チェコ料理まとめ：家庭料理からインスタ映えスイーツまで

■クライダ（Kulajda）

はじめに紹介するチェコ料理は「クライダ（Kulajda）」。
こちらは、チェコの伝統的な料理の一つで、ジャガイモのスープになっています。うずら卵とマッシュルームが入っているのが特徴で、濃厚な味わいになっています。寒い季節にぴったりのスープで、クリームとミルクをたっぷりと使用し、酢とディルで味付けと風味をつけた、体の温まる1品です。チェコでは、パンと一緒に朝食などによく食べています。

■ブフティ（Buchty）

2番目におすすめするチェコ料理は「ブフティ（Buchty）」。
チェコの定番お菓子と言われている1品で、チェコでは、たいていどこででもベーカリーなどで手軽に手に入るものになっています。日本にある「ちぎりぱん」にそっくり見た目で、ふんわりとした生地の菓子パンになっており、パンの中には、チーズやジャムなどの具材が入っています。おやつや朝食などによく食べられています。

■フルーツダンプリン（Fruit dumpling）

3番目におすすめするチェコ料理は「フルーツダンプリン（Fruit dumpling）」。
こちらは、チェコの典型的なデザートと言われている1品です。ジャガイモと小麦を合わせたモチモチの生地を蒸しあげたボリュームのあるもので、中には、アプリコットなどのフルーツやソースが入っています。地方によって入れるフルーツやソースはさまざまで、ヨーグルトソースがかかっているものなどもあります。食べ応えがあり、軽食にもぴったりです。

■フレビーチェク（Chlebicek）

次に紹介するチェコ料理は「フレビーチェク（Chlebicek）」。
こちらは、色鮮やかな、チェコで定番のサンドウィッチです。サンドウィッチと言っても、オープンサンドになっており、スライスしたバケットなどのパンの上に、ハムやサラダ、卵などのさまざまな具材を美しく盛り付けたものになっています。挟むよりもたっぷりの具が乗っており、ボリューム満点で、モーニングやランチなどにぴったりです。

■クリームロール（Kremrole）

5番目におすすめするチェコ料理は「クリームロール（Kremrole）」。
こちらは、チェコで定番のお菓子の一つで、プラハでは、数100mおきに専門店があるほど人気になっています。ドーナツの生地を専用の型に入れて炭火で焼き上げたものになっており、どのお店も専用の焼き場を設けているので、焼き立てを味わうことができます。中にアイスクリームやチョコクリームなどを詰めたものなどバリエーションも豊富です。

■メドヴニーク（Medovník）

次に紹介するチェコ料理は「メドヴニーク（Medovník）」。
こちらは、甘いものが大好きなチェコの人達に愛される定番のケーキです。ハチミツとコンデンスミルクをたっぷりと使用した子どもからお年寄りまでみんなに好まれる味わいです。ミルフィーユのように生地を重ねたもので、間にハチミツ入りのクリームが挟まれ、優しい甘さが特徴で、甘いものが苦手な人にもおすすめのスイーツです。

■パラチンキ（palačinky）

続いておすすめのチェコ料理は「パラチンキ（palačinky）」。
こちらは、チェコの伝統的なおやつの一つで、極薄に焼いたクレープ状のパンケーキでジャムなどを包み、クリームなどでデコレーションしたものになっています。定番は、ジャム、カッテージチーズ、レーズン、くるみを包み、生クリームをかけて仕上げると言うものですが、最近は、チョコレートソースやフルーツソース、アイスクリームを添えるなど、バリエーションも豊富です。

■グラーシュ（Goulash）

8番目におすすめするチェコ料理は「グラーシュ（Goulash）」。
こちらは、隣国ハンガリーと共通のメイン料理です。牛肉をコトコト煮込んだビーフシチューになっており、ハンガリーのものが、汁気が多くてあっさりとしているのに比べ、チェコのものは、濃厚でしっかりとした味わいになっています。ジャガイモで作られたパンなどが添えられていることが多く、ソースをパンにつけて食べるのもおすすめです。

■ペチェナカフナ（Pečená kachna）

9番目におすすめするチェコ料理は「ペチェナカフナ（Pečená kachna）」。
世界でも有数のビール消費量を誇るチェコのビールにぴったりのメイン料理です。ハーブなどの香辛料と一緒にじっくりとローストをした鴨肉になっており、ハーブの香りとあふれ出る肉汁がたまりません。一緒にジャガイモのパンやさっぱりとしたザワークラフトが添えられていることが多く、しっかりとした味わいの鴨肉との相性も抜群です。

■スマジェニースィール（Smažený sýr）

10番目におすすめするチェコ料理は「スマジェニースィール（Smažený sýr）」。
こちらは、チーズをカリッと揚げた料理になっています。表面はサクッとしており、フォークを入れると、中からトロリとしたチーズが流れ出てきます。マヨネーズやオリジナルのタルタルソースが添えられ、ポテトなどと一緒に提供されることが多く、ビールのおつまみとしてもぴったりの、スナック感覚のチェコ料理になっています。

■スヴィチュコヴァー（Svickova）

次に紹介するチェコ料理は「スヴィチュコヴァー（Svickova）」。
チェコ人が口をそろえて、チェコを代表する料理と答える1品です。ゆでた牛肉のヒレ肉と、野菜をじっくりと時間をかけて煮込んだシチューになっています。それに、チェコの白いパン「クネドリーキ」を組み合わせ、甘くないホイップクリームとクランベリーソースをかけて仕上げます。三日三晩かけてつくる手の込んだ料理で、お祝いの席などに用いられる料理です。

■ウトペネッツ（Utoprnec）

12番目におすすめするチェコ料理は「ウトペネッツ（Utoprnec）」。
チェコの言葉で「溺死体」を意味するユーモアたっぷりのネーミングの、ソーセージを酢でつけた料理になっています。ソーセージのジューシーさと、酢の酸味のハーモニーが絶妙で、ビールのおつまみとしても人気です。家庭やレストランなどさまざまなところで提供される、チェコ人に親しみの深い料理の一つになっています。

■ザビナーチュ（zavinac）

13番目におすすめするチェコ料理は「ザビナーチュ（zavinac）」。
こちらは、ビールのおつまみにもピッタリのニシンの酢漬けになっています。酢でよくしめてあり、しめさばのような味わいになっています。玉ねぎなどの野菜と、丸く巻いてあるのが特徴になっています。おつまみとして以外にも、さっぱりとしていて野菜も一緒に取ることができるので、前菜として、日本人にも親しみやすい1品になっています。

■ジーゼック（Rizek）

14番目におすすめするチェコ料理は「ジーゼック（Rizek）」。
鶏肉と並んで、チェコの食卓によく並ぶ代表的な豚肉料理です。薄くたたいた豚肉に、細かいパン粉をまぶし、揚げ焼きにしたトンカツのようなものになっています。少しきつめの塩味がつけられており、ソースなどは付けずに、そのまま食べるのが特徴です。トンカツのような見た目ですが、スナック感覚で味わうことができる1品です。

■プラハハム

15番目におすすめするチェコ料理は「プラハハム」。
豚肉をよく食べるチェコで人気のハムです。豚のモモ肉を添加物などを一切使わずに塩だけで作ったハムになっており、豚肉本来の味をそのまま味わうことができます。塩気が強いので、少しずつたべるのがおすすめです。ビールのつまみにはもちろんのこと、サンドウィッチなどの具材としてもおいしく食べることができ、幅広い年齢層に人気です。

■ブランボラーク

16番目におすすめするチェコ料理は「ブランボラーク」。
ビールが大好きなチェコで好まれるビールとの相性抜群のお好み焼きのような1品です。ジャガイモが主体の生地で、ザワークラフトとソーセージをサンドした1品で、モチモチのジャガイモの生地と酸味のあるザワークラフトとジューシーなソーセージのハーモニーを楽しめます。ボリューム満点で、軽食としてもおすすめです。

■クネードリキ（Knedlíky）

次に紹介するチェコ料理は「クネードリキ（Knedlíky）」。
他の国ではなかなか出会うことがない、チェコ特有の主食です。フワフワの白いパンになっており、ソースと一緒に味わうことが多く、シチューなどの煮込み料理や、お肉料理などのメイン料理の付け合わせなどについていることが多いです。また、ジャムやチーズなどを包んだものなどもあり、おやつやおつまみとして、よく食べられています。

■ナクラーダニー・ヘルメリーン（nakládanýhermelín）

次に紹介するチェコ料理は「ナクラーダニー・ヘルメリーン（nakládanýhermelín）」。
ビールの消費量が世界でもトップクラスのチェコらしい、ビールとの相性抜群のおつまみになる料理です。カマンベールチーズを酢につけたマリネになっており、玉ねぎなどの野菜と一緒に食べることが多い1品です。カマンベールチーズの濃厚な味わいと、さっぱりとしたマリネ液の相性が抜群で、食欲もビールもどんどん進む1品です。

■スマジェニツェ（smaženice）

続いておすすめのチェコ料理は「スマジェニツェ（smaženice）」。
こちらは、キノコ狩りが盛んなチェコの代表的なキノコ料理になっています。みじん切りにした玉ねぎを炒めたところに、たっぷりのキノコを投入し、炒め、さらに卵を落としてしあげる料理で、キノコのうまみと、玉ねぎの甘味、卵の濃厚な味わいのハーモニーが絶妙です。ビールのおつまみとしても、パンと一緒におかずにしても良い1品です。

■ヴェプショヴィー・ジーゼク（Veprovy rizek）

20番目におすすめするチェコ料理は「ヴェプショヴィー・ジーゼク（Veprovy rizek）」。
旧ハプスブルク帝国領内で大人気のチェコのカツレツです。肉を叩いて薄く延ばしバターやラードなどで揚げた1品で、もともとは、イタリアのミラノから広がったものと言われており、ミラノ風カツレツのような見た目になっています。塩気が聞いており、カリカリに上がったカツレツは、レモン汁を絞って食べるのが一般的で、ビールとの相性が抜群です。

■ペチェナー・フサ（pečená husa）

21番目におすすめするチェコ料理は「ペチェナー・フサ（pečená husa）」。
こちらは、チェコでよく食べられているメイン料理で、ガチョウのローストになっています。塩や香辛料で味つけをしたガチョウをそのままオーブンで焼く料理で、ジューシーな味わいに仕上がっており、ビールとの相性も抜群です。ザワークラフトやチェコの定番のパンなどと一緒に提供されることが多く、ボリューム満点の1品です。

■コラーチ（kolache）

22番目におすすめするチェコ料理は「コラーチ（kolache）」。
こちらは、チェコ東部のモラビア地方で昔から食べられている菓子パンになっています。丸くてひらべったいパンの真ん中に、飴やジャム、クリームなどが乗せられており、甘く手ボリューム満点のパンになっています。コーヒーや紅茶などとの相性も抜群で、おやつとしてはもちろんのこと、朝食などにもぴったりの1品になっています。

■トゥルデルニーク（Trdelnik）

23番目におすすめするチェコ料理は「トゥルデルニーク（Trdelnik）」。
こちらは、チェコで親しまれているお菓子の一つです。小麦粉で作った生地を薄く延ばし、丸いパイプに巻き付けて焼き上げ、アツアツのうちに、シナモンやナッツなどの上でゴロゴロと転がし味をつけたものになっています。アツアツのサクッとした食感と甘い香りが食欲かきたてます。最近では、バリエーションが増え、いろいろな味を楽しめます。

■ピルスナーウルケル（Pilsner Urquell）

24番目におすすめするチェコ料理は「ピルスナーウルケル（Pilsner Urquell）」。
チェコ料理に欠かすことができないビールの中でも、トップに位置しているビールです。プルゼニュで作られている、飲みやすいビールになっており、ビール好きはもちろんのこと、ビールがそこまで得意ではないと言う人にも人気になっています。チェコのどんな料理との相性も良く、水の代わりのように飲まれているビールになっています。

■コッフォラ（kofola）

最後におすすめするチェコ料理は「コッフォラ（kofola）」。
こちらは、チェコで子どもから大人まで幅広い世代に愛されているソフトドリンクになっています。正式にはスロバキアの飲み物になっていますが、チェコでも親しまれており、レストランやスーパーマーケットなどどこででも手に入ります。コーラにそっくりな見た目と味になっていますが、コーラよりも癖がなく飲みやすいのが特徴です。