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【沖縄】那覇の世界遺産「玉陵(たまうどぅん)」はどんな所?魅力をご紹介!!

玉陵(たまうどぅん)とは琉球王国時代の第二尚氏王家の陵墓。沖縄の定番観光スポットである首里城近くに位置し、古代琉球時代の雰囲気漂うエリア位置しています。沖縄では現存する最古の破風型(家型)、エジプトのスフィンクスを彷彿させるものがあるといわれるぜひ訪れておきたいスポットです。今回はそんな玉陵に関する豆知識や琉球王国の歴史などについて詳しくお伝えします。また玉陵周辺のおすすめスポットも併せてご紹介します。日本の道百選に選ばれている「金城町の石畳道」はまるでいにしえの琉球へタイムスリップしたような風景が広がりますよ。ぜひ古都首里周辺の散策を満喫してください。

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更新日: 2024年4月29日

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琉球王国の歴史を感じる「玉陵」って何?

玉陵(たまうどぅん)とは、琉球時代の王国、第二尚氏王家の陵墓です。1501年に造られ、首里城の正殿をモチーフにして造られたといわれています。沖縄で現存する最古の破風型(家型)の墓とされ、世界遺産にも登録されています。屋根には3体の獅子像が魔よけの守護神として鎮座しているのも特徴です。首里城近くに位置し、琉球王国の歴史について深く知ることができるスポットです。

ここが見どころ!!玉陵の見方を徹底解説

玉陵奉円館の地下には資料展示室があります。まずはその資料展示室で玉陵の歴史的背景や建築物としての知識を深めましょう。琉球王国の歴史資料パネル、模型などが展示されています。タイミングが合えば、無料で玉陵の案内をしてもらうこともできます。知識を得た後は、沖縄で2番目に古い石碑である玉陵碑、そして壮大な敷地を誇る玉陵など見どころ満載です。

知ってると役立つ玉陵の豆知識をご紹介

玉陵を語る背景には琉球王国の歴史が大切です。玉陵碑に記されている9人の名前と言葉からは王室内の激しい権力争いを感じとることができます。遥拝所から最初の門と二つ目の門がまっすぐつながらず、ずれて造られていることがわかります。魔よけに対する沖縄古来の考え方によるものです。玉陵の墓室内では説明が常時流れているので、豆知識として聞きながら琉球の歴史に触れてみてください。

玉陵の所要時間、アクセスは?

車の場合、那覇空港から30~40分、国際通り付近からは15~25分です。周辺にはパーキングも充実していますが、人気スポットのため、混雑している可能性もあるので注意してください。ゆいレールやバスの利用もおすすめです。駅やバス停も近く、アクセス便利です。ゆいレールの場合、首里駅で下車し徒歩15分。バス利用の場合、那覇バスターミナルから首里城公園入口で下車し、徒歩5分です。

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玉陵を順路を追って詳しくご紹介!!

破風墓を見る前に、まず資料展示館で琉球歴史について知識を深めておくことでより玉陵見学が楽しくなります。一つ目の門をくぐると玉陵碑があります。碑には玉陵に葬られるべき9人の名前が刻まれています。二つ目の門をくぐると壮大な敷地に玉陵が広がります。墓室は三つです。玉陵は世界遺産ですが、見学できる部分も限られており、見学時間は約40分が目安です。

玉陵で行う先祖供養「清明祭」

清明祭は王家である尚家による琉球王国の先祖供養の儀式です。古文書により琉球王朝時代と同じ伝統の形式で玉陵にて行われます。餅やさとうきび、豚の頭、アヒル、鶏などが供えられます。王の子孫などが祈りを捧げます。第二尚氏23代当主、尚本家による玉陵での清明祭は1970年代後半以降ずっと開催されておらず、2018年4月に約40年ぶりに行われたといいます。

舞台は玉陵、琉球王国の歴史をもっと知ろう。

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1501年に建てられた玉陵には王家の愛憎劇を秘めた琉球王国の深い歴史が背景にあります。1400年代にわずか12歳で即位した尚真王が父である尚円王の遺骨を改葬するために建てられたのが玉陵です。異母兄弟であり、尚真王より前に半年で失脚した兄との確執を物語っているのが玉陵碑です。刻まれた名前には正室の人物は含まれず、王家内の権力争いが碑文の行間から伝わってきます。

沖縄名物シーサー、玉陵だけの直立シーサーって?

玉陵の各墓室の屋根には3体のシーサーが鎮座しています。沖縄では珍しい直立シーサーです。高い位置にあり遠くからでも見えるように立っています。すべて入口門の方向を見て守り神の役目を果たしています。欄干の上に小さな獅子たち、欄干の羽目部分にも獅子、龍、鳳凰などが施されています。計33枚あった中で、戦火で残ったものは14枚と言われています。

玉陵のキャラクター「たまちゃん」って?

玉陵には「たまちゃん」というかわいいキャラクターがあります。玉陵の公式サイトでも紹介されていますが、玉陵に施されている蝙蝠(こうもり)をモチーフにしています。受付のある建物の地下にある資料館にパネルや写真展示などがありますが、そこでもたまちゃんは案内係として活躍しています。子供にも取り組みやすいよう工夫を凝らしているのが資料館の特徴でもあります。

玉陵と合わせて回りたい観光スポット6選「識名園」

識名園は那覇市の識名にある琉球庭園です。世界遺産にも登録されており琉球時代の文化と歴史、自然を体験できる癒しのスポットです。中国の様式と沖縄独自の様式を取り入れた廻遊式庭園が特徴です。首里城の南2kmに位置することから南苑とも呼ばれていました。園内はガイド付きで散策することもできます。那覇市内にあり、空港からは約30分、首里城から約10分とアクセス便利な立地です。

識名園

沖縄県那覇市真地421-16
098-833-6637
首里駅から1,881m

玉陵と合わせて回りたい観光スポット6選「首里城跡」

沖縄では美ら海水族館と並んで人気のスポット首里城跡。琉球王朝最大の規模を誇る建築物と朱に彩られた外観が特徴的です。世界遺産にも登録されています。なんといっても開放感のある正殿と御庭(うなー)は一番の見どころです。細やかな装飾・細工にも注目です。おすすめは正殿にある鎖之間(さすのま)。国の名勝にも登録されお茶処です。庭園を眺めながら琉球菓子とお茶をいただくことができます。

首里城 鎖之間

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