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野反湖ってどこにあるの?
野反湖(のぞりこ)は長野県の北西部、群馬、新潟との県境付近に広がる「上信越高原国立公園」の中にある人造湖です。湖面の面積は1.84平方kmあり、もともと標高1,500mを超える高地にあった自然湖を嵩上げして造ったもので、現在では信濃川水系中津川の水源として重要な役割を果たしています。周囲には手付かずののどかな自然が広がり、レンゲツツジ、ノゾリキスゲといった花々の群生も見られて観光名所にもなっています。
野反湖が「天空の湖」と呼ばれるわけとは?
周辺を2,000mを超える山々に囲まれた野反湖は、湖面の標高も1,513mと高い場所にあることから、別名「天空の湖」とも呼ばれています。周囲を囲むように設けられた遊歩道からはスイスを思わせる豊かで美しい自然を眺めることができ、「日本の遊歩百選」にも選ばれています。果てしなく続く緑の山々と湖が織りなす絶景は野反湖ならでは。四季折々に異なる表情を見せるこの魅力的な湖は、観光の穴場としても注目されています。
豊かな自然に囲まれてキャンプを楽しもう!
野反湖の湖畔には、6月〜10月の期間限定で営業しているキャンプ場があります。野沢湖のすぐそばというとっておきの環境にあり、日帰りでも宿泊でも利用することが可能です。宿泊施設には4名用と8名用のバンガロー(6,500円〜)と持参したテントを張ることのできるフリーサイト(2,000円)があり、場内の共用設備には炊事場や水洗トイレ、シャワーなども完備。本格的なキャンプからちょっとしたBBQまで、お好みのスタイルで大自然を楽しむことができます。
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標高の高い野反湖の春の花は5月が見頃
標高1,500mを超える野反湖の4月はまだまだ冬景色。湖面は氷に覆われ、早春に現れるフキノトウが芽を出し始めます。そして5月の連休が過ぎた頃になるとシラネアオイの群生やナエバキスミレ、ヒメイチゲ、ショウジョウバカマなど数多くの草花が咲き誇り、湖の周辺を春らしく彩ります。他ではなかなか見られない高地の草花観察には、遊歩道はもちろん山間部をハイキングするコースも観光ルートとして人気です。
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夏は毎週咲く花が変わっている?!
7月〜8月前半にかけて、野反湖にも夏やってきます。オレンジの可愛らしいニッコウキスゲの群生や小さく可愛いウメバチソウをはじめ、様々な花が毎週のように代わる代わる咲くため何度訪れても異なった景色を楽しむことができます。標高が高いので夏も気温がそれほど上がらず、晴れた日は日差しが強いものの木陰に入れば涼しいくすごすことができ、観光はもちろん避暑地としても最適です。
秋にはシックな色合いの花を鑑賞できる
9月に入るとナナカマド、オオカメノキ、ウドといった多くの植物たちが赤や黒などの果実をつけ始めます。そんな中咲き始める花は、クロクモソウ、ヤナギタンポポ、ツリガネニンジン、ワレモコウなど、秋らしいシックな色合いのものばかり。そしてエゾリンドウが美しい青紫の花を咲かせたら、野反湖の花リレーが終焉を迎えます。春や夏とは異なる落ち着いた雰囲気に包まれる野反湖も趣があり、観光客にも評判です。
野反湖を囲む山々が燃えるように赤に染まる紅葉を見に行こう!
秋らしい表情を見せてくれるのは小さな草花だけではありません。10月にもなると野反湖を囲む山々が紅く色付き始め、美しい紅葉スポットとしても楽しむことができます。山上のように遮るものの何もない澄んだ空と、紅葉した山々に囲まれた野反湖とのコントラストは見ているだけで爽快な気分になれる絶景。紅葉の中をハイキングや登山でゆったりと散策するのもおすすめです。
野反湖に映る、今にも降ってきそうなほどの星空を鑑賞しよう
野反湖は晴れた夜になると、空一面に星を散らしたような圧巻の星空が見られることでも有名です。標高が高いため小さな星もよく見え、今にも降ってきそうなくらい数多の星が臨めます。風のない日は湖に星空が反射することで野反湖が光っているように見えるんだとか。日本気象協会のホームページで見られる野反湖の「星空指数」が100になっていると天の川まではっきり見られるというので、キャンプをする際は事前にチェックしてみてください。