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紅葉の名所に出かけて、秋を満喫しよう
そもそも紅葉(こうよう)って??
紅葉(こうよう)とは秋になり野山の木々が赤く色づくことです。秋の訪れを感じられると共に冬の到来が間近であることを意味する自然現象です。字の通り、赤く色づく葉もありますが、中には黄や橙に変わる葉もあります。そして全国にはそんな紅葉を綺麗に見られる場所が数多くあります。紅葉スポットと言われ、大自然の景観を楽しむところもあれば、寺社で紅葉に映える寺社を見られるスポットなどがあります。最近では紅葉狩りは秋の観光スポットとして人気があります。
紅葉(こうよう)と紅葉(もみじ)の違いは?
紅葉には2つの読み方があります。「こうよう」と読む場合は野山の木々が秋から冬にかけて色づくことです。特に色づいた様子が綺麗なスポットは紅葉スポットと言われ、秋の観光名所になっています。一方、「もみじ」と読む場合はカエデ科の植物を指します。日本ではモミジ、カエデなどと呼ばれています。このように同じ漢字ですが、読み方が違えば意味も違います。「こうよう」は自然現象、「もみじ」は植物の一種を指します。
紅葉の見頃はいつ頃?
紅葉の見頃は葉が赤く染まりはじめてから2週間後ぐらいが見頃と言われています。そしてその見頃は日本全国、地域によって異なります。その理由は気温が違うからです。紅葉は寒くなりやすい場所からはじまるため、日本は北海道から始まり徐々に南下していきます。およそ10月から12月上旬にかけて紅葉前線は南下します。そのため、地域によって見頃の時期は異なりますが、真っ赤に染まる見頃の時期を狙うなら色づき始めて2週間前後がおすすめです。
北山・鷹ヶ峯の紅葉狩り
北山・鷹ヶ峯の紅葉の見頃はいつ?
京都の北山・鷹ヶ峯は府内北西に位置するエリアで、紅葉スポットとして有名です。特に「源光庵」の窓からの眺めはポスターやCMに起用されるほど有名です。丸い悟りの窓からの光景はさながら1枚の絵のようで、この光景を見るために訪れる観光客の方も大勢います。そんな紅葉スポットが多い北山・鷹ヶ峯の紅葉の見頃は例年だと11月中旬から下旬です。ただ、その年によって若干ズレるので紅葉目当てで行くなら事前に調べてから行くことをおすすめします。
北山・鷹ヶ峯でライトアップされた紅葉を楽しめるスポット
京都北山・鷹ヶ峯といえば「源光庵」が有名な紅葉スポットですが、ライトアップは残念ながらしていません。ライトアップを楽しむならおすすめは「しょうざん庭園」です。しょうざんリゾートの日本庭園で、紅葉と常緑樹のコントラストが楽しめます。ライトアップの時間帯は17時半から20時、2018年の開催時期は未定ですが例年は11月中旬から12月上旬です。庭園内には紙屋川が流れ、景色と共に優雅なせせらぎを楽しめます。
北山・鷹ヶ峯でおすすめの紅葉スポットを紹介
■光悦寺
はじめに紹介する北山・鷹ヶ峯の紅葉スポットは「光悦寺」。鷹ヶ峰近辺では人気のスポットの光悦寺は江戸初期の芸術家であった本阿弥光悦が、家康から与えられた土地に一族と移り住んだ場所です。光悦亡きあと、光悦を弔うためにこの居室をお寺に改め、光悦寺としたのです。
旧周山街道の鷹ヶ峰交差点を杉坂方面に行くと、突如赤く染まるモミジのアーチが現われます。辺りの景色とは一変した風景は、この先にどのような光景が待ち受けるか期待したくなる鮮やかさです。垣根を一歩入ると、鷹ヶ峯の山々が装いを変えた姿で眼前に広がります。その景色は息をのむ鮮やかさです。
光悦寺
- 北区鷹峯光悦町29
- 075-491-1399
- 8:00~17:00
- 11/10~11/13
- 二条駅から京都市営バス6号系統「鷹峯源光庵前」下車徒歩3分
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■圓成寺
続いておすすめの北山・鷹ヶ峯の紅葉スポットは「圓成寺」。圓成寺は日蓮宗本満寺の末寺、鷹ヶ峯の妙見さんとして親しまれ「洛陽十二支妙見めぐり」の一つとして知られています。参拝優先寺院なので境内は撮影禁止ですが、参拝として境内に入るのは自由で、とても静かな穴場です。
光悦寺の向かいにある圓成寺、外からは境内の様子が覗えませんが、中に入ると意外に広く、池を配し、苔を敷き詰めた庭園が広がります。本堂から妙見堂に続く参道脇にはモミジ等が植えられ、季節になると赤く境内を染めます。池の水面に映るモミジ・苔の上のちりモミジは秋興です。
清雲山 圓成寺
- 北区鷹峯北鷹峯町24
- 075-491-1496
- 8:00~17:00
- 市バス6、北1「鷹峯源光庵前」下車5分
■源光庵
3番目におすすめする北山・鷹ヶ峯の紅葉スポットは「源光庵」。源光庵は大徳寺1世の隠居所として開基創建され、その後卍山道白が臨済宗から曹洞宗に改宗し、同時に建立した本堂に仏教概念の意味が込められた丸窓と角窓を造りました。本堂の天井板は血天井と言われ、伏見城の遺構です。
ここのおすすめは、本堂にある丸窓と角窓から見える庭の紅葉です、同じ庭の景色ですが、違う庭に見えるから不思議です。赤く染まったモミジの隙間から後ろになびく緑色の木々が覗く様はこの世とは思えない美しさを演出しています。本堂裏の「鶴亀の庭」もお忘れなく紅葉の北山を借景とした見事な枯山水です。
庫裏改修工事のため、拝観長期休止中。拝観再開は 2021年秋頃を予定していますが、詳しい時期などはホームページをご確認ください。
■常照寺
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4番目におすすめする北山・鷹ヶ峯の紅葉スポットは「常照寺」。常照寺は本阿弥光悦親子が日蓮宗の寺として建立し、後に僧侶の学問所が創設された所です。境内入口に建つ朱色の門は、「吉野の赤門」と呼ばれる有名な門です。吉野太夫は「寛永三名妓」と言われ芸事や和歌などに優れた女性で、当時の文化人とも多く交流が有りました。
常勝寺は街道から随分奥まった所にあり、吉野の赤門にいたる道の両側には真っ赤なモミジが生い茂り、赤門を取り囲んでいる光景は後に続く情景の助長なのです。壇林跡地には数多くの落葉紅葉樹が境内を彩り訪れる人を優しく包み込み、本堂縁側から観る庭園の秋景は見事です。
常照寺
- 京都府京都市北区鷹峰北鷹峰町1
- 075-492-6775
- 8:30~17:00
- 市バス鷹峯源光庵前より徒歩3分
■紅葉谷庭園(太閤山荘)
5番目におすすめする北山・鷹ヶ峯の紅葉スポットは「紅葉谷庭園(太閤山荘)」。平安時代より天皇家や貴族が遊興した紅葉の名所地域「紅葉谷遊園」は明治維新で谷間が民間に渡りその後、幾度か姿を変え「紅葉谷庭園」として公開されています。山荘は数奇屋建築で入手困難な銘木を使い豪華な造りです。
背景には谷間に自生する数々の紅葉・自然の美を生かした池泉回遊式庭園・水面に映る樹木や存在感のある臥龍紅葉などがあります。古から愛されてきた京都の奥深さと美へのこだわりを、ここに立てば感じられ四季折々に幻想的な姿を見せくれます。(特別公開庭園なので予約が必要です)。
紅葉谷庭園(太閤山荘)
- 京都市北区大宮釈迦谷10-102
- 075-491-0666
- 9:30~17:30
- 地下鉄烏丸線北大路駅・北大路バスターミナルより市バス北1系統玄琢行き釈迦谷口バス停下車、徒歩8分
■しょうざん庭園
続いておすすめの北山・鷹ヶ峯の紅葉スポットは「しょうざん庭園」。しょうざんリゾート京都(東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA)は約3万5千坪の庭園と施設を所有しています。創設者の人間哲学を軸に、美しい日本の建造物を移築・公開したのが始まりで、現在は会員制リゾートですが、庭園その他一部は公開・利用できます。
広い敷地の中央に渓流が注ぎ込み、人工的でありながら自然に身を任せている心持になり、忘れかけた風雅を感じる事ができます。北山の台杉・庭を埋める苔・趣ある茶室・落葉紅葉樹の配置・それぞれの彩りが絶妙のコントラストを演出し京都の美の集約を見せてくれます。
■今宮神社
最後におすすめする北山・鷹ヶ峯の紅葉スポットは「今宮神社」。古くから疫病退散として知られる今宮神社。疫病が流行るたび紫野御霊会が行われて来ました。やがてその儀式は今宮社のやすらい祭りとなり、京都三奇祭の一つと言われる様になります。又ここは徳川綱吉の生母・桂昌院、縁の神社で玉の輿神社とも云われています。
境内は落ち着いた厳かな様装で、秋になると本殿や拝殿辺りに重なるモミジは赤く染まり、歴史を感じる建物との相性は見事です。特に東門周辺の紅葉は付近の景観とバランスがよく、朱塗りの楼門前に続く参道脇には黄金色に輝くイチョウがとてもドラマチックです。
今宮神社
- 京都府京都市北区紫野今宮町21
- 075-491-0082
- 9:00~17:00
- 市バス:46番「今宮神社前」下車すぐ、1・12・204・205・206番・北8番・M1番「船岡山下車」徒歩7分