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【奈良】東大寺で見逃せない必見スポット5選

日本が世界に誇る木造建築物と仏像を有する東大寺は、当時、最高峰の技術を集めて造られ、芸術に昇華したものといえます。時の支配者の絶大な力がうかがえますが、度重なる焼失や破壊を乗り越えて再建されたのは信仰の力ではないでしょうか。 悠久の時を超え、今なお、人々に感動を与える力は「祈り」が込められていなければ生まれなかったはずです。とはいえ21世紀に生きる私たちは普段、神も仏も思う暇なく暮らしています。もし、時間ができたなら、この地を訪ねてみてください。境内に足を踏み入れた瞬間に別世界が広がります。そして少しでも何かを感じることができたなら、有意義な休日になるのではないでしょうか。

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http://kodama-photo.seesaa.net

更新日: 2023年11月21日

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東大寺

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「奈良の大仏」で有名な東大寺は数々の国宝を有し、世界遺産としても登録されている、日本の誇る木造建造物です。東大寺の創建された奈良時代は華やかな時代だった反面、政変、干ばつ、飢饉、凶作、大地震、天然痘の大流行などの困難がありました。聖武天皇はこれらのことに加え、待望の皇太子が一歳にならず夭折したことをきっかけに、仏教思想を政治に取り入れ、寺院を創建しました。

大仏は奇をてらったものではなく、仏様の体を10倍の大きさにすることで宇宙の無限大を表現しているそうです。宇宙の神秘を会得された大仏様のお力を最大限にしたいという真摯な思いから生まれたものだったのですね。とはいえ、これほどの最高峰の技術を集め、芸術の域に達した建造物や仏像を造ることができた当時の天皇の力は絶大だったのでしょう。また国民の信仰心もとても深いものだったことがうかがえます。

http://letuce.at.webry.info

東大寺

奈良県奈良市雑司町406-1
0742-22-5511
境内自由 (大仏殿・法華堂<三月堂>・戒壇堂は7:30~17:30<閉門、時期により異なる>)
なし
大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂拝観料 各中学生以上500円、小学生300円
http://www.todaiji.or.jp/

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■南大門

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最初におすすめする東大寺の必見スポットは「南大門」。東大寺を訪れると、まずこちらの国宝、南大門をくぐることになります。何度も修理されている東大寺ですが、こちらの門は鎌倉時代のもの、悠久の時に思いを馳せずにはいられません。入母屋造り、五間三戸、二重門、ただ下層は天井がなく、腰屋根構造です。大円柱18本に支えられた屋根裏までは21m、見上げると美しい構造の内部と、空に続くかのような吹き抜けは大迫力です。

2体の仁王像は昭和から平成の5年間で全面解体修理を行いました。こちらは今にも動き出しそうで怖いくらいで、囲いの中にいてくれてよかったと思いました。さすが、大仏殿にふさわしい日本最大の山門ですね。

■大仏殿

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2番目におすすめする東大寺の必見スポットは「大仏殿」。国宝、大仏殿は創建から二度にわたって焼失し、江戸時代の再建の時、柱材が調達できず、11間(86m)から7間(57m)という、2/3の大きさになってしまいました。しかし現在でも、世界最大の木造建造物です。また昭和に瓦を葺き替えたおり、瓦は11万枚だとわかりました。今も圧倒されるスケールですが、往時はどれほど壮大だったことでしょうか。

国宝、あまりにも有名な奈良の大仏の正式名称は「蘆舎那仏(るしゃなぶつ)」といいます。高さ15m、顔の幅3.2m、手の大きさ2.5mの大きさには圧倒されます。大仏様は宇宙の真理を会得され、世界を照らす輝きそのものになられました。左手で宇宙の智慧を、右手に慈悲を現しながら、人々が思いやりの心でつながり、絆を深めることを願っておられるそうです。大仏開眼が752年ですから、1263年もの間、平和を願ってこられたのですね。

http://blogs.yahoo.co.jp

■戒壇堂

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続いておすすめの東大寺の必見スポットは「戒壇堂」。こちらは県指定重要文化財の戒壇堂です。754年、聖武上皇は唐から渡来した鑑真から戒(仏教の禁制の教え)を授かり、翌年、日本初の正式な授戒(戒を守ることを誓う)の場として戒壇院を建立しました。戒壇堂、講堂、僧坊、廻廊などを備えた大きな寺院でしたが、三度の焼失の後、戒壇堂と千手堂だけが復興されました。

このお堂には、日本で一番有名な国宝、塑像四天王立像があります。東南に剣を持った持国天、西南に槍を掲げる増長天、北西に巻物を持った広目天、北東に宝塔を高く携えた多聞天が睨みをきかせています。塑像(粘土像)ならではの、リアルな表情、動き出しそうな迫力、足元の邪鬼の哀れな姿など、平安時代の天才の手が生み出した像を、今も観ることができるのは、仏の加護でしょうか。これらの像は元々中門堂にあったのですが、焼失前にこちらに移されていたのです。平安の最高傑作と評される四天王をぜひじっくりとご覧ください。

■二月堂

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4番目におすすめする東大寺の必見スポットは「二月堂」。太平年間に実忠が創建したといわれていますが、現在のお堂は江戸時代に再建されたものです。旧暦二月に「お水取り(仏教行事)」が行われることから、二月堂と呼ばれるようになった日本最初の国宝です。懸崖造りという、廻廊を張り出して立つ高度な建築技術が使われ、精緻な美しさと風格をあわせ持ったお堂です。この造りのため、本堂に上がると、大仏殿の向こうに奈良盆地と生駒山の絶景が望めます。

24時間開放されているので、夕景、夜景、ライトアップされた東大寺などが楽しめます。こちらのご本尊は、大観音、小観音と呼ばれる2体の十一面観音像です。どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏です。美しい景色の中で、連綿と守られている秘密があるとは思いもよらず、仏教の奥深さに驚きました。

■法華堂 (三月堂)

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最後におすすめする東大寺の必見スポットは「法華堂 (三月堂)」。1枚目の画像は、校倉造りの法華堂経庫と御髪塔。御髪塔の地下には大仏殿再建で使用した黒髪のロープが埋められています。2枚目の画像は、東大寺建築の中で最も古いお堂で、本尊、脇侍、お堂のすべてが国宝です。不空羂索(ふくうけんさく)観音をご本尊として祀るためのお堂として造られました。旧暦三月に「法華会(仏教行事)」が行われるようになり、法華堂または三月堂と呼ばれるようになりました。

もとは寄棟造りの正堂と礼堂が軒を接して立つ配置でしたが、鎌倉時代に礼堂を入母屋造りに改良して軒をつなぎました。太平初期と鎌倉時代という、時代の異なる建築が高い技術で結ばれて、美しい調和を生み出しました。こちらに祀られている3~4mの大きな仏像は、ご本尊の不空羂索観音、梵天、帝釈天、金剛力士(阿と吽)、四天王の4体、執金剛紳(年に一度しか見られない秘仏)の10体です。ここでは国宝の仏像をじっくりと見られます。何度通っても見飽きない、魅力あるお姿です。

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