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ナショナルギャラリーとは?アメリカのどこにあるの?
ナショナルギャラリー・オブ・アート(国立美術館)は、レオナルド・ダ・ヴィンチにレンブラント、フェルメール、ゴッホ、モネ、ピカソ、ゴーギャンと、アートに詳しくない人でも誰しも耳にしたことのある世界の名画の宝庫。多くの素敵な博物館や美術館が点在しているアメリカの首都ワシントンD.Cにあります。日本では、ワシントンナショナルギャラリーなどとも呼ばれます。
ナショナルギャラリーの歴史
ナショナルギャラリーの歴史を遡ると、1937年、英国大使も歴任した一人の銀行家アンドリュー・メロンの「ロンドンのナショナルギャラリーのように、我が国にも首都に相応しい美術館を作りたい」という壮大な夢から始まりました。メロンは、その夢の実現のために自身のアートコレクションと設立資金を、国家の名前を付けてほしいという条件をつけて、連邦政府に寄贈したのです。この寄贈をもとに1941年にオープンしたのが、大理石造りの現ナショナルギャラリー西館です。1978年には現代美術を展示する新館(東棟)が完成しました。
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ナショナルギャラリーでは沢山の名画が無料で観賞できる!
ナショナルギャラリーの所蔵品の総数は、11万6千点。ナショナルギャラリーの名にふさわしく、欧米の絵画を中心にしたアートに限って展示。特に、13世紀から現代までの絵画や彫刻など、上質な西洋美術のコレクションが充実。レオナルド・ダ・ビンチの「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」や、レンブラントの「自画像」、ピカソの「サルチンバンクスの家族」などの名画を無料で鑑賞することができます。
ナショナルギャラリーの見どころ1:北米唯一のダヴィンチ作品
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ナショナルギャラリーの見所の一つが、若きレオナルドダヴィンチが1474年に描いた「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」です。当時16歳だったフィレンツェ貴族ジネーヴラ・デ・ベンチとルイージ・ディ・ベルナルド・ニッコリーニとの結婚記念として描かれたと言われています。裏面には「美は徳を飾る」というラテン語のモットーが書かれていますが、これは、ジネーヴラの知性と有徳を象徴する言葉。ダヴィンチの絵画は、北米ではこの一枚しかないと言われている非常に貴重な作品です。
ナショナルギャラリーの見どころ2:モネやルノワールなど印象派作品が満載
ナショナルギャラリーには、モネやルノワール、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなどの印象派の作品が比較的まとまって展示されています。印象派と言えばモネですが、モネの所蔵数は全米でNo.1。有名な「太鼓橋」をはじめ、「ルーアンの大聖堂」、「日傘をさす女性」、「ヴェトイユの画家の庭園」などモネの数々の名作をまとめて楽しめます。ゴッホの「自画像」、ルノワールの可愛らしい作品「ジョウロを持つ少女」など見逃せない作品ばかりです。
ナショナルギャラリーの見どころ3:数少ないフェルメール作品の展示も
ナショナルギャラリーでは、17世紀オランダ黄金時代を代表する画家・フェルメールの数少ない作品も見どころのひとつ。若くしてこの世を去ったフェルメールの作品は35点しかないと言われていますが、ナショナルギャラリーに所蔵されているのは4点。「フルーツを持つ女」や「秤を持つ女」、「手紙を書く女」、「赤い帽子の娘」がありあす。