ルッカ旅行のポイント
どんな街?
ルッカはイタリア・トスカーナ州の北西部に位置する都市。周囲を城壁で囲まれており、その堅牢な姿に過酷な歴史を垣間見ることができます。また、オペラ『トスカ』や『蝶々夫人』などで知られるジャコモ・プッチーニの出身地としても有名です。
見所は?
ルッカのランドマークと言えば、グイニージの塔です。高さ約45mの塔の上に木が植えられた庭があるのが特徴で、ここからはルッカの町並みが一望できます。その他、サン・マルティーノ大聖堂やアンフィテアトロ広場などもルッカ観光の定番です。
おすすめのグルメ
ルッカにはブッチェラートと呼ばれる伝統的なパンがあります。形はリング状からコッペパンのようなものまでさまざまで、中に干しブドウとアニスシードが入っているのが特徴。少しクセのあるその味わいに病みつきになる人も多くいます。
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ルッカでおすすめの観光スポットを紹介!
■ルッカ城壁
イタリア・トスカーナ州の北西部の都市ルッカ。町の周囲約4㎞を城壁が囲んでいる城塞都市として知られ、19世紀に活躍した作曲家ジャコモ・プッチーニの生誕の地でもあります。
現存するルッカ城壁は17世紀に作られたもので、16世紀にフィレンツェのメディチ家の大砲攻撃に備えて築かれました。ルッカ城壁は分厚く強固に造られていて、城壁の幅が10〜15mもあるところもあります。城壁の上は遊歩道にもなっていて、ルッカ旧市街の美しい風景を望むことができます。
ルッカはフィレンツェから列車で乗り換えなしで行くことができ、所要時間も90分ほどです。ピサの斜塔で有名なピザの街からも電車で約30分なので、気軽に行くことができておすすめです。
■グイニージの塔
イタリアのトスカーナ州北西部の城塞都市・ルッカ。フィレンツェから列車で約90分、ピサからも列車で約30分で行くことができます。
グイニージの塔は、ルッカで最も有名なランドマークの一つで、高さ44.25mを誇る塔と塔の頂上にはトキワガシの木が植えられた庭があります。頂上へ行くには230段もの階段を登る必要があります。階段の壁には、争いが絶えなかった中世の有力者同士の戦いが描かれた絵画を見ることもできます。塔の上からは中世から残る美しい街並みや周辺の山々を見渡すことができます。
屋上のトキワガシの木は7本も植わっていて、気持ちのよい木陰を作ってくれています。長い階段を登りきった後に、ゆっくりとくつろぐことができます。
■サン・マルティーノ大聖堂
イタリアのトスカーナ州北西部に位置する都市 ルッカ。19世紀に活躍した作曲家ジャコモ・プッチーニの生誕の地としても知られています。
ルッカの街は周囲約4㎞を城壁で囲まれた城塞都市で、サン・マルティーノ大聖堂はルッカ駅から北へ徒歩約8分の位置にあります。ルッカを代表する教会の一つで、斜めに傾いた鐘楼に寄り添うように建っています。ピサの大聖堂に影響を受けたと言われていて、ルッカ特有のロマネスク様式も融合した見応えのある建造物です。6世紀の中頃に建造された建物で、何度も改築が行われていて現在の姿となりました。
大聖堂の中には美しいステンドグラスや絵画、彫刻などが並んでいて、荘厳な雰囲気が広がっています。左側廊の中程にあるマッテオ作の八角形のヴォルトサントの大理石製の祭壇があります。格子網の奥には歴史を感じる古い木製の十字架「聖顔」を見ることもできます。
サン・マルティーノ大聖堂
イタリア / ルッカ
- Piazza San Martino, Lucca, Italy
- +39 0583 490530
- 月曜日から金曜日の午前9時30分から午後6時30分。土曜日午前9時30分〜午後6時45分。日曜日と祝日12 : 00-18 :30
ルッカのお隣!ピサの斜塔に登って傾きを体感!
ピサの斜塔は、1173年に着工され、高さ約55メートルの大理石で出来た八層の塔で、建築中に地盤が沈下し傾斜したまま工事が続けられたため完成したのは14世紀後半。現在も傾き続けており、南に70センチ程傾いています。ガリレオ・ガリレイが落下の実験を行ったという伝説もあり、今でもイタリアで1,2番目を争う観光名所となっています。ツアーによっては、ピサの斜塔にあがることができるものもあり、実際にその傾きを体感してみるのもおすすめです。
美の宝庫!一度は行きたいヴァチカン美術館
イタリアを訪れたら必ず訪れたいのが世界遺産・バチカン市国のバチカン美術館です。
500年にもわたって歴代教皇によって収集された美術品が収蔵されているバチカン美術館。年代やテーマごとに展示された美術品は、絵画や彫刻、地図など多岐にわたります。大小合わせて25もの美術館・博物館群で構成されたバチカン美術館は、世界有数の規模を誇り短時間で見て周るのも至難の技。そんな美術品の中でも必見なのが、ミケランジェロの『最後の審判』のあるシスティーナ礼拝堂。長さ40mの天井には一面にミケランジェロが描いた巨大なフレスコ画もあります。
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ルッカに行くならここも外せない!
■サン・ミケーレ・イン・フォロ教会
イタリアのトスカーナ州、セルキオ川沿いに位置する都市 ルッカ。街の周囲約4㎞を強固な城壁で囲まれた城塞都市です。サン・ミケーレ・イン・フォロ教会は街の中心部にあるサン・ミケーレ広場に建てられていて、ルッカを代表する建造物として知られています。
ローマ時代のローマ カトリックの美しい教会です。正面のファサードが特に立派で、柱一つ一つに異なる細かな彫刻が施され、柱とアーチが最上部まで連なっています。トップにはドラゴン退治をする大天使ミカエルの巨大な像があり、存在感を放っています。
他にも15世紀の聖母像や聖堂の後ろにあるカンパニーレと呼ばれる鐘楼も見てみましょう。鐘楼は四角い形が特徴的で、ピサ ロマネスク様式やゴシック様式など時代の流れを反映した造りとなっています。
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会
イタリア / ルッカ
- Piazza San Michele, 55100, Lucca, Italy
- +39 0583 91991
- 7時40分~12時00分 15時00分~17時30分
- 日曜日
■アンフィテアトロ広場
イタリアのトスカーナ州北西部、中世の街並みが残るルッカ。アンフィテアトロ広場は、城壁に囲まれたルッカ中心部の北側に位置しています。広場の周りをアンフィテアトロ通りが囲んでいて、4つある門と広場がつながっています。
アンフィテアトロ広場は、ローマ時代の円形闘技場の跡地に作られています。広場は楕円形をしていて、闘技場の面影を感じることのできる珍しい広場です。闘技場の客席部分に当たる場所は、中世に建てられた建物が並んでいて、住居やお土産屋さん、バールなどのショップが営業しています。
アンフィテアトロ広場の周辺には、サン ピエトロ ソマルディ教会やサン フレディアーノ聖堂があり、合わせて見学するのがおすすめです。
■プッチーニの生家博物館
イタリアのトスカーナ州北西部にある都市 ルッカは、19世紀に活躍した作曲家ジャコモ・プッチーニの生誕の地としても知られています。
Puccini Museumは、城壁に囲まれたルッカの旧市街中心部にあり、サン・ミケーレ広場からすぐにあります。プッチーニの生家が博物館となっていて、博物館前の広場にはプッチーニ像もあります。広場に面したチケット売り場でチケットを購入し、1階のベルを鳴らして入ります。Puccini Museumは修復工事のため長らく休館していましたが、2011年9月に一般公開が再開されました。
館内にはトゥーランドットを作曲したピアノや楽譜、蓄音機、プッチーニの遺品が展示されています。オペラ公演で使用された豪華な衣装なども見ることができます。館内にはプッチーニの作曲した曲が流れていて、曲を聴きながら見学することができます。
プッチーニの生家博物館
イタリア / ルッカ
- Corte San Lorenzo 9 | Biglietteria, Piazza Cittadella 5, 55100, Lucca, Italy
- +39 0583 584028
- 3月と10月 月-日10:00-18:00 火曜日は 休業(祝日を除く) 4月1日-9月30日 月-日10:00-19:00 毎日営業 11月1日12月24日に 00〜17:午後01時00 /午後3時まで金曜10:00 -月 00〜17日10時00分-土曜 定休火曜日(祝日を除く)と12月25日 2月28日から12月26 日まで 月-日10時00午前17時まで 定休火曜日(祝日を除きます) 最終入場は閉店の30分前
- チケット 定価: €7.00 削減: 5.00ユーロ 18歳未満および65歳以上の子供 26歳までの学生 ルッカ市の住民 使用禁止 ICOMメンバー 加盟機関、団体、協会 フリー: 10歳までの子供(学校を除く) 身体障害者の介護者 ジャーナリスト 観光ガイド 家族: €13.00 大人2名+未成年の 11〜17 歳 の子供1人あたり€3.00 グループ: 1人あたり 5.00ユーロ(最低 10人/最大25人) 宿泊客10 人ごとに無料の同伴者1 人 学校: €3,00 学生一人当たり(10分/最大25人) ごとに10のための1人のに付随大人支払います 予約制のガイド付きツアー: チケット価格に加えて€70.00 (最大25名) 滞在時間:約1時間
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■プファンナー宮
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イタリアのトスカーナ州の歴史ある街 ルッカ。Palazzo Pfanner(プファンナー・コントローニ邸)はルッカの北西部に位置していて、イタリア式の美しい庭園を見ることができます。もともとはモリコーニ家の邸宅として建てられましたが、その後に所有者が何人も変わり、1856年以降はプファンナー家が所有しています。
17世紀に建てられた邸宅には、フレスコ画が飾られた広間や歴史を感じる家具・調度品を見ることができます。他にも邸宅の名前の由来でもある外科医ピエトロ プファンナーが所有した手術道具や医療文書も常設展示されています。
幾何学式のイタリア庭園には、地中海原産の植物やきれいに整備された芝生、噴水、ローマ神話やギリシャ神話の彫刻が並び、美しい景観となっています。数々の映画のロケにも使われるほどの人気の庭園です。
プファンナー宮
イタリア / ルッカ
- Via Degli Asili 33, 55100, Lucca, Italy
- 4月〜11月(指定された時間と時間以外でも、リクエストに応じて訪れることができます)営業時間: 10 : 00 – 18:00
- ・庭と居住地を訪問 フルチケット6.5€| 5.5ユーロ(12〜16歳の若者/ 65歳以上の学生/シニア)を削減| グループ(> 10)4.5€ ・居住地、庭どちらかのみを訪問 フルチケット4.5€| 4€削減(12〜16歳の若者/ 65歳以上の学生/シニア)| グループ(> 10)4€ 12歳未満の子供の入場は無料
■サン・フレディアーノ聖堂
中世の街並みが残る歴史ある街 ルッカ。旧市街は城壁に囲まれていて、城塞都市としても知られています。サン・フレディアーノ聖堂は旧市街の北側、アンフィテアトロ広場から徒歩約2分の位置にあります。
サン・フレディアーノ聖堂の正面のファサードには、ビザンチン様式のモザイク画が描かれています。キリストの昇天を描いたもので、ファサードにモザイク画があるのはサン・フレディアーノ聖堂のみで、とても珍しい装飾です。建設当初は、聖人ヴィンチェンツォに捧げられた教会でしたが、アイルランド出身のルッカ司教であった聖人フレディアーノの遺体が安置されたことから、サン・フレディアーノ聖堂と呼ばれるようになりました。
ロマネスク様式の教会の中には、12世紀の円形のや洗礼盤やヤコポ デッラ クエルチャの祭壇彫刻、彫刻家・陶匠のアンドレア デッラ ロッビアの彩色陶板による「受胎告知」など有名な美術品が多くあります。
サン・フレディアーノ聖堂
イタリア / ルッカ
- Piazza San Frediano, 55100, Lucca, Italy
- +39 0583 493627
- 月曜日-日曜日 9 00 - 18 30
- ホワイトチケット:無料。障害者とその介護者、11歳までの子供、ルッカ県在住。 ボルドーチケット:削減。15人以上の学生とグループ用に予約済み グリーンチケット:定価
■フィッルンゴ通り
歴史ある城塞都市として知られるルッカのメインストリート・フィッルンゴ通り。石畳の通り沿いには、多くの店が建ち並んでいてショッピングに最適なスポットとなっています。多くの観光客が訪れる人気ストリートです。
洋服や靴、カバンなどのブランドショップをはじめ、宝飾店や革商品などの専門店、書店、雑貨店など様々なお店があり、ルッカのお土産を買うこともできます。他にもレストランやカフェ、バーなど飲食店も多くあるので、ショッピングだけでなく食事や休憩にもおすすめです。
フィッルンゴ通りの近くには、アンフィテアトロ広場や博物館、教会などもあるので、観光もすることができます。
ルッカの基本情報はこちら
日本とイタリアの時差
イタリアの週間天気
イタリアの為替
※2024年4月30日の為替価格です
イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
実際どれくらいかかる? イタリア旅行の予算を解説
パッケージツアーでは、安い時期で20万円代、高い時期には60万円を越す場合もあるでしょう。飛行機やホテルのランクを上げれば100万円を越します。飛行機とホテルをインターネットで予約する場合は、時期やホテルのランクにこだわらず経由便でも構わなければ10万円代から20万円前半で手配できる場合もあります。直行便は割高です。ホテルを単独で手配する場合は、1泊の料金はスタンダードクラスで10,000~20,000円、スーペリアクラスで20,000~32,000円、デラックスクラスで32,000円~が目安です。そのほか、現地での交通費や観光スポットへの入場料、食費、お土産代などで1日あたり1万円から1万5千円くらいはみておいた方がよさそうです。
本場イタリアンを楽しむために気をつけたいこと
旅の楽しみの一つは食事です。心おきなく本場のイタリアンを味わうために、日本とは違う主なマナーを紹介します。まず、パスタはフォークだけで食べます。パスタを少量すくいフォークを立てて巻きつけます。巻き残りをすすりこむのはやめましょう。うまく一口分を巻き取れるように、普段から練習しておくといいですね。また、正式なイタリアンのコースの場合、パスタは前菜で、メインの魚料理か肉料理を合わせて頼みます。何人かで行くといろいろな料理を取ってシェアしたくなりますが、基本は1人1皿です。食後のコーヒーはエスプレッソです。イタリアでは食後の飲み物をゆっくり味わう習慣はないので、サクッと飲んで切り上げましょう。