7区 (エッフェル塔 - アンバリッド)旅行のポイント
どんな街?
7区は、パリ市のほぼ中央に位置、国民議会や国防省など政治・行政の中心機関が集まっています。エッフェル塔やオルセー美術館は観光客でにぎわいますが、他のエリアは静かで富裕層が住むブルジョア地区として知られています。
見所は?
7区には、エッフェル塔をはじめ、オルセー美術館やアンヴァリッド(廃兵院)などの観光名所がたくさんあります。また、世界初の百貨店「ボン・マルシェ百貨店」もあり、セーヌ川沿いのイエナ橋より上流は世界遺産に登録されています。
おすすめのグルメ
パリで食べたいおすすめ名物は、牛肉のタルタルステーキ、鴨のコンフィ、ブイヤベース、ソーレ・ムニエーレ(舌平目のムニエル)といったメイン料理の他、カフェの定番クロックムッシュやそば粉のクレープ、ガレット、色とりどりのマカロンなどです。
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パリ7区でおすすめの観光スポットを紹介!
■エッフェル塔
エッフェル塔はフランスのパリに位置し、パリのランドマーク的な名所として世界的に知られています。塔を設計したのはギュスターヴ・エッフェルで、エッフェル塔の名は彼の名前から由来しています。1887年に建設が開始され1889年に完成し、1889年5月6日に開幕されたパリ万博の目玉となり世界中から注目を浴びました。
高さ321メートルあり建設当時は世界一高い建造物で、展望台からはパリの絶景を一望できます。エッフェル塔を含むセーヌ川周辺は世界遺産として登録されており、パリ観光で絶対外せないマストスポットになっています。
エッフェル塔
フランス / パリ / エッフェル塔周辺
- Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris, France
- +33 (0)8 92 70 12 39
- 夏期(6/15~9/1) 09:00~24:00 夏以外(9/2~6/14) 09:30~23:00
- 年中無休
■ロダン美術館
有名な近代の彫刻家オーギュスト・ロダンが晩年を過ごしアトリエにした、18世紀に建てられたロココ調の貴族の邸宅ビロン館を美術館にした施設です。ロダンの死後、1919年に開館しました。館内には、ロダンの彫刻作品やデッサン画、ロダンが収集した芸術品が多く展示されています。弟子で愛人でもあったカミーユ・クローデルの作品が展示されている部屋もあります。3万㎡の広大な英国式庭園にも、『考える人』、『地獄の門』など30点ほどの有名な彫刻作品が展示されており、素敵な景色を眺めながら楽しむことができます。また、多くのパリ市内の美術館が定休日ななか、火曜日にオープンしている美術館としても人気のスポットです。
ロダン美術館
フランス / パリ / 7区 (エッフェル塔 - アンバリッド)
- 79 Rue de Varenne 75007 Paris, France
- +33 1 44 18 61 10
- 10:00 - 18:30
- 月曜日 1/1 5/1 12/25
■ボン マルシェ
ル ボン マルシェは、パリの左岸、サンジェルマン・デ・プレの西にあるデパートです。1852年に創立された世界最古の、パリ一お洒落な百貨店です。
本館と別館の2館から成り、世界中の高品質な品物、オリジナルグッズ、限定商品を提供。トレンドを押さえたセレクトに定評があり、ファッションからアクセサリー、テーブルウェアなどを豊富に取り揃えています。本館の地上階には、高級ブランドのルイ・ヴィトンやディオール、シャネルなどが入っていて、別館のグラン・エピスリーには、世界中の食料品が勢ぞろい、塩やオリーブオイル、紅茶、ワインなどハイセンスな品が揃うのでお土産にも喜ばれることでしょう。
さらに文化的展示が行われ人々を驚かせることもあります。
世界で最も豪華な宮殿!ベルサイユ宮殿を見学
「ベルサイユ宮殿」はルイ13世が造った邸宅で、ルイ14世により増築され、現在の豪華絢爛な造りになりました。最高の職人に造らせた宮殿と庭園は王族の力の象徴であり、それがきっかけでフランス革命が起きた場所でもあります。そして「ベルサイユ宮殿」で暮らした王族といえばマリー・アントワネットです。贅を尽くした生活が市民に非難され、生涯をこの地で終えたのですが、宮殿内にはそんなマリー・アントワネットが過ごした部屋が実際に見られます。
そしてベルサイユ宮殿で外せないのが美しい庭園です。アンドレ・ル・ノートルによって造られた美しいフランス式庭園で、宮殿見学の際は合わせて見学することをおすすめします。宮殿内にはカフェもあり、優雅な雰囲気でおいしい軽食や紅茶を楽しめます。軽食メニューもありますが、おすすめは「ショコラ・ショー・アフリカン」というホットショコラです。歩き回って疲れた際におすすめです。
セーヌ川クルーズでパリの名所を一気に見よう!
セーヌ川はフランスの首都パリの真ん中を、北と南に分けるように流れています。シェリー橋からイエナ橋までのセーヌ川に沿ったおよそ8kmの河岸が、 1991年に世界文化遺産として登録されました。河岸一帯にはフランスの歴史や芸術がギュッと凝縮されており、新旧の建物が特に目を引く美しさです。花の都パリを観光するのなら、船に乗ってのクルージングがおすすめです。バス感覚で手軽に乗船できる乗り降り自由のバトビュスや、ランチ、ディナー付きのクルーズなど観光船が頻繁に運行しています。そんなセーヌ川クルーズでおすすめの現地オプショナルツアーを紹介します。
世界遺産・ロワールの古城まで足を伸ばして
フランスで人気の観光地の一つであるロワール地方。ロワールはパリを出発して車で2時間ほどで、離れていると思っていても案外気軽に行ける場所です。ロワール川に添って並ぶようにお城が点在しており、川と一体化したような景色となっているシュノンソー城は、その名前を聞いたことがある人も多いでしょう。古城巡りが人気の観光コースとなっており、外観の美しさもさることながら、内部を見学すれば緻密な装飾も目を楽しませてくれます。
フランス観光で抑えておきたい、ロワールの古城を巡れるおすすめの現地オプショナルツアーを紹介します。
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パリ7区ならここも楽しい!
■ケ ブランリー美術館
建物は、ケ・ブランリ美術館は2006年に完成したエッフェル塔のほど近くにある最新の美術館です。ガラス張りとカラフルなボックスからなる斬新なデザインの美術館は、パリにあるアラブ世界研究所の設計で一躍有名になったフランスの建築家ジャン・ヌーヴェルによるものです。プリミティブ・アート(原始芸術)に特化した美術館には、アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカを中心とした文明・文化・芸術品約3500点が展示されている他、館内には資料館やアトリエ、演劇ホール、庭園などの文化施設があり、多くのイベントも開催されています。また、エッフェル塔が一望できるレストランやエッフェル塔を見上げられるテラスのあるカフェも館内にあり、観光客にも人気です。
ケ ブランリー美術館
フランス / パリ / エッフェル塔周辺
- 37 quai Branly, 75007 Paris, France
- +33 1 56 61 70 00
- 火・水・日曜 11:00~19:00(チケット売場は、火・水曜=9:30日曜=10:30からオープン)木・金・土曜11:00~21:00(チケット売場は、9:30からオープン)/12/24 12/31は18時まで
- 月曜 5/1 12/25(フランスの学校休み期間中 月曜特別開館一部あり)
■クレ通り
クレ通は、お金持ちのマダムや芸能人などをよく見かけるフランス人の中でも憧れの地区である7区にある通りです。
週日でも歩行者天国と言うパリの中でも珍しい通りになっており、いつでものんびりと散歩を楽しむことができるのが特徴。通りには、グルメも納得の飲食店や、お洒落なマダムたちご用達のブティックなどが立ち並んでおり、ショッピングやグルメを楽しむのに最適です。
パリらしいテラス付きのカフェや老舗のお惣菜屋、センス抜群の雑貨店など、どこも魅力的!テラスでおいしいコーヒーを飲みながら、街の人たちを観察するのも楽しいです。
クレ通り
フランス / パリ / 7区 (エッフェル塔 - アンバリッド)
- Rue Cler 75007 Paris
- メトロ8号線Ecole Militaire下車/ メトロ8号線Ecole Militaire下車
■奇蹟のメダル教会
奇蹟のメダル教会は、パリの6区に建つ老舗デパート「ル・ボンマルシェ」の食料品館の隣に位置している教会で、メトロやバスのセ-ヴル・バビロンヌ駅からすぐの所にあります。
1830年に修道女がマリア様のお告げにより、メダルを作り、当時はやっていたコレラの患者に配ったところコレラが収束したという伝説があり、メダルを手にした人には幸福が訪れるという「奇跡のメダル」が世界中で有名になり、そのメダルのレプリカがお土産として販売されています。
フランスを代表するパワースポットの一つになっており、多くの人が「奇跡のメダル」を求めて訪れています。
奇蹟のメダル教会
フランス / パリ / モンパルナス
- 140 rue du Bac, 75007 Paris, France
- +33 1 49 54 78 88
- (月・水〜土)7:45-13:00/14:30-19:00 (火)7:45-19:00)(日)7:20-12:00/14:30-19:00
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■下水道博物館
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下水道博物館は、パリのエッフェル塔近くにある博物館。セーヌ河沿い、アルマ橋のたもとの小さな建物から地下に入って見学しますが、地下に張り巡らされた実際の下水道の一部が、博物館として公開されているユニークな博物館です。
初めてパリに下水道が登場したのは1374年のモンマルトル地区で、整備が進み19世紀頃になり、完全に処理まで含めた下水道が完成しました。安全用の網を隔てた下に、実際の汚水が流れています。様々な品の展示を通して、下水道の歴史を感じながら学ぶことができます。
作家ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」には、主人公ジャン・バルジャンがこの下水道を走って逃げる姿が描かれています。
下水道博物館
フランス / パリ / エッフェル塔周辺
- Place de la Resistance 75007 Paris
- (5月~9月)11:00~17:00(10月~4月)11:00~16:00
- 木・金
- RER C線:Pont de I’Alma 9番線:Alma-Marceau
■アンヴァリッド&軍事博物館
美しい橋として有名なアレキサンダー三世橋、渡ると黄金のドーム、アンヴァリッドが見えてきます。アンヴァリッドはルイ世が傷病兵を収容するために建てた建物、地下にはフランスの英雄、ナポレオンの棺が安置されています。軍事博物館として公開されているエリアには、世界中から集められた武器が展示され、共通のチケットで見学できるので利用して下さい。
アンヴァリッド&軍事博物館
フランス / パリ
- 129 rue de Grenelle | Hôtel National des Invalides, 75007 Paris, France
- +33 1 44 42 38 77
- 10:00 - 18:00
- 8€、18〜26歳の学生は6€
■アレクサンドル三世橋
アレクサンドル三世橋は、パリのセーヌ川に架けられている橋で、パリ万博のために1900年に作られたアーチ形の橋になっています。
橋の上には、金色のペガサスの銅像やアールヌーボー洋式の街灯が飾られており、セーヌ川に架かる橋の中で一番美しい橋と言われています。フランスの世界遺産「パリのセーヌ河岸」にも含まれており、世界中からたくさんの観光客が訪れる人気の観光スポットになっています。
また、エッフェル塔の絶好の撮影ポイントにもなっており、特に夕暮れ時はエッフェル塔とセーヌ川の美しい優美な姿を見ることができます。
パリ7区の基本情報はこちら
日本とフランスの時差
フランスの為替
※2024年4月26日の為替価格です
フランスまでの飛行時間は?
フランスの現在時刻はサマータイムか冬時間で異なります。2019年のサマータイムは3月31日から10月27日まで、2020年は3月29日から10月25日です。サマータイムの間、日本との時差は7時間で、日本の方が進んでいます。そのため日本が朝7時の頃、フランスは夜中の0時です。また、冬時間になると日本の方が8時間進むことになるので、日本が朝7時の頃、フランスでは前日の23時です。観光中、日本と連絡を取る際はこのような時差の違いに気をつけて電話などをしてください。また、日本からの飛行時間は、パリまでの直行便で12時間です。エールフランス、日本航空、ANAの3社が直行便を運航しており、わずか半日で到着するので気軽に観光に出かけてみてはいかがでしょうか。
フランスの言葉事情は?英語は通じる?
フランス観光が決まった時に気になるのが言葉です。英語は話せるけどフランス語はわからないという方が多くいます。フランスの公用語はフランス語ですが、主要観光地やホテル、駅の窓口、高級ブランドブティックなどでは英語は通じます。レストランでも英語表記のメニューが掲げられているお店はメニューも英語版を用意しているのでフランス語が話せなくても利用できます。ただ、地元のマルシェやベーカリー、パリ以外の街では英語が通じない場合もあります。そんな時は「ボンジュール」と挨拶をして「サ! ( ça!)これ」、「シルブプレ (お願いします)」と言うと簡単に購入できます。また、タクシーを利用する場合は英語が通じないことが多いので、そんな時は目的地をメモに書いて運転手に見せると便利です。
芸術の街・パリでオススメの美術館をご紹介!
フランスのパリといえば美術館が数多くある芸術の街です。そんなパリで一番のおすすめ美術館といえばルーブル美術館です。かつて宮殿だった建物を利用しているので展示物はもちろん、建物の作りもエレガントで見応えがあります。展示物は世界的名画の「モナ・リザ」をはじめ、30万点以上の作品があり、1日では回りきれないほどです。また宮殿中央に位置するガラスのピラミッドも有名で、夜にはライトアップされて幻想的な景色を楽しめます。さらにセーヌ川を挟んで対岸に位置するオルセー美術館もおすすめです。こちらはかつての駅舎を利用しており、ゴッホやモネなどの絵画作品を中心に展示してあります。また、オランジュリー美術館にはモネの作品で有名な「睡蓮」が真っ白な部屋に展示してあり、モネを贅沢に鑑賞できます。モネが好きな方におすすめの美術館です。
フランスの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアは?
フランス観光で気になるのがテロや治安です。テロについてはいつ起こるかというのは誰にもわからないので、常に警戒しておくことが大事です。また、海外の観光地はどこもですが、フランスも日本と比ベ、スリや窃盗などの軽犯罪が多くあります。そのため、人込みの多い観光地や地下鉄に行く場合は荷物の管理に気をつけてください。また、凱旋門やエッフェル塔などの周辺で署名活動を利用したスリもあります。署名をしているうちに財布などを荷物から盗まれるので注意してください。さらにパリをタクシーで移動中によく遭遇するのが渋滞です。その渋滞を利用したバイク強盗もあり、窓から見える場所に鞄などを置いておくと盗られることもあるのでなるべく見えないようにしてください。そしてパリでは貧困層が多い18、19、20区は治安が悪いので近づかないようにしてください。