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京都祇園祭と成田祇園祭の屋台や話題の金魚サイダー・イベントの紹介

日本三大祭りの一つ・京都祇園祭は、八坂神社の祭礼で、7月1日から1ヶ間、京都の町は祇園祭り一色に染まります。山鉾が建ち始めると、祇園囃子にも熱が入り、多くの見物客で賑わいます。祭のハイライトは、‟山鉾巡行”、コンチキチンの囃子とともに、山あり、鉾あり、眺めは壮観、豪華絢爛な動く‟美術館”のビッグページェントが繰り広げられます。祭期間中は美味しい食べ物を求めて屋台巡りも楽しみの一つ。ここでは、京都祇園祭の日程や屋台の出る場所、話題の‟金魚サイダー”などを紹介。成田祇園祭についても説明しています。夏の風物詩となっている京都祇園祭と成田祇園祭、日本人なら一度は見ておきたい、日本の文化を体感できるビッグイベントですよ。

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更新日: 2023年12月10日

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祇園祭は1ヵ月開催!では屋台の出る日は?

町の人々の健康を願う京都の祭り「祇園祭」は、毎年7月1日から31日までの1ヶ月間も開催される、長期に渡る八坂神社の祭礼。祇園祭では、様々な催事が繰り広げられますが、屋台も出店しておいしいものを食べるのも楽しみの一つ。でも屋台は1ヶ月間毎日出ているわけではなく、前祭と呼ばれている7月15日(宵々山)と7月16日(宵山)の2日間だけとされています。

屋台出店の時間も決まっている!

祇園祭で屋台が出店するのは、7月15日(宵々山)と16日(宵山)の2日間のみですが、この2日間一日中お店が出ているわけではなく、時間帯が決まっています。屋台が出るのは、基本的に歩行者天国の実施時間となる時間帯18時~23時。とはいえすべてのお店が同じ時間に開店して閉店するわけではなく、13時頃から開店したり21時には閉まってしまったり、バラつきがあります。確実に屋台が出ている時間帯は、18時~21時だと考えて良いでしょう。

場所も決まっているので紹介!

祇園祭では山鉾23基が組み立てられた場所全域に屋台が並ぶのではなく、一部の場所で出店されます。烏丸通(三条通から蛸薬師通辺り)と室町通(山伏山から白楽天山辺り)、そして新町通(放下鉾から岩戸山辺り)に集中して屋台が並びます。期間中は以上の3ヶ所にずらりと固まって出店されますが、京都のあちこちでちらほら屋台が見かけられます。

人気を博した金魚サイダー

祇園祭の知る人ぞ知る名物の一つが「金魚サイダー」。手巻き寿司屋の「アウーム(AWOMB)」が祇園祭限定で出している屋台で販売されます。金魚すくいのビニールにサイダーを入れたもので女性客の心を捉えていました。金魚に見えるのは、屋台の金魚すくいでとった金魚に見立てたゼリーで、それをストローで潰しながら飲むソーダ。お祭り気分を盛り上げてくれる素敵なアイデアですね。

祇園祭前祭後祭とは?

1ヶ月間に渡り多彩な祭事が繰り広げられる祇園祭で屋台と同様に注目したいのが、17日(前祭)と24日(後祭)に開催される八坂神社の神興渡御と山鉾巡行。それぞれの宵山には、たくさんの人々が集い、京の町は祭りの熱気につつまれます。「京都祇園祭の山鉾行事」として、ユネスコ無形文化遺産にも登録。前祭は四条烏丸より、後祭は烏丸御池より出発、山鉾が街中を巡行して厄を集めるとされています。

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動の美術館「山鉾巡行」静の美術館「屏風祭」

祇園祭の「山鉾巡行」が、動く美術館と言われるのに対し、「屏風祭」は静の美術館と言われています。「山鉾巡行」とは、山や鉾が街を通り行く行事で、屋台同様に祇園祭のハイライト。山鉾は豪華な装飾品で飾られ、豪華絢爛。平安初期に京で流行した疫病を鎮めるために、66本の矛を立てて怨霊退散を祈った御霊会に由来します。そして主に宵山の時期に行われる「屏風祭」は、山鉾町にある旧家・老舗がそれぞれ所蔵する調度品や美術品、着物、武具類などを飾って公開する行事のこと。中には、国宝級の作品もあって、祇園祭を支えてきた京都の町の人の暮らしぶりや、伝承の文化を階間見られます。宵山の数日間のみ、京都の町に登場する期間限定の美術館です。

祇園囃子フィナーレ

暗くなった街に灯される駒形提灯を眺めながら‟コンコンチキチン・コンチキチン”のおはやしを聞くのは風流なものですが、いよいよ7月16日宵山祇園囃子の函谷鉾フィナーレでは、アップテンポの囃子の後、駒形提灯の灯が消され、「ドーン」という音とともに、提灯が一気に落とされます。フィナーレにふさわしい圧巻の光景。また祇園祭を見てみたいと思わせる余韻を残す、屋台と並び、祇園祭の見所の一つです。

成田にも祇園祭があるんです!成田祇園祭とは?

成田祇園祭は、夏の訪れを告げる毎年約5万人もの見物客が訪れるという成田のビッグイベント。見事な装飾や彫刻で飾られた10台の山車と屋台、御輿1台が、3日間に渡り成田山表参道やその辺り一帯を巡礼する行事です。新勝寺の本尊・不動明王の本地仏である奥之院・大日如来に五穀豊穣や所願成就、万民豊楽を祈る‟成田山祇園会”と、成田山周囲の町が一体となって行われる約300年の歴史を持つ夏祭りです。

■いつ頃開催されているの?

成田祇園祭は、成田山新勝寺の祇園会期間中の7月7、8、9日の直近の金曜日~日曜日の3日間に開催されます。2018年は7月6日~8日に開催されました。期間中、成田の街はお祭りムードに包まれます。初日6日(金曜日)の安全祈願および鏡開きの厳粛な行事を皮きりに、お祭りが始まり、最終日8日(日曜日)は御輿還御式の後、山車・屋台、総踊り(競演)が行われます。

成田祇園祭での屋台と山車とは?

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成田祇園祭で必見なのが、屋台と山車です。屋台と言うとお店のイメージが強いですが、山車の一種。屋台には歴史上の人物をモチーフにした人形が乗っています。人形が乗っていないものが山車。豪華絢爛な屋台と山車が、御輿とともに、賑やかな囃子の音色や、元気のよい掛け声とともに成田山につづく参道を中心に巡行します。

迫力ある総引き

成田祇園祭の最終日8日(日曜日)、山車・屋台が集結して、成田山表参道仲町の坂を威勢良く駆け上がる‟総引き”は迫力満点、祭のハイライトです。引き手たちにより、威勢の良い掛け声とお囃子に合わせ、山車・屋台が綱に引かれて、一気に坂道を登る光景は、必見です。‟コレを見ないと祇園祭を見たと言えない!”と言われるほどです。

最終日の総踊り

成田祇園祭の最終日に行われる‟総引き”は必見ですが、‟総踊り”も見逃せません。総踊りとは、山車と屋台ごとに、独自のお囃子を奏で、若者たちが踊りを披露するイベント。踊りは、他の祭りで見られることも多いですが、成田祇園祭の総踊りは、人数の規模が大きくて大迫力。総踊りは8時頃から始まりますが、山車の上で踊る人が注目です。山車・屋台ごとに曲調や踊りが違うので、見比べて楽しむのも興味深いでしょう。

八代将軍の頃から始まったとされる歴史ある祭り

成田祇園祭は、成田山新勝寺の奥之院の祭礼。成田山新勝寺の歴史は古く、今から千年以上も前の平将門の乱をきっかけに建立されたと言われています。戦国時代、一時寂れた時期もありましたが、江戸時代に再び活気を取り戻し、明治維新後は‟砲弾があたらない身代わり札”の御利益があると軍人を中心に人気となりました。そんな成田山の祇園祭は、歴史と起源は確実にされていませんが、1721年に‟それまで休止していた祭りを再開”という記述が残っています。それは、八代将軍・徳川吉宗の頃。それ以前の記録は残っていないため不明ですが、300年以上の歴史を持つ伝統的なお祭りなんです。

■ライトアップも見応え充分!

昼間、表参道や町内で引きまわされた山車・屋台は、夜には成田山表参道に集まって、照明でライトアップされます。昼間とは違う厳かな雰囲気を放ち、見物客を楽しませてくれます。通りのお店に入って、涼みながら表参道を行きかう山車・屋台を眺めつつ食事をしたり、祭り囃子に合わせて進む山車・屋台と同じスピードでゆっくり歩き回り、お祭り気分にどっぷり浸るなど様々な楽しみ方があります。

アクセス・駐車場・交通規制

成田山新勝寺へのアクセスですが、JR成田駅または京成成田駅から徒歩約10分。車でアクセスする場合、東関東自動車道路・成田ICから車で約10分です。山車や屋台が見所の成田祇園祭の期間中は、利用できる公式駐車場は3ヶ所すべて混雑状態で満車になることも多々。また、成田山周辺と成田駅を結ぶ西参道と表参道、電車通りなどは10時~22時まで歩行者天国となり交通規制が行われるので、公共交通機関を利用する方がおすすめです。

まとめ

町の人々の健康を願う京都の夏祭り「祇園祭」は、日本三大祭りの一つ、無形ユネスコ文化遺産にも登録されており、期間中、様々な催事が繰り広げられますが、おいしい食べ物を求めて屋台巡りをするのも楽しみの一つ。そして、祇園祭と言えば、成田祇園祭も京都の祇園祭に負けず劣らず、成田の夏の風物詩となっています。成田祇園祭では、山車の一種である屋台と山車が威勢のある掛け声とともに成田山へ巡行する光景が見所。どちらも歴史ある伝統的なお祭り、御利益を求めて、大迫力の巡行を眺めれば、日本の夏をより満喫できるでしょう。

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