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あの「出雲大社」の分社が沖縄にもあった!
出雲大社というと島根に位置し、縁結びにご利益があることで知られる有名なパワースポットですが、実は沖縄の那覇市にも出雲大社の分社があります。出雲大社は全国各地に分社がありますが、その中でも那覇は日本最南端・最西端の分社です。沖縄は特殊な事情から分社として認められた正式な分社で、駅近に位置しているので観光ついでに気軽にアクセスしやすい立地です。
出雲大社沖縄分社が設立された背景とは?
では、なぜ島根に位置している出雲大社の分社が沖縄に設立されることになったのかというと、沖縄独自の歴史が関係しています。沖縄は昔、アメリカの支配下にあり、1970年に日本に返還されました。その際に、沖縄の祖国復帰を記念して分社が建てられました。異国文化だった沖縄に日本の美しい文化を伝えために建てられましたが、今では那覇のパワースポットとなっています。
寺社には島根の出雲大社と同じご祭神が祀られている
那覇の分社には島根の出雲大社と同じご祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られています。大国主大神は「だいこくさま」の愛称で親しまれている神様で、縁結びの神様として有名です。なぜ、だいこくさまが縁結びの神様と言われているのかというと、多くの女神と結婚して子供をたくさんもうけたという説と、毎年旧暦の10月に出雲大社に各地の神が集まり縁結びの会議をするからという説があります。
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ありとあらゆる縁を引き寄せてくれるパワースポット
縁結びにご利益があるというと、男女の縁結びをイメージしがちですが、恋愛だけではなく様々な面で縁を結ぶパワースポットです。例えば仕事やお金、人間関係や子宝など、あらゆる面で縁があるという考え方で、その縁を結ぶご利益が期待できます。そのため、恋愛はもちろん、最近人間関係がうまくいかないという時や出費ばかりでお金が貯まらないという時もお参りに訪れるといいでしょう。
参拝は「二拝四拍手一拝」が礼儀
那覇の出雲大社にもきちんとした参拝方法があります。まずは参道に入ってすぐの清めの水で手と口を清めます。右手、左手の順に清めたら次に左手に水を入れ、口をすすいで清めます。その後、拝殿に行き、お賽銭を入れてから鈴を鳴らします。そして2回おじぎをしてから、4回拍手をし、もう1回おじぎをします。この二拝四拍手一拝は島根の出雲大社と同じ参拝方法です。
出雲大社名物「大しめ縄」のミニ版に注目!
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島根の出雲大社といえば国内最大級のしめ縄があることで有名ですが、那覇の分社にもそのしめ縄のミニ版があります。サイズは違うものの形や飾り方は一緒なので見所の一つです。そんな出雲大社のしめ縄の特徴といえば左右逆に飾ってあることです。この飾り方には意味があり、神様に対して左が上位、右が下位と考えているため、出雲大社では左側を綯い始めで右側を綯い終わりにしているのです。これは他の神社と反対なので出雲大社ならではの見所です。
■あちこちに鎮座しているシーサーが沖縄らしさを感じさせる
那覇の出雲大社の見所の一つが参道のいたるところに鎮座するシーサーです。神社といえば通常は狛犬が参道に飾られていますが、那覇の出雲大社は沖縄ということもあり、沖縄らしいシーサーが何体もみられます。参道の左右に対になるように5組のシーサーが鎮座しており、このシーサーを縁に見立て、ご縁という意味合いがあるそうです。さすが縁結びのパワースポットですね。
個性豊かなおみくじが楽しい!
出雲大社には3種類のおみくじがあります。「出雲大社おみくじ」は吉凶の判断がないおみくじとして有名で、内容を読んでから自分で良し悪しを決めるものです。「縁結びみくじ」には理想の相手の星座や血液型が書かれており、可愛い和柄のさくらんぼ根付入りです。そしてもう一つ、「七福神おみくじ」にはおみくじだけでなく、金色のミニ七福神入りなのでお守りとして持っているといいでしょう。
出雲大社沖縄分社の営業時間は?
出雲大社沖縄分社の拝観時間は自由です。そのため、いつ訪れても自由に参拝できます。また、拝観料も無料なので気軽に訪れられます。屋台などはない小規模な神社ですが、島根の出雲大社と同じご利益があるパワースポットなので那覇観光のついでに訪れてみてはいかがでしょうか。絵馬やおみくじ、お守りもあるのでなかなか島根の出雲大社に行けないという方にもおすすめです。
出雲大社沖縄分社へのアクセス方法は?
出雲大社沖縄分社へのアクセスは、沖縄都市モノレールのゆいレールを利用すると古島駅から徒歩2分で到着します。那覇空港からは車で30分ほどで、駐車場もあるのでレンタカーでのアクセスにも便利です。こぢんまりとした境内のため見つけにくいかもしれませんが、インテリアショップの「マックスプラス古島店」の裏手に位置しているので目印に訪れるといいでしょう。