おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)

ホテル・航空券の料金比較・予約サイト

築地場外市場のお隣にある穴場スポット築地本願寺の見どころ

早朝から開いているお店の多い「築地場外市場」で朝ごはんを食べたり食べ歩きをしたり、ランチのついでに寄ることのできる「築地本願寺」。有名アーティストの葬儀が営まれたりして、全国的にも有名なお寺です。寺社巡りが好きな方もいますが、普段はお寺に観光しに行くことはあまりありません。でも「築地本願寺」は、ちょっと普通のお寺とは違うユニークなお寺。なんとコンサートが開かれていたり、最近ではプロジェクションマッピングも行われた、すごいお寺なんです!そこで今回は、築地での食べ歩きやランチのついでに観光できる「築地本願寺」の見どころをご紹介します。

続きを読む

http://ja.wikipedia.org

更新日: 2023年11月21日

広告

本ページではプロモーションが含まれます
当サイトでは施設やサービス(以下、サービス等)の掲載にあたり、ページタイトルに規定された条件に合致することを前提として、当社編集部の責任においてサービス等を選定しおすすめアイテムとして紹介しています。

なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。

「築地本願寺」とは

https://ja.m.wikipedia.org

築地本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺で、京都の本願寺(西本願寺)が本山です。創建時は浄土真宗本願寺派の全国各地にある別院「築地別院」として建立されました。そして2012年4月1日より、東京首都圏の拠点として直轄寺院となり、正式名称が「築地本願寺」と改められました。1923(大正12)年、関東大震災にともなう火災により本堂を焼失しましたが、東京(帝国)大学工学部教授・伊東忠太博士の設計により、1934(昭和9)年、現在の本堂の姿となりました。本堂の外観は「インド様式」の石造りとなっていますが、本堂内部のお荘厳は伝統的な真宗寺院の造りになっています。2014年12月10日に重要文化財に指定されました。

ランチタイムコンサート

https://commons.wikimedia.org

築地本願寺の本堂に入って振り返ってみると、頭上、左右に大きな銀色のパイプが並んでいます。お寺には珍しい、パイプオルガンです。1970年に寄進されたこのパイプオルガンは、ドイツ製で、実は、築地本願寺オリジナルの設計とデザインです。左右に配置されたパイプは6つの山を描いていて、「南・無・阿・弥・陀・仏」の6つの文字を表しています。また、表面に並んだパイプの数は左右48本ずつ。浄土真宗の聖典にもある「四十八願(しじゅうはちがん)」を表しています。ここでは毎月最終金曜日、12:20~12:50の30分間、パイプオルガンの「ランチタイムコンサート」を開催しています。入場は無料で、誰でも自由に聴くことができます。プログラムは仏教讃歌をはじめ、バロック時代の曲や現代曲、ときには他楽器との共演などもあり、幅広く構成されています。

広告

伊東忠太の意匠あふれる建築

https://commons.wikimedia.org

丸みを帯びた部分は本堂の屋根で、モチーフは菩提樹の葉。その中央に描かれているのは仏教のシンボルの花でもある蓮の花。これが「築地本願寺」の正面の顔です。「築地本願寺」が現在のような姿になったのは、1934(昭和9)年。2度の大災害を経て復興にあたるとき、建築を行ったのは、建築家の伊東忠太氏です。地震や火事に強く、かつ新しい仏教建築を望む中から、現在のような鉄筋コンクリートや花崗岩を用いた建築、古代インド様式のデザイン、伊東忠太氏の個性あるさまざまな意匠が取り入れられました。その一方で、本堂は浄土真宗独特の寺院様式となっています。石造り、古代インド様式、パイプオルガン、ステンドグラス、細部の凝った意匠、イス式の本堂、そしてお香の香りと、これらのさまざまな要素が融合して、個性豊かで独特の雰囲気をもつエンターテインメント性のある空間となっています。

はなまつり

広告

https://www.youtube.com

4月8日にお生まれになったとされる、お釈迦さまのご誕生をお祝いする法要行事です。灌仏会(かんぶつえ)ともいいます。お釈迦さまがお生まれになった時、天からお祝いの甘露の雨が降ってきたという伝承に由来して、お釈迦さまの立像に甘茶をかけます。築地本願寺では、毎年4月上旬に「はなまつり」として、かわいい稚児行列やミニ動物園、かっこいいお兄さんたちによる大江戸助六太鼓の演奏も行われます。2014年は、4月6日(日)に開催され、仮面ライダー鎧武(ガイム)もやってきました。築地場外市場・近隣飲食店による屋台など、おいしいものもたくさん並びます。

盆踊り

https://commons.wikimedia.org

今年で68回目を迎える「築地本願寺納涼盆踊り大会」では、期間中毎日盆踊りが行われます。境内に設置された櫓(やぐら)を中心に人々が何重にも輪を作り、「これがお江戸の盆ダンス」「おけさ唱えば」「東京音頭」「大江戸助六音頭」「炭坑節」「大東京音頭」「築地音頭」などを踊り、踊りの間には大江戸助六太鼓による力強い演奏も披露されます。築地場外市場や近隣飲食店による屋台もにぎわい、地元の人々や多くの門徒が集う夏の風物詩となっています。「中央区夜景八選」に選定されています。

ブディストホール

築地本願寺内の第一伝道会館にある劇場です。19895年に開場したプロセニアム方式の舞台です。客席には傾斜がつき、とても見やすい客席になっています。交通のアクセスもよく、演劇公演を中心として、コンサート、演芸、舞踊、講演会、撮影、各種イベントなど、幅広く利用されています。築地本願寺を真っ正面に見て、一番右手の建物です。入ってすぐ右手がレストラン・喫茶の「紫水」となり、左手にブディストホールの階段があります。ブディストホールは164席の小劇場。そのため生声が最後列までしっかり届きますので、より臨場感あふれるステージを堪能できます。寄席をはじめとした話芸はもちろん、一般の方でも各種サークル等のステージ披露や発表会などにも利用できます。またホール内の椅子にはそれぞれ折り畳み式の簡易机もついているので、さまざまな講演会に最適です。

さまざまなイベントを開催

国の重要文化財に指定されたことを受けての記念行事「ごえん」が、3月14・15日両日開催されました。「ごえん」とはさまざまな縁のよって生かされている「わたし」と「あなた」のこと。古代インド様式を取り入れた現本堂が完成するまでの歴史を投影する「プロジェクションマッピング "光がおりなす築地本願寺物語"」は、普段とは違うインパクトのある映像です。また、一年を通してさまざまなイベントを開催していて、冬期には「冬の子ども会IN築地本願寺」と題して焼きいも大会が行われたり、「築地本願寺」が主催するもののほか、月1回の朝市など、会場として使われる公開イベントもたくさんあります。雅楽やパイプオルガンの音色がやさしく華やかに演出してくれる、結婚式も挙げることができます。

いかがでしたか?普通のお寺とはスケールもユニークさも違う、見どころ満載の「築地本願寺」。伊東忠太氏の設計した建物を見てまわるだけでも価値のあるお寺です。教会でもなければなかなかお目にかかれない、大きなパイプオルガンの音色を気軽に楽しめるので、築地の食べ歩きとセットで訪れたいですね。

築地本願寺

東京都中央区築地3-15-1
03-3541-1131
本堂参拝時間4月~9月6:00~17:30、10月~3月6:00~17:00
通年
駐車場無し(近隣に有料パーキング有り)
http://tsukijihongwanji.jp/

銀座・築地の観光でおすすめの記事

詳しく

もんじゃだけじゃない!月島周辺で観光におすすめのスポット10選

銀座・築地 - 散歩・街歩き ,観光名所

月島と聞くと、多くの人はもんじゃ焼きを思い浮かべるのではないでしょうか? 月島駅周辺には隅田川沿いという好立地を活かして大型商業施設や高層住宅が建ち並び、都会的風景を楽しむ事が出来ます。一方、大通りをひとつ入ると長屋門の続く下町ならではの風景も見ることができて、今昔どちらも楽しめる知る人ぞ知る観光スポットです。おいしいもんじゃ焼きを食べる前の腹ごしらえに、食べてからの軽い運動に、足を伸ばしてちょっと行ってみたくなるような、月島周辺の隠れた観光スポットをご紹介します。

詳しく

銀座・有楽町周辺でおすすめの人気観光スポット一覧

銀座・築地 - 観光名所

東京の都心観光で外せない場所の1つが銀座・有楽町エリアです。高級なブティックやレストランが立ち並び、洗練された大人の街として人気の銀座。最近ではGINZA SIXや銀座プレイスといった新名所が続々と誕生し、新たな魅力を発信しています。 その一方で、昔ながらの老舗や路地に佇む小さな神社など、銀座には街の歴史を感じさせるスポットも多くあり、革新と伝統が混ざり合う独特の雰囲気が魅力です。銀座に隣接する有楽町も古くから劇場や映画館が多く、文化の発信地として発展してきた街。現在はビジネス街であるとともに、大型複合商業施設も多く、ショッピングやグルメを楽しめるエリアとしても人気です。 今回のまとめでは、そんな新旧の魅力あふれる街、銀座・有楽町周辺でおすすめの観光スポットを紹介します。最新のトレンドスポットから昔ながらの映画館、老舗のアートギャラリー、ビルの屋上にひっそりと鎮座する神社まで様々なスポットを紹介しています。周辺地域を散策の際は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

詳しく

【東京】築地周辺で人気のおすすめ観光スポットまとめ

銀座・築地 - 観光名所

築地周辺でおすすめの観光スポットを60か所紹介します。 築地といえば世界最大の中央卸売市場「築地市場」が有名な街です。築地市場は本来、業者が競りを行う場ですが、新鮮な水産物や活気ある魚市場の雰囲気を求めて国内外から多くの人が訪れる、都内有数の観光地でもあります。マグロの競りは特に人気。周辺の飲食店で味わえる海鮮丼などのグルメも魅力で、早朝から市場を見学し、周辺の専門店で朝食を堪能するというパターンも人気です。 そんな魚河岸の街・築地ですが、市場以外にも沢山の見どころがあります。東京メトロ日比谷線や都営大江戸線の築地駅はもちろん近くの銀座・東銀座から簡単にアクセスできる場所ばかりなので、築地市場見学と併せて周辺地域も散策してみてはいかがでしょうか。

詳しく

80年前の高級デザイナーズマンション!?銀座・奥野ビルの魅力に迫る

銀座・築地 - 建築,観光名所

かつては旧銀座アパートメントと呼ばれ、銀座界隈でも屈指の高級アパートだった奥野ビルは、今ではきらびやかな銀座の中でレトロな雰囲気を醸し出しているから目を引く存在になっています。1932年の建設当時には、民間の建物としては日本で初めてエレベーターを備えたビルとして注目された手動式のエレベーターもそもままの姿を残しています。今では画廊やギャラリーなどが入っており、中を見学することも可能です。銀座で一昔前にタイムスリップができる「奥野ビル」の魅力に迫ります。

詳しく

【銀座】画廊天国の街でいちおしのギャラリー5選

銀座・築地 - 観光

昔も今も変わらずリッチな気分を味わえる大人が集う街、銀座。江戸や明治時代から続く老舗ショップから、時代を先取りする最先端のショップが軒を連ね、ブラブラ歩くだけで目新しいものや少し懐かしいものと出会える街です。また、洗練されたギャラリーで優雅にアートを観賞するにも最適なエリアとなっています。 今回は、銀ブラの途中に立ち寄りたい、画廊天国の街でいちおしのギャラリーをご紹介したいと思います。国内外のアーティストによる現代美術を気軽に楽しめる画廊巡りは、銀ブラの楽しみ方のひとつ。銀座でご自身の趣味や嗜好に合った画廊を探す参考にしてくださいね♪

詳しく

日比谷周辺で人気のおすすめ観光スポット10選

銀座・築地 - 観光

落ち着いた大人の雰囲気の街・日比谷。皇居周辺を中心に心穏やかに過ごせるスポットが点在し、心地よい雰囲気が人々に愛されるエリアです。今回は、日比谷周辺で人気の観光スポットをご紹介したいと思います。 徳川幕府が江戸城を拠点としたことから発展し、明治維新以降は日本初の西洋式の帝国ホテルや鹿鳴館など上流階級の社交場が集まり、その後は劇場や大企業の本社屋が連なる日本を代表するビジネス街となっています。昔ながらの上品な佇まいを感じる日比谷では、ちょっとだけ大人の気分で楽しめるスポットが人気となっています。日比谷ならではの雰囲気を感じられる旅を楽しむ際の参考にしてください。

詳しく

【銀座・有楽町周辺】人気名所スポットを定番から穴場まで100名所を総ざらい!

銀座・築地 - 観光名所

東京都中央区に位置するブランドショップが立ち並ぶ大人の街、銀座。再開発が進み、2017年にできたばかりの銀座最大級とされハイブランドショップが入る「銀座シックス」などの新しくできたばかりの複合商業施設をはじめ、1889年に建てられた歴史ある「歌舞伎座」が歌舞伎座タワーと併設し、2013年にリニューアルオープンしたスポットなど様々な魅力的な名所スポットが集まっています。 今回は銀座・有楽町にある、銀座の地を古くから護ってきた神社や大都会の中にひっそりと佇む公園、老舗のギャラリースポットなども含めておすすめの名所や人気スポットなどを一挙にまとめてご紹介! 東京に訪れた際には、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

詳しく

【銀座】紙芝居や昔の漫画など、子供も楽しい美術品が満載!若山美術館の魅力(割引あり)

銀座・築地 - 美術館

若山徳光氏が幼少期から収集してきた雑誌や漫画、紙芝居などが展示されている美術館で、2008年に銀座に誕生しました。 高価で理解が難しそうな絵画などではなく、どこか懐かしさを感じる資料ばかりが集まっているため気軽に立ち寄れるのがおすすめのポイントです。こじんまりとしたスペースに飾られた資料の数々からは、昭和時代の子どもたちの文化を知ることができるほか、独特でノスタルジックな世界観も楽しむことができます。 美術館は4階の常設展示室と5階のイベント開催室の2フロアに分かれており、大人も子どもも楽しめるイベントが定期的に開催されているので、親子で訪れるのもおすすめです。貴重な資料の数々やイベントが楽しめる若山美術館の魅力を紹介します。

広告

広告

のおすすめホテル

トラベルブックの今週のおすすめ

広告

運営会社