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沖縄県平和祈念資料館ってどんなところ?
沖縄戦は1945年3月26日から始まり、組織的な戦闘は4月2日から6月23日まで続きました。アジア・太平洋エリアでも最大規模の戦いであったと言われています。多くの犠牲を出した、沖縄の歴史の重大な一部となっています。沖縄県平和祈念資料館は、犠牲者を弔うとともに、歴史的教訓を正しく伝えるため、人々の戦争体験を集めて設立されました。
資料館がある場所はもともとどんな場所だったの?
沖縄戦跡国定公園は、糸満市の喜屋武岬にあります。青い海が広がり丸い地平線を見ることができる非常に美しい場所ですが、現在の穏やかな雰囲気からは想像できない激戦地でした。追い詰められた民間人が崖から身を投げたとも伝えられています。
沖縄県平和祈念資料館へのアクセス
糸満市に位置する沖縄県平和祈念資料館へは、那覇市からもアクセスが便利です。那覇市からは約20キロ程度なので、レンタカーやタクシーでも簡単にアクセスできます。もしくはバスを利用する場合には、那覇から糸満バスターミナルを乗り継いで平和祈念堂入り口にて下車し徒歩5分ほどで到着です。糸満バスターミナルまではバス本の数も多いので、便利です。
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沖縄県平和祈念資料館の観覧料は?
沖縄県平和祈念資料館は、入館料は子供から大人まで無料となっています。常設展を見学する場合には、大人300円、子供150円の観覧料が必要となりますが、20名以上の団体の場合には団体料金が適用されます。企画展示や特別展、ホールでの特別な展示がある場合などには、その都度別途観覧料などが必要になる場合もあります。
沖縄県平和祈念資料館の開館日
沖縄県平和祈念資料館は12月29日~1月3日までが休館日と定められており、それ以外の日は基本的に開館日となっているので、年末年始以外は訪れやすい場所。開館時間は午前9時から夕方5時までです。しかし特別な事情により知事が休館が必要と判断した場合には臨時休館日となるので、訪れる場合には確認しておくことをおすすめします。
沖縄県平和祈念資料館にはどんな資料が展示されているの?
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沖縄県平和祈念資料館では、常設展においては沖縄戦に至る歴史に始まり、地上戦の惨劇を展示した部屋へ移り、米軍統治から復帰にいたるまでの経緯や歴史などを学ぶことができます。このような展示は当時の様子や資料の内容への理解度をさらに深められる映像資料など多く使われており、平和学習には欠かせない場所です。
第一室で「沖縄戦争が起こるまでの流れ」を知ろう
まず第一室では、沖縄戦に入るまでの歴史を展示しています。当時の明治政府が琉球政府を処分しようとしたために起きた皇民化政策についてや、日本が行おうとした富国強兵、軍備拡張、近隣諸国への侵出などについても資料から学ぶことができます。こちらの展示では沖縄の基本的な歴史を学ぶことができるため、大人でも勉強になります。
第二室で「沖縄戦争の経緯」を知ろう
第二室では、沖縄戦の実態を住民の視点をもとに描いた展示となっています。被災の状況が、映像や実物の資料を使い細かくリアルに感じることができます。沖縄戦では米軍、日本軍ともにまさしく死闘であり、米軍からのおびただしい砲弾を浴びた様子も分かります。そのために沖縄の景色は一変しており、地上戦がどれだけ悲惨であったかを感じることができます。
第三室で「当時の人々の様子」を知ろう
第三室では、沖縄戦でおこった日本兵による住民虐殺や強制的な集団死、飢餓、米軍による殺りくなどの、軍民入り乱れた地獄のようにつらい歴史と現地や住民の様子が展示されています。当時の施設や人々の暮らしの様子が実寸大で展示されているため、よりリアルに伝わってきます。