昆明旅行のポイント
どんな街?
昆明は雲南省西部にある省都です。標高が高いにもかかわらず年間を通して温暖な気候が続くことから春の城の異名を持ちます。少数民族が多く集まる地域のため、さまざまな催事を通して民族独自の風俗習慣、文化に触れられるのもポイントです。
見所は?
雲南省の観光スポットと言えば少数民族の村が実物大で再現されている昆明市の雲南民族村。石畳の道に並ぶ建物が懐かしさを感じさせる麗江古城、バードウォッチングも楽しめるテン池、古い遺跡のある西山森林公園など見所がたくさんあります。
おすすめのグルメ
雲南省では過橋米線(米を使った汁麺)やキノコ鍋が名物。あっさりとした優しい味のスープが多く、汽鍋雞などもその1つです。タイ族の料理(餌絲の炒めものなど)も楽しめるほか、味噌や納豆など、日本食のルーツとも言える発酵食品もあります。
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昆明でおすすめの観光スポットを紹介!
■官渡古鎮
官渡古鎮は昆明市東南部の郊外に位置し、明と清時代に商業と手工芸の中心地でした。古镇には古いお寺や記念館があり、観光スポットとして人気を集めています。昔からある建物を利用したものと古い建物風に最近作られた建物があり、きれいに整備された街並みです。
お寺や博物館のあるエリアに、昔の建造物が集まっています。たくさんの飲食店やお土産屋があり、ゆっくりと街歩きできます。名物は、眼镜粑粑という硬めのパンの中に胡麻や落花生クリームを入れた食べ物です。日本人の口にもよく合うので、官渡古鎮に来た際はぜひ試してみましょう。
■昆明金殿
昆明金殿は、昆明市の北東、鳴鳳山にある観光スポットです。昆明駅前から金殿に向かうバスも出ており、アクセスしやすいのがポイント。
緑の多い小高い丘になっているため、気軽に散策可能。頂上には鐘楼があり、昆明市街地が見渡せます。明の時代に建立されたとされる寺院があり、道教の聖地とも呼ばれています。また、世界園芸博覧会の開催に伴い、改修が施されると同時に昆明園林植物園、金殿博覧苑も作られました。
寺院や門などの美しい装飾や色使いを見学できるほか、北側にある金殿文物陳列館では銅器や書画、呉三桂が使用していたとされる刀などが展示されています。
■云南民族博物馆
云南民族博物馆は、昆明市にある滇池の東岸に位置する博物館です。西山区にあり、昆明市区からは9kmほど、すぐ近くにある雲南民族村前まで出ているバスがアクセスに便利です。
14万平方メートルほどの広大な敷地にある博物館では、1958年から始まる雲南省25の少数民族の歴史や文化が学べます。古代雲南省で作られた南詔国や大理国の仏教芸術品、民族衣装、楽器、美術工芸品、古籍などが展示され、生活の様子、民族風習なども垣間見れるのがポイント。
雲南民族村と合わせて見学すれば少数民族についての知識がさらに得られる観光スポットです。
壮大な歴史ロマン!三国志ゆかりの地を訪ねて
日本がまだ弥生時代だった頃、中国では魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の3つの国が熾烈な勢力争いを行っていました。劉備や曹操、関羽といった英雄たちの複雑に絡み合う人間ドラマと壮大なスケールの戦いは、小説、漫画、ゲームと形を変え現代にも語り継がれています。
三国志の舞台は中国全土にありますが、「赤壁の戦い」があった武漢の郊外や重慶の郊外にある「張飛廟」、西安郊外の「五丈原」は特に有名で、日本からの三国志ファンも多く訪れています。
北京ダックに小籠包!本場の中国四大料理を堪能
世界三大料理のひとつである中華料理。ひと口に中華料理といっても地方ごとに特色が異なり、大きく4つの系統に分類されます。香辛料を効かせた四川料理、宮廷料理の流れを汲む繊細で見栄えの良い北京料理、素材の旨味を生かした淡白な広東料理、そして甘味・酒・醤油・黒酢などを使い、甘く濃厚な味付けが特徴の上海料理があります。
これら本場の中華料理を堪能できるのも、中国旅行の最大の楽しみと言っても過言ではありません。厳選した美食の数々をオプショナルツアーでおいしくいただきましょう。
歴史・食・夜景!様々な顔を持つ広州を巡ろう
広州は羊城とも呼ばれ、2200年以上の歴史を持つ文化都市として悠久たる歴史と現代の息吹が同時に感じられるところです。そしてまた中国国内で三番目の経済規模を誇る都市として、近年著しい発展を遂げた、嶺南文化の中心地です。南海に臨み、香港特別行政区とマカオ特別行政区に近く、世界へ向けての南の玄関となっています。「食は広州にあり」「70万ドルの夜景を持つ街」「西洋のなごりがある中国の風景」「中国文化名城」など、色々な顔を持つ魅力的な広州を現地ツアーで回ってみてはいかがでしょうか?
様々な文化が交差するシルクロードを辿って
標高約1900mの都・昆明の名勝地を観光
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昆明に行くならここが楽しい!
■金馬碧雞坊
■陸軍講武堂
陸軍講武堂は、昆明市の中心部にある中国最古の軍事学校です。1909年に開校し、22期にわたりのちの雲南派の軍人のほか、中国人民解放軍の創設者も含む学生を輩出したのち、1927年に廃校となりました。2009年には100周年記念式典が行われ、現在は博物館として公開されています。
■昆明世界園芸博覧会
昆明世界園芸博覧会は、昆明市中心部にある博覧会場です。
1999年5月から10月まで開催された国際園芸博覧会では「人間と自然 - 21世紀に向けて」というテーマとなっており、95ヶ国もの機関が参加、950万人ほどが来場しました。218ヘクタールもの広さがあり、5つのエリアに分かれています。数千種と言われる植物が使われた植物園や花壇のほか、池を含む庭園、さまざまなモニュメント、土産物店などがあり、のんびりと散策しながら観光できます。
超人的なパフォーマンス!中国雑技団を鑑賞!
世界最長の建造物!万里の長城を歩こう
昆明のおすすめ観光スポットさらに紹介!
■昆明動物園
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■昆明龍門
昆明龍門は中国の昆明西山区に位置し、「登竜門」の語源になった場所と言われています。洞窟の壁に彫られた道教石窟や、五百里テン池が見渡せる絶景が魅力の場所です。昆明龍門は山の頂上にありますが、ゴンドラとリフトを乗り継いでいくことができます。行きはリフトを使い、帰りは歩いて降りるのもおすすめです。
石の門の上にある玉を触ると出世するという言い伝えがあります。景勝地内では石壁の歩道を進み、歩道に沿ってレリーフと石刻が続き見ごたえたっぷりです。昆明の街並みと昆明湖のパノラマを一望でき、素晴らしい絶景は見事の一言で一見の価値ありです。
■円通寺
円通寺は中国の昆明市内の円通街に位置するお寺で、翠湖から歩いて行ける場所にあります。昆明で最も古い仏教寺院の一つで、唐代から続く1200年の歴史があるお寺です。池の中に八角亭が建っており八角亭を中心として周囲は回廊で取り囲まれ、円通寺は大乗仏教・上座部仏教・蔵伝仏教の宗派の殿堂が建っています。
円通寺大殿の中心の柱には龍の彫刻が施され、カラフルな配色の天井や柱が見事です。円通禅寺の裏にある公園からは昆明市街が一望でき、春には円通山は桜が楽しめます。山頂には昆明動物園があり、1000頭以上の動物が飼育されています
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日本と中国の時差
中国の為替
※2024年4月28日の為替価格です
中国の気候は?エリアに合わせて服装を選ぼう!
広大な国土の中国は、地方によって寒帯から熱帯まで存在し国内でも気候が異なります。東北地方は夏でも快適、南部の広州は夏の猛暑が有名、上海は東京と似た気候です。まずは訪れる地方の気候を事前にチェックしましょう。3月下旬でもまだ肌寒い都市が多いので、ダウンを持参するのがおすすめです。4月になれば黄砂も収まり暖かくなります。7月に入ると昼間は35度を超える都市も多く、雨量も増えるので雨具を用意していきましょう。夜には気温がぐんぐん下がるので、長袖の羽織りものがあると便利です。10月になると夜の冷え込みも強まります。冬の寒さの厳しさは都市によって大きく異なりますが、マイナス10℃になる都市もあります。
本場の中華料理食べましょう!
中国旅行の楽しみの1つといえば、グルメ!世界三大料理の1つに数えられる中華料理は日本にも広く浸透していますが、やはり本場の味を楽しみたいものです。ところが一口に中華料理といっても、実は中国国内の地方によって8つに分類されるのです。中国で観光に訪れることの多いエリアで食べられているのは、そのうちの5種類。上海料理は上海蟹をはじめ魚介類を多用するのが特徴。味付けは甘めです。広東料理はフカヒレやアワビ、貝柱、牡蠣などの旨みを生かした味付けが信条。四川料理はしびれる辛さの麻婆豆腐やエビチリなどが自慢です。北京料理といえば、北京ダックは外せません。
絶対行きたい!中国のいくべき世界遺産は?
世界遺産の宝庫である中国。中でも世界最長の巨大建造物である「万里の長城」は有名です。全長2万キロを超える長城は、秦の始皇帝の時代に北方からの騎馬民族の襲撃に備えて建造されたもの。壮大なスケールの長城は実際に歩くことも可能です。映画『アバター』のモデルにもなった湖南省の「武陵源」は、3000本もの石柱が建ち並ぶ圧巻の大自然をロープウェーで上空から見ることができる世界遺産。「黄山風景区」でも奇峰と雲海が造りだす圧巻の自然美が楽しめます。北京市の「天壇」や[洋子1] 「頤和園(いわえん」は、中国建築を見たい人におすすめの世界遺産です。広大な黒土と深い歴史のある中国の世界遺産は、どれもスケール満点です!
中国旅行マニアに人気!西南エリアの魅力とは?
重慶市・四川省・貴州省・雲南省・チベット自治区からなる西南エリアは、東南アジア系・チベット系などの多くの少数民族が暮らしている地です。地方によって全く異なる生活様式で生活を営む民族の暮らしを垣間見ることができます。かつては四川省の一部だった重慶市は今や直轄地に昇格。高層ビル群の街並みをナイトクルーズで船上から眺めれば、目覚ましい発展を実感できます。重慶は火鍋の発祥地でもあり、本場の辛さに挑戦できます。貴州省の少数民族がそれぞれ開催する祭りはぜひ見に行きたいもの。標高3000mを超えるチベット自治区ではチベット仏教の聖地である「ポタラ宮」をぜひ拝観しましょう。しびれる辛さの四川料理も必食です。