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「SOMPO美術館」ってこんなところ!
前身の「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、1976年7月に「東郷青児美術館」として東京都西新宿に開館して以来、幾度か名前を変えながら多くの芸術作品が展示されてきた都市型美術館です。
オープン当初は、損保ジャパンの前身会社と縁が深かった東郷青児の自作を中心とした展示がなされていました。その後、世界各地から著名な画家や美術館のコンセプトに合う作品を収集してきました。そして2020年5月、敷地内の新美術館棟に「SOMPO美術館」の名で装いも新たに生まれ変わりました。
目玉となっているゴッホの「ひまわり」をはじめ620点にもおよぶコレクションがこちらの美術館には所蔵されています。そのほかにも、年に5回ほど開かれる特別展、企画展では、近現代画家の先鋭的な作品展をはじめ、バラエティに富んだ作品を一年を通して見られるのも大きな特徴です。
新宿の新たなアート発信地としてスタートした都市型美術館にぜひ足を運んでみましょう。
「SOMPO美術館」観光の魅力!
こちらの美術館の大きな魅力の一つが、先鋭的な若手芸術家とコラボした企画展です。実力を十分に認められた若手画家、作家たちの生き生きとした展示が、こちらの美術館では積極的に行われています。
芸術の振興や国際交流を目的とした企画展で、国内外の近代的な芸術、個性あふれる作品に触れましょう。
過去に開催された展覧会の中でも「FACE展」は、こちらの博物館を運営する「SOMPO美術財団」の作家支援の理念に基づき開催されるオリジナリティあふれる作品展です。この展覧会では、通常の作品展に比べ、間取りを広げた募集要項で、年齢や所属を問わない、実力ある先品が集められます。
この作品展は、水彩画、油絵、版画など個性豊かな作品が並び、それぞれの画家、作家の個性を感じられる魅力的な作品展です。常に時代の先端を走る新進気鋭の作品は、美術ファンだけでなく、現代を生きる多くの人の心を刺激してくれます。
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「SOMPO美術館」観光の見どころ
世界的な画家の名画がここに!「ひまわり」
「SOMPO美術館」の中でも大きな見どころの一つが、世界的な名画、ゴッホの「ひまわり」です。美術の教科書にも掲載されるような、本物の名画を日本の美術館で眺められます。
こちらの作品は、南フランスのアルルに移り住んだゴッホが、敬愛するゴーギャンを出迎えるために描いた7点の「花瓶に生けたひまわり」のうちの一つといわれています。
世界中を探しても7点しかない名画「ひまわり」をこちらの美術館では鑑賞できます。ロンドンにある「(黄色い背景の)ひまわり」を元に描かれたといわれるこの作品は、背景から花弁にいたるまで、細やかな配色やタッチにの変化がつけられています。
過去には、世界中のゴッホを所蔵する美術館とコラボした、バーチャル美術館でのゴッホ5枚同時展示が行われるなど、こちらの美術館の大きな目玉になっています。
印象派画家のポール・ゴーギャン作「アリスカンの並木路、アルル」
こちらの美術館には、ゴッホの敬愛していた印象派画家、ポール・ゴーギャンの作品も所蔵されています。「アリスカンの並木路、アルル」は、1888年に描かれたといわれる、南フランスのアルルの並木道を描いたといわれる作品です。
アリスカンという言葉はラテン語で、天国への道、極楽を意味し、この絵の中央にも印象的な墓石が描かれています。
生前は評価されなかった作品が、没後になって改めて評価されるというゴッホと似た境遇をもつゴーギャンの作品を、ゴッホの「ひまわり」と共に眺めると、感傷的な気分も浸れます。
近代画家の父、ポールセザンヌの「りんごとナプキン」
印象派の絵から、多角的に見た一つの事象を、一枚の絵にかき上げたキュビズムの作品まで描き上げたポールセザンヌは「近代画家の父」ともいわれる画家です。そんなセザンヌが描いた静物画の一つ「りんごとナプキン」もこちらの美術館に所蔵されています。
印象主義を堅牢なものにしたいと願っていたセザンヌが描いた「りんごとナプキン」は、一見無造作に置かれたりんごが、絵画全体に奥行きや重厚感を感じさせます。ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌという同じ時代に生きた、現代に名を残す有名画家たちの作品のコレクションが、この美術館の大きな魅力です。
甘美な女性像を描き続けた東郷青児のコレクション
こちらの美術館の開館にも大きくかかわった画家、東郷青児の230点を超える作品がこちらの美術館には所蔵されています。フランス留学時には、ピカソといった有名画家とも交流し、時代の先端を走った東郷青児の描く、甘美で知的な女性像を鑑賞しましょう。
東郷青児は、派手なパフォーマンスや現在も続く二科展の発展に尽力し、日本の女性画の第一人者として知られる画家です。そんな彼の描いた作品の一つ「王家の谷」は、白を基調とした色合い、彼特有の曲線を使って女性が描かれています。
その他にも油絵から版画にいたるまで、バリエーション豊富な作品群を鑑賞しましょう。
印象派の名手、ルノワールの「帽子の娘」
ルノワールは、1800年代中頃から1900年代の初頭にかけて活躍したフランスの印象派画家です。特有の柔らかく繊細なタッチで描かれるルノワールの作品は、日本でも高い人気を誇ります。そんなルノワールの描いた「帽子の娘」と呼ばれる作品が、こちらの美術館に所蔵されています。
「帽子の娘」は、暖色で描かれた、どこか暖かみのある印象を絵全体から受け取れます。優しく絵を見る人に微笑みかけるような女性の表情にもグッと惹き付けられる作品です。繊細で優美に描かれたルノアールの作品が、絵を見る人に女性の母性や優しさを感じさせます。
テーマに沿った展示を楽しめる「特別展覧会」
「SOMPO美術館」では、特別展、企画展が一年を通して開催されています。特別展や企画展では、ある特定のテーマに沿った作品が集められた充実の展示物を鑑賞できます。こちらの博物館では年に5回前後、特別な展示が開催され、その都度訪れた人を楽しませています。
過去に行われた展示には「デンマーク・デザイン」がありました。この展示は日本とデンマークの国交樹立150年を記念した展示です。アルネ・ヤコブセンをはじめとする有名デザイナーが生み出した、機能的で美しいデザインの展示物が会場には並びました。そのほかにも、一年を通して数多くの特別展、企画展が開催されるので、自分好みの展示を選んで足を運んでみましょう。
館内設備を生かしたギャラリートークや映像作品!
映像設備や会議室を使った、ギャラリートーク、映像作品の上映会がこちらの美術館では行われています。ギャラリートーク、映像作品共に、こちらの美術館に展示されている作品、特別展示にまつわるものなので、より作品に対する理解を深められます。
ギャラリートークを行うのは、絵画に精通した学芸員です。参加自由のイベントと事前申し込みが必要なものに分かれるので、HPをよく確認してから参加しましょう。
新宿駅に近い立地!
「SOMPO美術館」は、電車の駅からも近く、飲食店やショッピングモールなど豊富な設備が揃う新宿にある美術館です。その抜群の立地も大きな魅力の一つです。観光で東京を訪れた方もアクセスしやすく、東京在住の人もお出かけついでに美術作品を鑑賞できます。
思い出の一品を買える「ミュージアムショップ」
こちらの博物館の2Fフロアには「ミュージアムショップ」があります。こちらのショップには、美術館オリジナルグッズや絵ハガキといった、ここでしか手に入らないグッズもあるので、立ち寄るのがおすすめです。
一枚単位で買える絵ハガキやポストカード、一年間使えるカレンダーなどのグッズから、ゴッホの「ひまわり」の本格的な複製画までこちらでは購入できます。
幅広い世代の人が楽しめる充実の設備!
こちらの美術館には、車いすの方でも安心して利用できるバリアフリーな環境が整っています。美術家入り口はスロープ、係員にインターホンから連絡をすれば入館のサポートもしてもらえます。館内もフラットな床になっているので、安全に車いすで作品を鑑賞できます。
またロッカーが完備されているので、荷物沢山の観光時に美術館を訪れても、手ぶらで作品を鑑賞できます。混雑時を除けばベビーカーで入館できるのもうれしいポイントです。
「SOMPO美術館」観光の基本情報&アクセス
「SOMPO美術館」の基本情報を紹介していきます。
開館時間は、午前10:00~午後6:00です。
特別展示などの展覧会がある場合は、延長するときもあるのでHPを確認しましょう。
休館日は月曜日、年末年始となっています。月曜日と祝日が重なった場合は、月曜日も営業されます。
こちらの美術館は、特別展、企画展といった展覧会ごとに入館料が違うので、その都度HPで確認しましょう。
「SOMPO美術館」へのアクセス情報を紹介します。こちらの美術館へは、電車を使ってのアクセスがおすすめです。JR新宿駅西口、もしくは丸ノ内線新宿駅、大江戸線新宿西口駅からそれぞれ徒歩5分で、美術館にたどり着けます。
車を使って訪れる場合、駐車場は損保ジャパン日本興亜本社ビル地下にある有料駐車場を使いましょう。料金は30分、300円となっています。
「SOMPO美術館」観光のまとめ
「SOMPO美術館」は、さまざまな飲食店やショッピングモールが集まる、東京都新宿にある都市型美術館です。世界的な画家の作品も鑑賞できる美術館に、観光やお出かけの際は足を運んでみましょう。
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