ゴールドコースト観光ガイド：ビーチ・テーマパーク・ショッピングなんでも楽しめる！

ゴールドコーストはこんなところ！

ゴールドコーストがあるエリアは亜熱帯気候で過ごしやすく美しい場所だったので、オーストラリア原住民アボリジニたちが古代からここに住んでいました。当時はクルンガル (Kurrungul) と呼ばれていて、1800年代半ばにヨーロッパからの入植が増え、商業的に発展していきます。

美しい海岸線が続いているため1950 年代にはリゾート地としても人気が出、観光ブームが起きました。不動産の値段が高騰していき、不動産投資家たちに富をもたらします。そうした経緯からサウスコーストと呼ばれていた地帯が、ゴールドコーストと呼ばれるようになったのです。

ゴールドコースト観光で外せない定番スポットは？

ゴールドコーストは57キロメートルも海岸が続き、サーファィンスポットが並びます。その中でも「サーファーズパラダイス（Surfers Paradise）」はオーストラリア屈指の人気観光スポットです。
家族でのバカンスにも利用され、サーフィン以外にもホエールウォッチングやショッピングなどを楽しめます。

そのほか、クラワビーチ、バーレイビーチ、クーランンガッタビーチなど数々のビーチが続きます。サーファーズパラダイスに行ったら、必ず登って欲しい「スカイポイント展望台」。Q1ビルの77階、78階からゴールドコーストの全景を見渡せます。

またゴールドコーストにはテーマパークが林立しています。たとえば「ワーナー・ブラザーズ・ムービー ワールド（Warner Bros. Movie World）」、「シーワールド・リゾート & ウォーター・パーク（Sea World Resort & Water Par）」、「ウェット & ワイルド ウォーター ワールド（Wet'n Wild Water World）」など映画、海洋、プールとそれぞれ違うテーマの楽しさを提供しています。

ひそかに話題になっているのがびっくり博物館です。世界最小の車や3本足のイタリア人など摩訶不思議なものがいっぱいの「リプリーズ ビリーブ イット オア ノット博物館（Ripley's Believe It or Not! Museum）」、は100年もの間、人々を驚かせてきました。
また少し郊外に出ると、コアラを抱っこして記念撮影ができる「カランビン自然動物保護園（Currumbin Wildlife Sanctuary）」も人気です。

ゴールドコースト周辺には大自然がいっぱい！広大な世界自然遺産観光も魅力

スプリングブルック国立公園

ゴールドコーストの近くには、ユネスコによる世界自然遺産に登録されたスポットが3ヶ所あります。
世界最大のカルデラと3000年の歴史を持つ「スプリングブルック国立公園（Springbrook National Park）」と、『天空の城ラピュタ』に登場する飛行石のモデルになった土ボタルが生息しているという「ラミントン国立公園（Lamington National Park）」の2ヶ所は、世界遺産に登録されている「オーストラリアのゴンドワナ多雨林群（Gondwana Rainforests of Australia）」の一部です。

世界最大のサンゴ礁地帯である「グレートバリアリーフ（ Great Barrier Reef）」、世界でもっとも大きな沙島である「フレーザー島（Fraser Island）」、このほかにもクイーンズランド州内にあと2つの世界自然遺産があります。公共交通機関で行くのは難しいですし、スポットそのものも広大ですからツアーを利用して行きましょう。

ゴールドコーストでイベントに参加！

ゴールドコーストといえばやはりサーフィンです。毎年2月にはサーフィンの世界大会（World Surf League、WSL）が開催され、世界中のプロのサーファーが集まります。
クリスチャンにとっては大事なお祭りであるイースター（毎年時期が異なるが3月か4月の1週間）。この時期にはストリートパフォーマンスやコンサートなど無料で楽しめるイベントがいろいろあります。
4月の中旬にはポップカルチャーに特化した映画祭である「ゴールドコースト映画祭（Gold Coast Film Festival）」。

雄大な自然の中で初心者もベテランも参加するマラソン大会「ゴールドコーストマラソン（Gold Coast Airport Marathon）」は6月末日、7月初日に開催されます。時差がないということもあり、日本から参加する人も多い大会です。

毎月なんらかのイベントが、各地で企画されるので、ゴールドコーストのホームページや現地ツーリストインフォメーションでチェックしましょう。市民が開催する古着市なども、規模が日本とまったく違って壮大なので興味深いですよ。

ゴールドコーストの気候：観光旅行のベストシーズン

ゴールドコーストは亜熱帯地域に属し、年間を通して暖かく過ごしやすいエリアです。一番寒い時期は6月から9月で、最高温度は22度前後、最低気温が10度を切ってしまうこともあります。同時に降雨量が少ない時期で、湿気も低いので少し肌寒く感じるかもしれません。亜熱帯といっても羽織るものを用意した方がよいでしょう。

11月から3月にかけてが一番暑い時期に当たり、最高気温の平均値が27度前後、最低平均気温は約20度です。この時期は降雨量が多く、同時に湿気もありますが、雨が振り続けることはほとんどなく、夕方集中スコールが襲ってくるくらいですから、観光に問題は生じません。スコールに備えてフード付きウィンドブレーカーなどを持って行ってください。

1年中いつ行っても楽しめる気候のゴールドコーストですが、11月は避けましょう。というのも、この時期は卒業旅行のシーズンで、解放感いっぱいの若者たちがひしめいているからです。

ゴールドコーストはやっぱりシーフードがうまい！

南太平洋はお魚の宝庫です。ゴールドコースト近海ではロブスターをはじめ、車海老、マッドクラブ、サーモン、オイスターなど種類も豊富な魚介類がたくさん捕れ、おいしいシーフードレストランが並びます。もちろん酪農が盛んなオーストラリアでは柔らかい牛肉を使った料理もおすすめです。

お腹が少しだけ空いてるが、あまりレストランに入りたくないというようなときにおすすめなのがパン屋さんで売っているパイ類。シーフードをホワイトソースであえたものやトマトソース風味、ベジタリアンタイプなどの具をパイ皮で包んだものがオーストラリアでは人気です。
フォスターズ・ベーカリー（Foster's Bakery）など街のパン屋さんで買って、ビーチや公園で食べましょう。

ゴールドコーストでおすすめのお土産

日本語での対応も可能な「オーケーギフトショップ（ OK Gift Shop ）」がサーファーズパラダイスの中心地オーキッドアベニューにあります。コアラグッズやカンガルー皮製品、美容に関心のある女性に人気のマヌカハニーやプロポリスなど、品揃えが豊富でバラマキ用のお土産から大切な人へのお土産まですべて揃っています。

またオンラインショップも充実しており、日本への発想もしているのでお土産を買う時間がなかったり、荷物が多くなってしまったときに利用してみてはいかがでしょうか。

ゴールドコースト観光ではどこに泊まるべき？

ゴールドコーストには、ビーチ沿いに高層ホテルが並んでいます。ラグジュアリーなリゾートホテルやファミリー旅行にもおすすめのチェーンホテル、長期滞在型に最適なコンドミニアム、ベッド＆ブレックファースト（B&B）、バックパッカーが利用するリーズナブルなホステルまで。

地域的にはサーファーズパラダイスエリアはおすすめです。観光客が多い地域は一般的に「危ない」と思われがちですが、サーファーズパラダイスエリアは夜遅くまで人通りもあり、犯罪もほとんど起きていません。
ショッピングもビーチでのアクティビティー、そしてテーマパークへのアクセスもよく、観光にも便利で過ごしやすいでしょう。

ゴールドコースト観光でカジノの雰囲気を味わってみる？

ダーリンハーバーにあるザ ダーリン アット ザ スター（The Darling at the Star）にある大規模なカジノは、24時間営業です。スロットマシーン、ルーレット、カードゲーム、ビンゴゲームなど、気軽に遊べます。
カジノに入るには身分証提示が必須で服装もある程度フォーマルでなくてはいけません。それから注意しなくてはならないことはカジノ内部での写真撮影は禁止ということです。

ゴールドコースト旅行の予算は？

日本からゴールドコーストへ直行便があり約9時間で到着しますが、乗り継ぎ便に比べるとかなり高額で20万円から30万円くらいです。
乗り継ぎをする場合、もっとも安い便は5万円くらいからですが30時間くらい必要なので、値段だけではなく旅程時間もチェックしましょう。乗り継ぎの待ち時間を利用して観光をするのであれば、どこで乗り継ぐかもチェック。

ホテルの値段は3つ星ホテルで平均1万円前後、5つ星ホテルで2万円から4万円くらいです。航空券とホテルの組み合わせで3泊5日の旅行を計画した場合、一人当たり約15万円くらいを見ておけばよいでしょう。
そのほかオプショナルでイルカと一緒に泳ぐ体験ツアーなどが200ドル、シーワールド入場料大人61ドル。前もってゴールドコーストで何をしたいのか考えて予算を組んでください。

ゴールドコーストのオプショナルツアーを見る

ゴールドコースト観光のまとめ

1年中いつ行っても気候のよいゴールドコースト観光の楽しみ方を簡単に紹介しました。ゴールドコーストはあらゆるニーズに答えられる街です。記事を参考にゴールドコーストの旅行計画を立ててください。