横須賀美術館は海辺のデートスポット！自然とアートを楽しむ休日

横須賀美術館デートを充実させるための情報を紹介

横須賀美術館周辺のグルメ情報

横須賀美術館内のレストラン「アクアマーレ」は予約必須の人気店ですが、周辺にも横須賀名物の魚介類がおいしいお店があるので、横須賀グルメを楽しんでみては?「観音崎京急ホテル」の「ル・ボ・リバージュ」は、大きなガラス張りの窓から美しい海を眺めながらフレンチが食べられると人気です。丼からはみ出すほどの穴子ののった「穴子丼」が食べたいなら「味美食堂」へどうぞ。

横須賀美術館周辺で買えるお土産情報

横須賀土産の大本命といえば「海軍カレー」。ハローキティなど様々なパッケージの物が売られていますよ。「かりんとう饅頭」は「日本で一番おいしいおやつ」と称され「第1回横須賀おみやげコンテスト」でも金賞を受賞した大ヒット土産。「神奈川景勝50選」に選ばれた場所に建つスイーツ店「マーロウ」の「ビーカープリン」も根強い人気。北海道産の厳選素材を使ったプリンは優しい味わい。

横須賀美術館周辺の宿泊情報

海を臨む抜群のロケーションが自慢の横須賀美術館。美術鑑賞を終えたら余韻に浸って1泊するのもおすすめのデートプランです。「観音崎京急ホテル」は、何と全室がオーシャンビュー。客室の大きな窓からは刻一刻と色を変える海や行きかう漁船を眺めることができ、時間を忘れてくつろぐことができます。地元の魚介を堪能したい人には「磯料理・旅館やまに」がおすすめ。サザエのつぼ焼きやズワイガニなどの海の幸が味わえる宿です。

横須賀美術館周辺のレンタカー情報

海岸線沿いにある横須賀市美術館は、京浜急行・馬堀海岸駅またはJR・横須賀駅が最寄り駅。駅からはバスに乗り換える必要があるので、デートなら海岸線をレンタカーでドライブして向かうのもいいですね。京急・横須賀中央駅前には「オリックスレンタカー横須賀中央駅前店」「トヨタレンタカー横須賀中央店」「日産レンタカー横須賀中央店」など、レンタカーショップが多く営業しています。

横須賀美術館周辺の夜景情報

美術館デートの後は、横須賀のロマンティックな夜景を2人で眺めてみてはいかがでしょうか。ハイキングコースとして親しまれている「鷹取山公園」の展望広場はひときわ明るく輝く横浜の夜景を一望できる夜景スポット。「ヴェルニー公園」は海岸沿いにあるデッキから横須賀の大迫力の軍港夜景が見られます。全体的にオレンジ色の温かみがあるライティングでロマンティックなムードたっぷりです。

「横須賀美術館」の概要&魅力

横須賀美術館の成り立ち

横須賀市では1985年から美術品が収集され始め、洋画家の朝井閑右衛門（あさい かんえもん）氏の作品や、画家の谷内六郎（たにうち ろくろう）氏の作品が多数寄贈されたことで横須賀市の美術館建設が具体化していきました。
その後「横須賀美術館」は、横須賀市の市制100周年の記念事業として2007年に開館。以来、年間来場者数が10万人を超える人気の美術館となっています。

横須賀市・三浦半島ゆかりの作品を所蔵

「横須賀美術館」では、横須賀市・三浦半島にゆかりのある作家の作品や、横須賀市・三浦半島を題材とした作品などを主に収集しているのが大きな特徴。横須賀市ならではの絵画や彫刻を鑑賞でき、現在は約5,000点の作品を所蔵しています。

海を望む3つの広場

「横須賀美術館」は眺望がすばらしい美術館として有名。敷地内には「山の広場」・「海の広場」・「屋上広場」の3つの広場があり、どの広場からも海を一望できる絶好のロケーションです。広場を生かしてイベントが行われることもあり、アートと一緒に散策やピクニックを楽しむことができる自然と一体化した美術館です。

「横須賀美術館」の見どころ①：3つの展示と豊富なイベント

常設展

「横須賀美術館」では、約5,000点の所蔵作品を年に4回テーマを変えて展示する「常設展」を行っています。横須賀ゆかりの作品のほか、日本近現代の美術作品も鑑賞できる展示になっています。

谷内六郎館

谷内六郎氏は、1956年から26年間の長きに渡って『週刊新潮』の表紙絵を担当した画家。「谷内六郎館」では、谷内六郎氏の妻である達子氏から寄贈された『週刊新潮』の表紙絵の原画を中心に、約1,300点の作品や資料を展示しています。ミュージアムショップでは、谷内六郎氏の作品をモチーフにしたポストカードやカレンダーなどのグッズ販売も行っています。

企画展

年に6回行われる「企画展」は、絵画だけではないバラエティ豊かなテーマが選定されているのが魅力。絵本や漫画をテーマとした子供にも親しみやすいテーマや、毎年恒例となっている横須賀市立の幼稚園から高校、ろう学校・養護学校の児童の美術作品を展示する「児童生徒造形作品展」も行われています。訪れる前に展覧会情報をチェックしておきましょう。

横須賀美術館　展覧会情報

イベントに参加しよう

「横須賀美術館」では、展覧会にちなんだ講演会やギャラリートークのほか、実際に作品づくりが体験ができるワークショップなども行われています。特に、広々としたエントランスホールで上映される「冬のシネマパーティー」や、「海の広場」で巨大なスクリーンに映し出される「野外シネマパーティー」は毎年恒例となっている人気のイベント。「横須賀美術館」の建築やロケーションを存分に生かした特別な体験ができます。

「横須賀美術館」の見どころ②： 自然と調和する建築を楽しもう

横須賀美術館の建築デザイン

「横須賀美術館」のコンセプトは、「環境全体が美術館」であるということ。建築家の山本理顕（りけん）氏による設計で、透明感が美しいガラス張りの外観が特徴。三方が森に囲まれ、一方が海に向けて大きく開いた構造です。美術館は高さを抑えて周囲との調和を重視し、ガラスで覆われた外壁や天井からは柔らかな光が入る明るい美術館です。屋内にいながらも自然との一体感を感じられ、無料で利用できる1階のエントランスホールや屋上広場を散策するだけでも遊び心のある建築デザインを楽しむことができるはずです。

海の広場

「海の広場」は、「横須賀美術館」の入り口部分にある芝生広場。彫刻家の若林奮（わかばやし いさむ）氏の作品、鉄の彫刻『ヴァリーズ』が鑑賞できます。谷のような鉄の彫刻の間は歩いて美術館入り口へと通り抜けられるようになっており、ここは思わず写真を撮りたくなる不思議な空間です。

山の広場

「山の広場」は、山側は観音崎の森、海側はそのまま「屋上広場」につながっている来館者の通り道にもなる広場です。美術館ごしに海を望む眺めのよい広場で、ベンチも設置されているのでお弁当を広げる場所にもおすすめです。

屋上広場

「屋上広場」は、美術館と自然の調和を楽しめる開放的な空間。「横須賀美術館」の建築美と海を一緒に撮影できるフォトスポットでもあり、美術館内部から美しいらせん階段を登ってアクセスできます。「恋人の聖地」に認定されたロマンチックなロケーションで、海を眺める望遠鏡が無料で利用できるのがうれしいポイント。「横須賀美術館」を訪れたら必ず立ち寄っておきましょう。

図書室

https://www.flickr.com

「横須賀美術館」に併設されている図書室は入室無料。約3万冊の画集や美術雑誌など美術に関する資料のほか、美術家による子供向けの図書、展覧会カタログなどを収蔵。美術鑑賞の前後に気軽に立ち寄れるので、「横須賀美術館」の所蔵作品についてもっと調べたい時や、美術にもっと親しみたいという時におすすめです。
＜利用時間＞10時〜18時

「横須賀美術館」での食事情報：海を望む絶景レストラン

ACQUA MARE（アクアマーレ）

1階の「ACQUA MARE」は、海を眺めながら食事できる絶景のイタリアンレストラン。地場産の野菜と魚介類をふんだんに使ったメニューが豊富です。気軽に食べられるパスタやピザのランチセットのほか、季節に合わせたディナーコースをゆっくりと味わうのもおすすめ。もちろん、カフェドリンクやドルチェもそろえているので、休憩を兼ねてお茶も楽しめます。天気がいい日は、観音崎の海と自然を感じられるテラス席が人気です。
＜営業時間＞10時〜21時30分（L.O.20時）

お弁当を食べる場所は？

原則的に美術館内は飲食禁止。お弁当を持ち込む場合は、敷地内の「山の広場」か「海の広場」の芝生で食べるのがおすすめです。また、「横須賀美術館」は観音崎公園内にあるため、園内を散策しがてらピクニックできる場所を探すのも楽しそう。

「横須賀美術館」のミュージアムショップ

「ミュージアムショップ」は、美術館の入り口そばにある海が見えるお店。「横須賀美術館」のポストカードやトートバッグなどのオリジナルグッズのほか、海にちなんだグッズ、展覧会の図録などを販売しています。鑑賞した美術作品の関連書籍やお土産を探すならここです。

「横須賀美術館」観光のアクセス&基本情報

車でのアクセス

■横浜横須賀道路「馬堀海岸IC」から約5分
■横浜横須賀道路「横須賀IC」から約35分
※カーナビに「横須賀美術館」が登録されていない場合、美術館すぐそばの「観音崎京急ホテル」（横須賀市走水2-1157-2）を目的地にするのがおすすめです。

駐車場について

＜利用時間＞8時〜22時（無休）　＜収容台数＞普通車120台　
＜駐車料金＞普通自動車：310円（1時間まで）以降150円／30分（上限1,510円／1日）※展覧会を観覧する場合は最初の1時間無料　自動二輪車・原動機付自転車：210円（1回）　※展覧会を観覧する場合は1回無料

電車・バスでのアクセス

■京浜急行「馬堀海岸駅」、またはJR「横須賀駅」から京急バス「観音崎行」バスに乗車し、「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」停留所下車、徒歩2分。
■京浜急行「浦賀駅」から、京急バス「観音崎行」に乗車し、終点の「観音崎」停留所下車、徒歩5分。

バリアフリーについて

「横須賀美術館」はバリアフリー設計になっており、車椅子の無料貸し出しを行っています。館内には多目的トイレがすべてのトイレに併設されており、オストメイト対応トイレもあります。視覚障がい者への対応として、点字版の館内図と触図を用意。障がい者手帳を提示すれば、手帳を持っている人と介助者1名の観覧料が無料になります。

乳幼児向けサービス

「横須賀美術館」では、乳幼児向けのサービスとしてベビーカーと抱っこ紐の無料貸し出しを行っています。また、事前申込み制で託児サービスも無料で利用できるのが魅力。実施日時は月に1回程度で、ホームページで確認できます。人数制限があり、利用は先着順です。

横須賀美術館　託児サービス案内

「横須賀美術館」の周辺観光情報

観音崎公園

「横須賀美術館」があるのは、「観音崎公園」のなか。園内を少し歩けば、日本初の洋式灯台となった「観音崎灯台」や明治時代に作られた「三軒家砲台跡」なども見学できます。特に「三軒家砲台跡」は日清・日露戦争時代に使われていたもので、苔むした跡地は戦争の歴史を感じられる場所です。海辺では夏になると海水浴やバーベキューなども楽しめるので、家族やカップルのお出かけにもぴったりのスポットです。

観音崎京急ホテル　SPASSO（スパッソ）

「観音崎京急ホテル」は、「横須賀美術館」のすぐ隣にあるホテル。「SPASSO」はそのホテル内にある日帰り温泉も楽しめるスパ施設です。高台から東京湾を眺められる「眺望露天風呂」が自慢で、岩盤浴も楽しめます。ホテルに併設されているレストランでの食事とセットになった日帰り入浴パックプランが人気。

「横須賀美術館」のまとめ

閑静な「横須賀美術館」は、観音崎の自然と横須賀市ならではのアートをゆったりと楽しめる場所。市制記念日（2月15日の直近の日曜日）と文化の日（11月3日）は、常設展・企画展ともに観覧料が無料になるサービスも行っているので、活用してみましょう。子供づれで出かける場合は、参加できるイベントがないかも要チェック！家族やカップルでのお出かけにぴったりの「横須賀美術館」を1度訪れてみてはいかがでしょうか。

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