秩父・長瀞旅行で立ち寄りたいおすすめ神社・神宮・寺院１０選

秩父・長瀞ってどんなところ？

秩父・長瀞のおすすめ観光シーズン、気候

秩父地方は盆地のため、夜と昼、夏と冬の温暖差が大きい中央高地式気候が特徴です。そんな中でも山々に囲まれて緑や渓谷などの自然豊かな長瀞は、夏でも比較的涼しく、冬場は雪も少ないという、一年中安定した気候となっています。夏場でも周辺地域に比べて雷雨などが少ないので突然の夕立におびえる心配もなく、快適に観光できるスポットといえます。

秩父・長瀞の主要観光エリアとその特徴

日本人なら誰もが心癒される、四季折々の草花や木々が美しい町です。その風光明媚な原風景を求めて、多くの人々がおとずれ、ゆったりとしたひと時を満喫しています。また自然の中で楽しむ参加型のレジャーも充実。舟下りやラフティングといった川遊びからパラグライダーまで、都心ではなかなか体験できない遊びで、夏の思い出を作ってみてはいかがですか。

秩父・長瀞への観光アクセス、交通情報

東京都心から秩父・長瀞へは車でも電車でもおよそ2時間ほどで到着します。池袋から西武池袋線に乗ると直通で行けます。現地に着いても秩父鉄道というローカルな列車が走っており、主要な観光スポットへはこの列車を利用すればたどり着くことができるので車がなくてもほとんど困りません。都心にはないのどかな眺めを車窓から眺めるのもおすすめです。

神社・神宮・寺院の違いと特徴

神社ってなに？

神様をお祀りしている場所の総称です。神宮や天満宮、大社なども神社の種類を指します。ひとことに神様と言っても、神様は大勢いて、祀られている神様の性質によってその神社を参拝した時の御神徳が変わってきます。たとえば宝登山神社に祀られているのは火産霊神(ほむすびのかみ)という火の神様なので、お参りすれば火災盗難を取り払ってくれると言われています。

神宮ってなに？

天皇にゆかりのある神社をさす言葉です。この記事には出てきませんが、中には皇族自体を御祭司神として祀るものもあります。分かりやすい例として挙げると、明治神宮には明治天皇とその皇后が祀られています。その昔、天皇という存在は神様として扱われていた時期もあり、亡くなった後は神様となって人々を守ってくれるという考えから、どの神宮も篤い信仰を集めてきました。

寺院ってなに？

観世音菩薩などの仏様をお祀りしている場所です。秩父には34箇所もの観音霊場があり、四萬部寺から潜水寺までの札所と呼ばれる寺院を順番に歩いて周り、それぞれでお経を納め御朱印をいただきます。34箇所すべてのお寺を参拝すれば、結願(けちがん)といって願い事が叶うとされています。札所はいずれも歴史ある寺院ばかりなので、ちょっと訪れるだけでも楽しめますよ。

神社・神宮・寺院の総括

神宮は神社の一種で神様を祀るところ。寺院は仏教の施設で仏様を祀るところです。神社・神宮と寺院とは基本的に別のものですが、平安時代の頃から広まった神仏習合の影響を受け、寺院の敷地に神社があったり、神社の敷地に寺院があったりもします。いずれにしても聖域としての静寂と自然に囲まれた空間に佇んでいると、なんだかパワーがもらえるような気がしますよ。

秩父・長瀞のおすすめ神社・神宮・寺院を紹介

■三峯神社

最初に紹介する秩父・長瀞のおすすめ神社・神宮・寺院は「三峯神社」。奥秩父の深い山の中に佇む静かな神社ですが、秩父3社の一つに数えられておりパワースポットとしても評判です。111年ごろに創建されたという古い歴史をもち、かつては修験者たちの修行の場として関東各地の武将からも信仰を集めていました。色鮮やかな拝殿の他、龍神様や三ツ鳥居、また拝殿から臨む雄大な自然など、ゆったりと見て回れる見どころがいっぱいです。

■秩父神社

次に紹介する秩父・長瀞のおすすめ神社・神宮・寺院は「秩父神社」。関東屈指の古い社として、秩父三社にも数えられる由緒ある神社です。秩父の繁華街の中にありながらも敷地内には静寂が漂っています。建造物には豪華絢爛な欄間彫刻が施されており、名工 左甚五郎によって掘られたとされる子宝・子育ての虎やつなぎの龍、愛くるしい表情のお元気三猿など、謂れのある動物たちがたくさんいるのでぜひ探してみてください。

■宝登山神社

3番目に紹介する秩父・長瀞のおすすめ神社・神宮・寺院は「宝登山神社」。長瀞にある宝登山の中腹に位置する自然豊かな神社で、秩父三社の一つです。かつて日本武尊がこの山を通りかかった際、山火事に見舞われたところを山神の使いの犬に助けられ、この地に神様をお祀りしたといういわれがあります。広大な敷地内には神社やお寺など、いくつかのお社が点在しており、中でも権現造の本殿はひときわ目をひく豪華絢爛な建造物となっています。