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ニースの観光情報まとめ:リビエラの女王と呼ばれる南仏リゾート

フランスというと、パリやリヨンといった大都市や、ベルサイユ宮殿、モンサンミッシェルのような観光地が思い浮かぶ方も多いでしょう。ですがフランスには、「リビエラの女王」と呼ばれる美しいリゾート地・ニースという都市もあります。ニースは世界でも有名なリゾート地のひとつで、世界各国から多くの観光客が訪れます。 ニースのカーニバルはヨーロッパ3大カーニバルのうちの一つに数えられていて、お祭り好きの方にもぴったりの観光先です。また、イタリアの領土であったこともあり、イタリアとフランスの食文化の影響を受けた独特なニュース料理も魅力的。「のどかなヨーロッパをのんびりと楽しみたい」という方は、ニースに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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イタリアとフランスの影響を受けたニースの歴史

Nice

ニースの歴史は、紀元前の5世紀ほどにまでさかのぼります。ギリシャ人によって町が建設され、紀元前2世紀頃にケルト系の住民が住むようになったことがニースの起源とされています。当時の名前は「ニカイア」で、交易植民都市として栄えていました。

中世に入ると、ニースはプロヴァンス伯の支配下となり、プロヴァンス伯領がフランスの領土になったことからニースもフランスの領土となります。その後、現在のイタリアとフランスの領土にまたがって存在していたサルデーニャ大国に支配され、さらには一時スペインの領土になるという、複雑な歴史を辿りました。1815年、ナポレオン戦争後のパリ条約により、ニースは再びサルデーニャ王国に編入することとなります。

Nice

こういった背景があったため、ニース内で親フランス派と親イタリア派で対立が起こりました。その後起こったイタリア統一戦争の際、ニースはフランスの領土として認められます。ですがイタリアからは何度も狙われており、第二次世界対戦ではイタリア軍の進行を受けました。

現在ニースはフランスの領土ではありますが、買い物や食事のためにイタリアへ行ったり、逆にイタリア人がニースに旅行に来るなど、フランスでありイタリアでもあるような、独特な街となっています。

ビーチ&旧市街がニース観光の定番見どころ

Nice, France

ニースはあまり大きな都市ではないので、歩いて街を散策できます。ニースの一番の見どころといえば、やはりビーチです。ビーチ沿いには、プロムナード・デ・ザングレという遊歩道が整備されており、この遊歩道沿いには多くの高級リゾートホテルが集まっています。ヨーロッパのリゾート感を楽しみたい方は、ぜひ足を運びましょう。

Nice

ニースの旧市街はオペラ座や市庁舎のほかに、多くの教会が立ち並んでいて、観光にぴったりです。迷路のように入り組んでいる街なかを、のんびりと散策するのもいいですね。 旧市街と新市街の間には、マセナ広場という地元民の憩いの場があります。赤い外壁に白枠の窓格子、模様の床という変わった造りなので、写真撮影が好きな方にもおすすめの観光スポットです。

ここにも立ち寄りたい美術館

MUSEE MATISSE DE NICE

ニースは小さい街ではありますが、優れた美術館が多いことでも有名です。一番のおすすめは、マティス美術館です。この美術館では、ニースで没した画家・マティスの作品が約300点も展示されているうえ、作品に登場する椅子やオブジェなども飾られています。

Musée national Marc Chagall

ステンドグラスのデザインで有名なシャガールの美術館もあります。シャガール美術館では、旧約聖書をモチーフとした作品をはじめとした450点もの作品を見られます。

モダンアートが好きな方には、近代・現代美術館がおすすめです。1960年以降のモダンアートやポップアートなどの現代美術作品が400点以上展示されているので、見ごたえたっぷりです。また、ジュール・シェレ美術館では、『考える人』でおなじみのロダンによる彫刻を見ることもできます。美術館が好きな方には、ニースは何日あっても回り足りない魅力的な都市なのです。

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ニースの独特な地元グルメを味わおう

ニールの郷土料理はフランスとイタリアの食文化の影響を受けていて、地中海の豊かな魚介類が味わえる美食の街としても知られています。郷土料理の味を守り続けているレストランには「キュイジーヌ・ニサルド」というステッカーが貼られているので、このステッカーがあるレストランは、質が高いと言っていいでしょう。

Pissaladière

ニースの定番料理といえば、黒オリーブやアンチョビ、ハツカ大根などを使ったニース風サラダや、ズッキーニの花を天ぷらにしたベルグネッツ・ド・フリュ・デ・クルゲッテ、フォカッチャを使ったニース風ピザであるピサラディエール、伝統的な家庭料理であるガレットに似たソッカなどが挙げられます。

Ratatouille

日本でもよく食べられているラタトゥイユもニースの郷土料理で、バーニャカウダもニースではよく食べられています。本場のニース料理を食べたい方は、事前に調べておいて、できるだけ多くのニース料理を試してみましょう。

ニースはリゾート地なので、しっかりしたレストランに行くと、前菜とメインディッシュで30~50ユーロ程度かかるでしょう。そこにワインなどの飲み物が加わると、50ユーロ以上必要になることもあります。リーズナブルなピッツァリアやカフェなどもあるので、そういったところでは1人10~20ユーロ程度の予算で食事を楽しめます。

観光ホテルはどのエリアがおすすめ?値段の相場

Nice

リゾート地であるリースには、多くのホテルが立ち並んでいます。ホテルが密集しているのは主に3つのエリア。ひとつめは、プロムナード・デ・ザングレというビーチに沿った遊歩道に沿いにある高級リゾートホテルのエリアです。やや高めの値段設定が多いものの、リゾート観光地にぴったりのおしゃれな内装や、ホテルからの美しい景色が楽しめるところも多いので、予算に余裕がある方はぜひこのエリアでホテルを探してみましょう。

IMG_5731

「リーズナブルに済ませたい」「もっとニースのローカルな感じを楽しみたい」という方は、旧市街のエリアがおすすめです。また、ショッピングを楽しみたい方やほかのエリアにも足を伸ばしたいという方は、街の中心にあるマセナ広場周辺のエリアに宿泊すると良いでしょう。

ニース観光で大人2人、1泊2日するのであれば、安くても1万円程度をみておきましょう。リゾートホテルとなると、1泊でも2万円からが相場になります。季節によっても値段は変動するので、事前に調べておき、早めに予約することをおすすめします。

夏だけじゃない!おすすめ観光シーズン

Nice

ビーチがあるリゾート地ということから、ニースのおすすめ観光シーズンはやはり夏です。7月、8月の真夏の平均気温は23℃前後となっているので、夏を楽しむのにはぴったりの気候です。海水浴に最適な6月から9月のバカンスのシーズンになると、バカンスをニースで過ごそうとする人が世界各国から訪れ、ニースは大変賑わいます。マリンスポーツを楽しみたい方も、このタイミングがいいでしょう。

気温自体はあまり高くないものの、夏のニースは日光が強く、体感気温はやや高めです。日焼け対策はしっかりとしておき、水分補給も忘れないようにしてくださいね。

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Carnaval de Nice 2017

ニースは冬も比較的温暖で、めったに雪が降ることはありません。1月、2月の真冬でも、平均気温は10℃弱。平均最低気温でも5℃前後と、比較的過ごしやすいため、冬の観光も可能です。特に2月に2週間にわたって行われるカーニバルは、フランス最大規模で、ヨーロッパの3大カーニバルのうちのひとつに数えられています。2月にはレモン祭りも開催されるため、冬のニース観光を考えている方は、2月がおすすめです。

日本からニースまでのアクセス

Aéroport Nice cote d'Azur

ニースには、コート・ダジュール空港という国際空港があります。ニースの空港へは残念ながら日本から直行便は出ていません。ですが、中東もしくはヨーロッパの主要都市からは航空便が出ているので、乗り換えに不便はありません。フランクフルトやパリでの乗り換えが便利でしょう。

Aéroport Nice Côte d'Azur

空港から市内へは、エアポート・エクスプレスバスが運行しています。中心部へは約30分ほどの所要時間で、リースのヴィル駅までは約15分かかります。料金は6ユーロ。タクシーを利用するのであれば、中心地まで約20分ほどで、料金は30ユーロ弱です。

ニース空港は中心地から7キロほどしか離れていないので、日本から乗り換えはあるものの、比較的アクセスしやすい都市といえます。多くの観光客が訪れるため、空港の設備も充実しています。ヨーロッパ周遊旅行を考えている方にとっても、便利な都市です。

観光で気になるニースの治安情報

Nice

ニースはリゾート地なので、比較的治安がいいと言われています。ですが比較的裕福な観光客が集まるということで、観光客を狙ったスリがいるのも事実です。のんびりとした雰囲気でリラックスするのもいいですが、警戒は怠らないようにしましょう。貴重品から目を離さず、リュックや外から手を入れられる隙間があるカバンを避けるなどの自衛手段が求められます。

Nice

観光地のため夜も賑わっている飲食店が多いのですが、少し裏道に入ると雰囲気が一変します。近道だからといって、よくわからない小道や暗い道には入らず、できるだけ大通りを歩くようにしましょう。

ビーチの付近に泊まる予定の方は、夜は女性同士だけで散歩はしないようにしましょう。ナンパをされても興味がないのであれば、しっかりと断ること。そして人がいない方へは行かないことをおすすめします。

南仏・ニースでバカンスを楽しもう

Nice

日本人からすると、夏はバカンスというよりは避暑のイメージがあるかもしれません。ですがヨーロッパには、夏を楽しむリゾート地が多くあります。そのうちのひとつであるニースはバカンスの都市として知られており、ヨーロッパでは有数の観光地となっています。

まとまった休暇が取れる方は、二ースでのんびりとヨーロッパ風バカンスを楽しんでみるのはいかがでしょうか。ふだんの疲れを癒し、リフレッシュできることまちがいなしです。

独特な食文化や魅力的な美術館などもあるので、夏以外の季節の観光でもきっと楽しめるでしょう。特に、冬でもカーニバルの期間はとても賑わいます。ヨーロッパに行くことがあれば、ぜひニースにも足を運んでみてください。

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