに訪れてみてはいかがでしょうか。

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