格安航空会社（LCC）の就航が近年相次いでいる日本の旅行環境。旅行者にとっては歓迎すべき流れですが、運賃体系がちょっと複雑だったり、通常の航空会社では当たり前のサービスが省略されていたり、飛行機への搭乗口が遠かったりと、すこし戸惑う場面もあるかもしれませんね。こちらではLCCのなかでも北九州空港を中心に路線を広げている「STARFLYER（スターフライヤー）」のサービスを紹介しながら、就航している空港ごとに他社と料金を比較しながら最安値のチケットをゲットする方法をご紹介します！
目次
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■スターフライヤー (STARFLYER)とは
「スターフライヤー」は北九州空港を拠点に置く格安航空券（LCC）で、ライト兄弟の「ライトフライヤー号」初飛行からちょうど99年目にあたる2002年に、神戸で創業した「神戸航空株式会社」がその前身。コーポレートカラーはブラック。
スターフライヤーでは低価格と高品質なサービスの両立を打ち出しているのが大きな特徴です。他社と同一種の旅客機よりも座席数をあえて減らすことで、ゆとりのあるシートピッチ（シートの前後感覚）を実現し、そのシートも全て黒の革張りで統一。シックで高級感のある雰囲気を演出しています。
「STAR LIMITED」、「STAR 55」をはじめとした搭乗日・座席数を限定して発売される早割運賃、九州5県在住者を対象に東京/羽田 - 北九州・福岡線が割安になる地元割引運賃「スターQ割」、学生割引の「スター学割」、老年者割引の「スターシニア」など、多彩な割引制度が設定されています。
STARFLYER（スターフライヤー）
■就航路線
2006年に北九州 - 羽田間で路線運航を開始して以来、徐々に路線を拡大し、2015年8月現在、北九州・羽田・福岡・関西国際空港（大阪）・中部国際空港（名古屋）・山口宇部空港で就航しています。
■スターフライヤー 航路別 最安値カレンダー
こちらでは各空港ごとの航路別 最安値カレンダーをまとめました。スターフライヤーをはじめ、最安航空券を複数社から同時検索できるので、おとくにチケットを入手することが可能です。銀行・クレジットカード・コンビニ支払いに対応！
※リンク先のカレンダーに表示の価格は、スターフライヤー以外の航空会社も含まれます。
東京（羽田）発の最安値航空券
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名古屋（中部）発の最安値航空券
大阪（関西）発の最安値航空券
山口宇部発の最安値航空券
福岡発の最安値航空券
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北九州発の最安値航空券
■機内持ち込み荷物
機内持込手荷物は、身の回り品（ハンドバッグ・カメラ・傘など）のほか、容積が55×40×25cm以内、3辺の和が115cm以内で、重量が10kgを超えないもの1個です。航空保安検査の強化・機内安全のため、持込み手荷物はなるべく最小限となるよう、航空各社も協力を呼び掛けています。
機内持ち込みサイズ、または重さがオーバーしている手荷物は手荷物カウンターに預ける必要があります。スターフライヤーでは規定サイズ以内のお預け荷物は無料となっているのも嬉しいポイント。具体的なお預け荷物のサイズ・重量は以下のとおりです。
・無料手荷物許容量：1人20kgまで無料
・上限：総重量100kgまで（1個当りの重量32kgまで）
・超過手荷物料金：2,500円～
・サイズ：3辺の和の合計が203cm以内
・個数：個数制限無し
■空港カウンター
スターフライヤーをはじめLCCのチェックインカウンターや到着口は、従来の航空会社と異なる場合も少なくありません。発着ターミナルやチェックインカウンターの場所は、空港に向かう前に確認しておきましょう。搭乗までの流れ、各空港のカウンターの場所は以下をご確認ください。
航空会社スターフライヤー（SFJ）公式サイト／空港・チェックイン
■座席について
スターフライヤーでは"ホスピタリティ"をコンセプトにしており、ゆったりとしたシートピッチ（前後間隔は91～94cmで、ANA国内線仕様より広め）に、全席機内モニターを装備した黒の本革張りの座席、可動式ヘッドレストやフットレスト、電子機器用電源コンセント付きと、全席普通席とは思えない快適な空間となっています。
機内エンターテインメント設備のモニター（TypeI／TypeII）は、タッチパネル式で合計20チャンネルのオーディオ・ビデオやラジオ、電子書籍といったプログラムを利用できます。また、離陸前に放映される機内安全ビデオは、忍者の動きで機内の安全設備を紹介するシリーズなど、ユニークで思わず見入っていまう内容になっています。
■機内サービス
スターフライヤーの機内ではドリンクサービスを実施しています。こだわりのコーヒーは「TULLY’S（タリーズ）」と共同開発のオリジナルコーヒーとビターチョコレートを提供。このほか、オニオンスープやミネストローネといったスープ、日本茶、アップルジュース、ミネラルウォーターも選択可能です。温かいドリンクはあえて小さめのカップで提供するのは、冷めないうちにおいしく味わってほしいという、同社の「5オンスのこだわり」。もちろん、「おかわり」は何度でもＯＫです。
また、着陸時の気圧変化で耳が痛くなった場合の症状緩和のために、着陸後に飴を配布するサービスもあります。
そのほか、2か月ごとに機内誌「Mother Comet」が発行されており、TypeIIモニターでは機内誌も電子書籍化されています。また3か月ごとに発行の北九州市発行の情報誌「雲のうえ」も希望者に配布しています。
STARFLYER（スターフライヤー）
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