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北大東島にある金刀比羅宮とは?
北大東島西部、ナーマ浜の岩山に鎮座しているのが金刀比羅宮。北大東空港からは車で約15分の場所にあります。この金刀比羅宮は、沖縄には珍しくえびすさん、こんぴらさんを祀っている神社です。玉置半右衛門の石碑や二六荘といった観光スポットのすぐ近くに位置しています。島や漁師の守り神として、島の人々の篤い信仰を集める金刀比羅宮は、島全体を見守るかのように高台に佇んでいます。
! /map/ [25.953059#131.286939#金刀比羅宮#沖縄県島尻郡北大東村港
金刀比羅宮の歴史について
戦前は香川県の金刀比羅宮を勧請(かんじょう)したものを漁師の元締めだった菊池幸四郎が自宅に祀っていました。そんな中、第二次世界大戦が開戦。敗戦の気配が色濃くなった1944年に島全体で祀った方がいいのではないかということになり、北大東島守備隊の長須永刀之介少佐の協力も得ながら建立されたのが、現在の金刀比羅宮なのです。
金刀比羅宮はどんな神社?
金刀比羅宮へ向かうには、ナーマビーチから鳥居に伸びる石段を上がります。「ことひらぐう」と書かれた灯篭の先に2本並んでのビル石段のうち、左が金刀比羅宮、右が恵比寿宮に続いています。赤い鳥居をくぐると、境内には立派な相撲の土俵がありひときわ存在感を放っています。高台に位置しているので、境内から見下ろすビーチの眺めは最高ですよ。
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金刀比羅宮の御利益は?
北大東島の金刀比羅宮に祀られているのは、香川県の金刀比羅宮から勧請してきたご祭神。香川県の金刀比羅宮といえば、「こんぴらさん」の愛称で知られご利益を求めて多くの参拝客が訪れる、日本屈指のパワースポット。北大東島の金刀比羅宮も、島の人々からこよなく愛されている神社です。特に航海安全や大漁祈願にご利益があると言われています。
金刀比羅宮のお祭りは?
毎年10月10日に開催される金刀比羅宮例祭は、航海安全と豊漁を願う祭りです。午後2時からは自由参拝があるほか、午後3時からは沖縄刀や境内にある立派な土俵での奉納相撲が催されます。特に奉納相撲は、可愛らしいちびっこ相撲から小学生の部、中学生の部、大迫力の一般の部まで見ごたえ抜群で多くの島民が訪れ大いに盛り上がります。
金刀比羅宮へのアクセス方法
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北大東島の金刀比羅宮へ向かうには、北大東空港から島に降り立つのが便利です。北大東空港へは那覇空港からの定期便が就航していますよ。フライト時間は1時間5分。月・火・土・日曜のフライトです。南大東空港経由の便も含めると、毎日1便は往復便が出ていることになります。東大東空港から金刀比羅宮までは、車で約15分です。船で向かう場合は西港が最寄り港になります。
金刀比羅宮がある北大東島ってどんなところ?
3島からなる大東諸島の1つである東大東島は、沖縄最東端に位置する島です。沖縄県島尻郡北大東島に属しています。面積⒓㎢弱で、周囲は13.52km。はるか昔にニューギニア付近で誕生した海底火山が幾度となく浮沈を繰り返してできた島であり、大陸とつながったことのない島なので生態系も独特です。かつてはリンの採掘が盛んな島でしたが、現在の主な産業は漁業と農業です。
金刀比羅宮以外の北大東島の見所は?
北大東島には、金刀比羅宮以外にも観光スポットがたくさんあります。戦前大いに栄えたリンの採掘場後は、現在も燐鉱石貯蔵庫跡として残されています。1903年にこの島を開拓しようとする人々が上陸した場所である上陸港跡には上陸公園が整備されています。東屋には北大東島をかたどったテーブルが置かれていますよ。沖縄最東端の場所に建てられた沖縄最東端之碑や民俗資料館もおすすめです。
北大東島で楽しめるアクティビティーは?
手つかずの大自然が残されている北大東島。ホエールウォッチングや釣りなど、島ならではのアクティビティが人気です。キハダマグロやカツオ、カジキなどの本格フィッシングはもちろん、気軽に磯釣りを楽しむのもおすすめ。太平洋のど真ん中に浮かぶ北大東島は、多くの種類の渡り鳥が飛来することでも有名。大池や赤池といったため池は、野鳥のバードウォッチングスポットとして知られています。