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「相田みつを美術館」の概要&魅力
書家・詩人である相田みつを氏
相田みつを氏は栃木県足利市に生まれ、中学卒業後に歌人・山下陸奥氏、生涯の師となる禅僧の武井哲応老師から仏法を学びました。19歳になると書家である岩沢渓石氏に師事し、次第に書家としての才能も開花させ、自分の言葉を自分の書で表すというスタイルを確立していきます。1984年、相田みつを氏が60歳のころに代表作となる詩集『にんげんだもの』を出版。自分の弱さを正直にさらけ出したこの詩集はミリオンセラーとなり、多くのファンを集めました。
相田みつを美術館のコンセプト
「相田みつを美術館」は、1996年に銀座に開館し、2003年に現在の「東京国際フォーラム」に場所を移しました。新しくなった「相田みつを美術館」は、相田みつを氏が生前に毎朝散策していたという栃木県足利市の八幡山古墳群をイメージして作られており、珪藻土(けいそうど)で覆われた落ち着いた和の空間が演出されています。
「相田みつを美術館」のコンセプトは、『あなたの人生の2時間を過ごす場所』です。じっくり作品を鑑賞して1時間、鑑賞後にゆったりと余韻を楽しんで1時間。鑑賞後は、館内のさまざまな場所に設置してある椅子や、気軽に入れるミュージアムカフェなどで相田みつを作品の世界に浸ってみましょう。
言葉に癒やされる時間
相田みつを氏の「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」という詩は誰でも1度は耳にしたことがあるはず。誰にでもわかる簡単な言葉を選び、ごくシンプルに表現された詩は多くの人の心を捉えました。美術館を実際に訪れて詩と書を融合させた作品を見ると、その力強さと詩の意味をより深く体感できます。そして、自分の心境に合った詩に出会ったり、励まされたり、自分を見つめ直す時間が持てるはず。疲れた心を癒やしたい・立ち止まって考えてみたいという時におすすめの美術館。きっと鑑賞後には気持ちをリフレッシュできます。
東京観光に便利な立地
「相田みつを美術館」は東京駅から徒歩5分の距離で、JR・地下鉄・バスなど多様な交通手段が選べる立地です。どこへ行くにもアクセスしやすく、周辺にはショッピングやグルメスポット、劇場、美術館などがとっても豊富なまさに東京の中心地。「相田みつを美術館」を鑑賞の前後にも、さまざまな東京観光が楽しめます。
「相田みつを美術館」の見どころ:見るだけじゃない体験型の映像作品も
作品展示の概要
「相田みつを美術館」では、年に4回程度作品を入れ替えて展示会が開かれています。テーマを変えて相田みつを氏の作品を楽しめる企画展のほか、東日本大震災復興支援の写真展、相田みつを氏の生誕や開館記念周年に合わせた特別展が行われることも。展示室は第1ホールと第2ホールに分かれ、第7展示室まであり見応え充分。ゆっくりと回って約1時間が鑑賞の目安時間です。
電子井戸・電子ブック
「相田みつを美術館」では、ただ作品を鑑賞するだけでなく体感型の映像コーナーが設けられています。井戸をのぞきこむと底に作品の画像が浮かぶ「電子井戸」、大きな本を筆でなぞると映像が変わりさまざまな作品を楽しめる「電子ブック」などがあり、より言葉を身近に感じられる演出が見どころとなっています。
記念撮影コーナー
館内の作品は基本的に撮影禁止ですが、「記念撮影コーナー」の作品だけはOK!ここで忘れずに写真を撮っておくのがおすすめです。作品は定期的に入れ替えられるため、訪れるたびに違った作品を写真におさめられます。
書道体験 水書板(すいしょばん)
水書板とは、習字の練習に使われる特殊な板です。筆に水をつけて文字を書くと、墨で書いたように字が黒く浮かび上がるようになっています。美術館の作品を堪能したあとは、ここで相田みつを氏になった気分で書道体験をしてみてはいかがでしょうか?5〜10分程度で乾くと自然に文字が消えるので、気軽に利用できます。
講演やイベントも開催
時期によっては、相田みつを氏の長男で館長である相田一人(かずひと)氏のミュージアムセミナーや作品解説、歌手によるミニライブなどが行われることもあります。訪れる前にイベントの日程を確認しておくようにしましょう。また、年に数回全国各地の美術館や催事場などで地方展示も行っています。なかなか東京まで出向くのは難しいという場合は、近くで地方展示が行われていないかチェックしてみましょう。
アトリエ再現コーナー
作品制作現場であるアトリエを再現したコーナーは、相田みつを氏が納得いくまで何度も書き続けた様子が伝わってきます。自分の書や言葉を生涯に渡って追求した相田みつを氏のこだわりが感じられる貴重なスポットです。
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「相田みつを美術館」の見どころ: カフェ&ショップで一息
ミュージアムカフェ
「相田みつを美術館」を鑑賞したあとは、併設されているカフェで一休みするのがおすすめ。コーヒーや紅茶が200円から楽しめるリーズナブルな価格設定が魅力で、落ち着ける雰囲気のカフェです。季節に合わせた装飾が施され、夏季限定メニューとしてマンゴージュースなどが提供されることも。
ミュージアムショップ
館内のミュージアムショップでは、相田みつを氏の作品が描かれた色紙やはがきのほか、カレンダー・書籍・便箋、CDブックなども取り扱っています。お土産ものとして特に人気を集めているのは、相田みつを氏の書が入った缶入りの狭山茶やドリップコーヒーセット。相手に贈りたい言葉を選んでお土産選びをするのも楽しそうです。ミュージアムショップの入場は無料なので、美術館に入らなくても利用できます。
ミニチュアアートガチャガチャ
「相田みつを美術館」のお土産としておすすめなのが、相田みつを氏の作品をミニチュアアートにしたガチャガチャです。小さいので気軽に飾れ、1回300円とお手頃な値段なので思わず全種類そろえたくなってしまうはず。ミュージアムショップとミュージアムカフェに設置されています。
「相田みつを美術館」観光の基本情報&アクセス
電車でのアクセス
■「有楽町駅」の国際フォーラム口から徒歩3分。地下鉄「有楽町駅」から地下1階コンコースで連絡しています。
■「東京駅」の丸の内南口から徒歩5分。京葉線「東京駅」から地下1階コンコースで連絡しています。
■「日比谷駅」から徒歩5分
■「銀座駅」から徒歩5分
車でのアクセス
■首都高速道路「霞が関IC」から晴海通り、「神田橋IC」から日比谷通り、「宝町IC」・「京橋IC」から鍜治屋橋通り
<東京国際フォーラム駐車場>
営業時間:7時〜23時 料金:30分ごとに200円
相田みつを美術館
- 東京都千代田区丸の内3-5-1
- 03-6212-3200
- 10時〜17時30分(入館は17時まで)
- 月曜日(祝日の場合は開館)
- 入場料:大人800円 中高生・70歳以上500円 小学生200円
バリアフリー対応
展示エリアはバリアフリーで、車イス対応のトイレも設置してあります。カフェからミュージアムショップへ降りる段差部分は車イス用の昇降機が利用可能。障がい者と付き添い人は無料で入場でき、車イスの貸し出しも行っています。
乳幼児向け施設
館内に授乳室やおむつ替え台があるトイレはありません。利用する場合は1度館外に出て「東京国際フォーラム」の施設を使う必要がありますが、同じ地下1階にあるためそれほど不便ではありません。授乳室の入室できるのは女性のみで、カーテンで仕切られた個別授乳室のほか、おむつ替え台、調乳器、シンクの設備があります。また、「東京国際フォーラム」各所にある多目的トイレにもおむつ替え台は設置してあります。
無料コインロッカーあり
「相田みつを美術館」では、受付で無料コインロッカーを利用できます。作品鑑賞に不要な荷物を預けて、身軽に過ごせます。
「相田みつを美術館」の周辺観光情報
東京ステーションギャラリー
「東京ステーションギャラリー」は、東京駅の丸の内北口にある駅舎内の美術館。「相田みつを美術館」からは徒歩10分の距離です。東京駅らしいレンガ壁の展示室で、建築デザインを見るだけでも楽しめるスポット。建築や絵画、陶磁器など、随時さまざまなテーマの企画展を行っています。来館者のみが入場できるミュージアムショップの「トレニアート」では、鉄道をモチーフにしたオリジナルグッズを多く販売しているので、東京駅土産を探すのにおすすめ。
東京ステーションギャラリー
- 東京都千代田区丸の内1-9-1
- 03-3212-2485
- 10時〜18時(金曜は20時まで)
- 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)・年末年始・展示替え期間
三菱一号館美術館
「三菱一号館美術館」は、「相田みつを美術館」から徒歩2分、東京駅から徒歩5分の立地にあります。赤いレンガ造の建物が目印で、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドンなど19世紀末の西洋美術を中心に収蔵しています。年に3〜4回テーマを変えて展覧会が行われており、館内にはお酒も楽しめるカフェや、「三菱一号館美術館」のオリジナルグッズを販売するミュージアムショップも併設されています。
三菱一号館美術館
- 東京都千代田区丸の内2-6-2
- 03-5777-8600
- 10時〜18時(金曜・展覧会会期中の最終週平日は21時まで)
- 月曜日(祝日・振替休日・展覧会会期中の最終週平日は開館)・年末年始・展示替え期間
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