格安航空会社(LCC)の就航が近年相次いでいる日本の旅行環境。旅行者にとっては歓迎すべき流れですが、運賃体系がちょっと複雑だったり、通常の航空会社では当たり前のサービスが省略されていたり、飛行機への搭乗口が遠かったりと、すこし戸惑う場面もあるかもしれませんね。こちらではLCCのなかでも成田空港を中心に路線を広げている「春秋航空日本 (Spring Japan)」のサービスを紹介しながら、就航している空港ごとに他社と料金を比較しながら最安値のチケットをゲットする方法をご紹介します!
目次
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■春秋航空日本 (Spring Japan)とは
「春秋航空日本 (Spring Japan)」は、中国・上海市に本社を置く格安航空会社 (LCC) 「春秋航空」などが出資し、2012年9月に設立されました。日本の規制緩和による新規参入航空会社の中では唯一、JAL・ANAの大手2社からの出資は受けておらず、業務提携も行っていません。緑色がブランドカラー。鮮やかなグリーンの制服も、日本進出にあたって、日本全国のデザイン学校生からの公募によってデザインされたもの。まだ路線数は少ないですが、日中交流の架け橋として期待が高まっています。
春秋航空日本の航空運賃は空席状況による変動型運賃制を採用。変更・払戻・無料受託手荷物のオプションの有無をえらべる3種類の運賃「スプリングプラス」「スプリング」「ラッキースプリング」が用意されています。さらに春秋航空日本では「スプリングプラス」購入者を対象に、遅延・欠航補償制度を実施しており、欠航または遅延が発生した際に、見舞金として10,000円が支払われるという、他社LCCにはない嬉しいサービスが魅力です。
Spring Airlines Japan(春秋航空日本)
■就航路線
2014年8月に東京/成田 - 広島線・高松線・佐賀線でそれぞれ就航を開始。就航当時、広島・佐賀においては初のLCC参入でした。2015年8月現在も、東京/成田・広島・高松・佐賀の4箇所で就航しています。
国内線はまだ限られた路線のみですが、中国各地への国際便の豊富さが春秋航空グループのなによりの強み。佐賀 - 上海/浦東間は最安値で3,000円~と、魅力的な路線もおおくあります。今後、関西国際空港を春秋航空の初の海外拠点とすることも報道され、2020年までの5年間で大幅に関空発着路線を拡充し、中国20都市以上に週100便以上を運航する計画が発表されています。
■春秋航空 航路別 最安値カレンダー
こちらでは各空港ごとの航路別 最安値カレンダーをまとめました。春秋航空をはじめ、最安航空券を複数社から同時検索できるので、おとくにチケットを入手することが可能です。銀行・クレジットカード・コンビニ支払いに対応!
※リンク先のカレンダーに表示の価格は、春秋航空以外の航空会社も含まれます。
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東京(成田)発の最安値航空券
広島発の最安値航空券
香川(高松)発の最安値航空券
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佐賀発の最安値航空券
■機内持ち込み荷物
機内持込手荷物は、身の回り品(ノートパソコン、カメラ、傘など)1個のほか、3辺の和が115cm以内(56cm x 36cm x 23cm )で重さが7kgを超えないもの1個です。航空保安検査の強化・機内安全のため、持込み手荷物はなるべく最小限となるよう、航空各社も協力を呼び掛けています。
機内持ち込みサイズ、または重さがオーバーしている手荷物は手荷物カウンターに預ける必要があります。春秋航空ではスプリングプラス運賃20kg、スプリング運賃10kgまでのお預け荷物は無料です。
■空港カウンター
春秋航空をはじめLCCのチェックインカウンターや到着口は、従来の航空会社と異なる場合も少なくありません。発着ターミナルやチェックインカウンターの場所は、空港に向かう前に確認しておきましょう。搭乗までの流れ、各空港のカウンターの場所は以下をご確認ください。チェックインの締め切り時間は35分前までとなっています。
2015年4月、成田国際空港の第3ターミナルが開業したことに伴い、第2ターミナルから移転しています。
■座席について
春秋航空日本では4種類の座席が用意されています。
・コンフォートシート:1列目
機内で一番足元の広い座席。搭乗・降機もスムーズ
・レッグシート:16・17列目
足元がゆったりとした非常口列の座席
・フロントシート:2・3列目
後方座席に比べ足元がややゆったりとした前方の座席
・スタンダードシート:5~15列目 ならびに 18~33列目
低料金で座席指定が可能
■機内サービス
春秋航空日本では機内食の提供はありませんが、お菓子、スナック類、ドリンク、お酒の機内販売があります。機内販売メニュー「SPRING LIKE」では、おかわり自由のコーヒーや佐賀名産の嬉野茶が100円のほか、レモンウォーター、サイダーなど、お手ごろな価格で商品が提供されています。就航地である広島・香川・佐賀に縁のあるお菓子も販売。メニューはカートが回って来た際に、客室乗務員さんに声をかければOKです。
春秋航空日本の機内誌「空飛ぶ道の駅」~は、就航地である広島・香川・佐賀の魅力を多方面から紹介する情報誌。観光、ビジネス、帰省など、さまざまな旅の目的ごとに楽しめる、食や観光そして人にフィーチャーした魅力あふれる記事が満載です。佐賀県と宝島社とのコラボで生まれたブランドムック「LOVE!佐賀」も、佐賀の魅力を発信する機内誌として提供されており、こちらも要チェックです♪
Spring Airlines Japan(春秋航空日本)
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