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多良間村とは
多良間村は、沖縄県南部に位置する宮古列島の南西端に浮かぶ多良間島(たらまじま)と、さつまいものような形をした水納島(みんなしま)の2島で構成されています。多良間島は隆起サンゴ礁の平らな島で、周囲約15キロの島のほとんどがサトウキビ畑や葉タバコ栽培、畜産業などが行われています。水納島は手付かずの自然が残る、沖縄の原風景が広がるのどかな島です。
多良間村は沖縄のどこにある?
多良間村を構成する多良間島は、石垣島と宮古島のほぼ真ん中に浮かぶ島で、宮古島の西方約67キロ、石垣島の北東約35キロに位置します。水納島は多良間島より約8キロ北に浮かぶ小さな島です。沖縄県宮古郡に属していて、平成17(2005)年に城辺町・下地町・伊良部町・上野村が平良島と合併して宮古島市となったため、現在、宮古郡は多良間村のみです。
多良間村の歴史
15世紀末に土原豊見親春源(んたばる とぅゆみゃ)という豪族に統一され、17世紀初めまでその子孫に統治されていました。17世紀には、琉球王国時代に宮古周辺に設置された間切という行政区域に属さず、特別行政区とされていました。1908(明治41)年に宮古に置かれた4つの村のうち、平良村の一部とされ、1913(大正2)年に平村より分割されて、現在の多良間村になっています。
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多良間村の見どころ1:村のパワースポット「塩川御嶽」
「御嶽(うたき)」とは、沖縄において神様を祀る聖域のことを指します。塩川御嶽は多良間島の一部である多良間島の東部、集落より離れた閑静な場所にあり、300年も続く祭事が行われる神聖な地です。沖縄県の天然記念物に指定されているフクギやイマヌキなどの樹木が生い茂る中にあり、御嶽に続く約650mの参道には、防風林として植えられたフクギ並木が続いています。
多良間村の見どころ2:村の景色を一望できる「八重山遠見台」
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平らな多良間島の中で、最も標高が高い場所(33m)にある遠見台です。琉球石灰石を積み上げて作られた見張り台跡は、17世紀ごろに船舶の往来や敵の襲来を見張るために使われていたと言われ、2007年に「先島諸島火番盛」の1つとして国の史跡に指定されています。見張り台跡の横には六角形の八重山遠見展望台があり、八重山諸島が浮かぶ海を一望できる眺望スポットです。
多良間村の見どころ3:ダイビングスポットにもなっている「美しい海」
多良間島はサンゴ礁が隆起してできた島であり、「多良間ブルー」と呼ばれる透明度が抜群の海に囲まれていて、サンゴ礁と熱帯魚が泳ぐ様子を楽しむことができる、ダイバー憧れのスポットです。多良間島、水納島ともに起伏がないので、雨が降っても大量の土砂が海に流れ込むことが少なく、透明度の高い海が保てます。自然のビーチがたくさんあり、人が少ないのでプライベートビーチのようです。
多良間村の見どころ4:村の歴史や文化を学べる「ふるさと民俗学習館」
多良間島の中心街より少し離れたサトウキビ畑の中にある、多良間島の歴史や民俗文化などについて学ぶことができる資料館です。離島の施設ながら、多良間村の文化や芸能の拠点として、旧暦8月に毎年行われる村の祭りである「八月祭り」の衣装や台本、農業や漁業に使われる道具の展示や島の人々の暮らしなど、子供も大人もじっくり学べる資料が揃っています。
多良間村の見どころ5:友人やファミリーでビーチを楽しめる「ふるさと海浜公園」
多良間島の北部、多良間島の集落からも近い好立地にある「ふるさと海浜公園」は、多良間島の中でも人気が高いビーチです。白浜が美しく穏やかな海の向こうには水納島が見え、ビーチ周辺はキャンプ場として整備されていて、海を眺めながらバーベキューやキャンプが楽しめます。公園内にはトイレやシャワー、売店もあり、家族での海水浴にもぴったりです。