ベルサイユ旅行のポイント
どんな街?
ベルサイユは、フランス北部、イル=ド=フランス地域圏にあるイヴリーヌ県の県庁所在地。フランス王国黄金期に政治の中心となったヴェルサイユ宮殿の所在地として有名。他にも、大聖堂のある旧市街や、美術館、庭園、ショッピングなど色々と楽しめる町です。
見所は?
ベルサイユと言えば、1682年にルイ14世が建てたベルサイユ宮殿です。バロック建築の代表作で、建物の内部も彫刻や絵画など豪華絢爛なことが特徴。サン・ルイ大聖堂やパサージュ・デ・アンティケール(アンティーク街)もおすすめです。
おすすめのグルメ
ベルサイユで食べたいのは、ベルサイユ宮殿内のお店アンジェリーナのボリュームたっぷりモンブランです。もう一つが、大きなマルシェに面した昔ながらのビストロ、「流行の牛」という名のル・ブッフ・ア・ラ・モードのステーキです。
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ベルサイユ周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■ヴェルサイユ宮殿
ルイ13世が狩猟用に建てた館を、フーケの館ヴォールヴィコント城に嫉妬したルイ14世が、それよりも煌びやかになるよう同じ建築家たちに依頼し、50年近くをかけて改装したヴェルサイユ宮殿。後には、政治の中心もここに移しました。パリからも近く、パリ観光に来た多くの観光客が立ち寄る人気スポットです。ヴェルサイユ宮殿の中では鏡の回廊、王や王女の居室や王の寝室などが見られ、別料金のガイド付き見学では、曜日と時間によりロワイヤル教会内でオルガンなどのコンサートを聴くこともできます。ルイ16世の王妃マリーアントワネットの離宮(別邸)やルイ14世の離宮であるトリアノン宮殿、ルノートルが設計した幾何学模様の庭など、他にも広大な敷地内には見どころが多く、プティ・トラン、レンタサイクルなどを利用して回るのが便利です。半日ツアーで観光することもできますが、敷地内のレストランで優雅にお茶を飲みながら憩いのひと時を過ごすのもおすすめです。4月~10月の週末には、噴水ショーや、ヴェルサイユ宮殿の鏡の回廊で貴族の扮装をしたミュージシャンやダンサーなどが行うショーも楽しむことができます。
ヴェルサイユ宮殿
フランス / ヴェルサイユ / ベルサイユ
- 85 Rue de la Paroisse, 78000 Versailles, France
- +33 1 30 83 78 00
- ヴェルサイユ宮殿 9:00~18:30、トリアノン宮殿 12:00~18:30、マリーアントワネットの離宮 12:00~18:30 ※11~3月はいずれも17:30まで/庭園 8:00~20:30、公園 7:00~車道19:00/歩道20:30 ※11~3月はいずれも18:00まで
- 月曜、1/1、5/1、12/25 ※一部変動あり
■鏡の間
ベルサイユ宮殿のメインの見どころと言える鏡の間。観光客からも一番人気のスポットで、いつも多くの見学客でにぎわっている場所です。
鏡の間は長さ75メートル、幅10メートル、高さが12メートルという空間に578枚の鏡がはめこまれた豪華絢爛という言葉が相応しい部屋になっています。
多くの歴史的なイベントが行われた鏡の間ですが、やはり第一次世界大戦の終結時に締結されたベルサイユ条約が一番有名でしょう。このような歴史的な出来事があった部屋に入ることができるのは非常に貴重な体験。混雑で入場までに時間がかかることもありますが、ぜひ見学してみましょう。
鏡の間
フランス / パリ / 15区 (ベルサイユ門)
- Chateau de Versailles, 78000, Versailles, France
- +33 1 30 83 78 00
- 9:00 - 17:30
■Le Jardin de Versailles
壮麗なベルサイユ宮殿の裏手に広がる広大な庭園。
ルイ14世の統治時代に40年かけて造られたと言われており、宮殿と同じくらい重要な場所であると考えられていました。ベルサイユ庭園の特徴はなんといっても豊かな緑と水をふんだんに用いた構造になっていること。建設当時には庭園で使う木材はフランス全土から集められたそうです。
そして庭園のみどころといえば、やはり泉水。庭園内には多くの泉水があり、神話にちなんだ名前がついていることがほとんどです。泉水を見てまわったり、散歩道を歩いたりなど、美しい庭園の中では思い思いの楽しみ方ができます。
Le Jardin de Versailles
フランス / パリ / 15区 (ベルサイユ門)
- Place D'armes | A l'Ouest du Château de Versailles, 78000, Versailles, France
- +33 1 30 83 78 00
必見のヴェルサイユ宮殿へ行くオプショナルツアー
ヴェルサイユ宮殿は、パリの約22km南西に位置しているヴェルサイユにある宮殿で、1682年にフランス王であるルイ14世によって建てられたことで知られています。
フランスでも随一の豪華絢爛さを誇り、広大な敷地の中には、豪華な宮殿と美しい庭園を見ることができ、フランスを代表する観光スポットの一つになっています。宮殿の中には、さまざまな見どころがあり、「鏡の回廊」や、マリーアントワネットが使用していたといわれる王妃の寝室などは必見。パリからバスツアーも多く組まれているので、利用するのもおすすめです。
パリから行く!世界遺産 モンサンミッシェルの現地ツアーをチェック
モンサンミッシェルはフランスにあるカトリックの巡礼地のひとつです。1979年に、“モンサンミッシェルとその湾”としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。パリからも日帰り可能な位置にあり、毎年多くの観光客が訪れ日本人にも大人気のスポットになっています。島の中央にそびえ建つ修道院は、幾度にもわたる増改築の結果、何層にもおよび、ゴシックやノルマンなどの様々な中世の建築様式を見ることがで、建築物ファンにはとても魅力的です。
モネの愛した庭園へ ジヴェルニーへ行くオプショナルツアー(4~10月限定)
ジヴェルニーは、フランスのノルマンディー地方にある小さな田舎町です。印象派の巨匠として知られるクロード・モネが晩年を過ごし、名作を残したことで有名で、モネの家と庭園は、外すことができない人気の観光スポットになっています。また、モネの作品がたくさん展示されている美術館もあり、モネファンでなくても魅力のあるスポットになっています。
街の中には、カフェやレストランも点在しており、焼き立てのクロワッサンや淹れたてのコーヒーなどを楽しめる田舎ならではのアットホームなお店が多くなっています。
優雅なひと時を満喫する セーヌ川クルーズ
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ベルサイユ周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■大トリアノン宮殿
ルイ14世が建てさせたベルサイユ宮殿の庭園に建てた離宮。離宮内のバラ色の大理石でできた列柱回廊は美しく、各部屋ごとに決められたテーマカラーで統一された室内も見所である。ベルサイユ宮殿から徒歩でも来れるがかなりの距離があるので、観光トラムをお勧めする。
■小トリアノン宮殿
小トリアノン宮殿は宮殿というよりは豪華な邸宅に近く、内部はマリー・アントワネットの趣味がわかる女性的で大変かわいらしい造りになっている。ベルサイユ宮殿から歩くことも可能だか、かなりの距離なので庭園内を走るトロッコやミニカーを利用すると便利である。
■The Royal Opera
フランス観光のハイライトともいえるベルサイユ宮殿内のオペラハウス。今でもベルサイユ宮殿のメイン劇場として使用されており、オペラやバレエ、コンサートなどが定期的に開催されています。
絵画や大理石があしらわれた壁や照明はもちろんのこと、音響システムも素晴らしく1200人の収容人数を誇ります。タイミングが合えば実際にコンサートなどを鑑賞するのが一番ですが、そういったイベントがなくても劇場内の見学は可能。
追加料金がかかりますが、劇場内を見学できるツアーに参加しましょう。ため息が出るような美しい空間にうっとりすること間違いなしです。
The Royal Opera
フランス / ヴェルサイユ
- Place d'Armes | Château de Versailles, 78000, Versailles, France
- +33 1 30 83 78 00
ワイナリー巡りや試飲が楽しめる!メドック(ボルドー)へのプショナルツアー
ワインの有名な国として必ず挙がるのがイタリアとフランスです。古くからのワイン造りを行っており、国のなかの大きな産業のひとつでもあります。そんなフランスでも特に有名で高級なワインとされているのがボルドーワインです。お城を意味するシャトーごとにワイン造りが行われているのがボルドーの特徴で、簡単に言えば家単位でワインを作っているようなものです。ワイン名の最初にシャトーとつくものはボルドーワインであるものが多いです。ワイン好きならこのボルドー地方を一度は訪れてみたいと思う場所でもあります。中でも世界屈指の品質の高いワインを生み出す地域がボルドーの北側にあるメドックです。
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ベルサイユ周辺でおすすめの観光スポットをさらに紹介!
■Grand Canal
ベルサイユ宮殿の庭園を流れる約35キロもある大運河。周辺に水源がないというベルサイユでは10キロも離れたセーヌ川から水を引いています。しかしその光景はあまりに運河の規模が大きいため自然の風景のように錯覚してしまうほどです。
こちらの運河沿いは芝生のエリアがあり座って景色の眺めることもできますし、ボートの貸し出しを行っているので、のんびりとボートで水の上の散歩を楽しむこともできます。また運河沿いにはレストランがあるので、こちらでゆっくりと食事をするのも贅沢です。
秋はロマンチックな紅葉が楽しめる時期でもあるので、タイミングを合わせて訪れるのもおすすめ。
Grand Canal
フランス / ヴェルサイユ / ベルサイユ
- | Parc du Chateau de Versailles, 78000, Versailles, France
- +33 1 39 66 30 00
■Galerie des Carrosses
ベルサイユ宮殿の中にある馬車ギャラリー。18世紀から19世紀の貴重な馬車や馬具などを見ることができます。
可愛らしい子供用の馬車や、なかなか見ることができない葬儀用の馬車などいろいろなコレクションがありますが、一番の目玉はナポレオンがマリー・ルイーズと結婚した時に使われた馬車。大変豪華な装飾が施されており、貴重なものなので一見の価値ありです。
豪華な馬車を眺めるだけでも楽しめますが、当時の文化や歴史などを感じることもできるので、勉強にもなるギャラリーです。ベルサイユ宮殿の入場料だけで見学することができるので、ぜひ宮殿とセットで訪れましょう。
Galerie des Carrosses
フランス / ヴェルサイユ / ベルサイユ
- 1 avenue Rockefeller | Musee Du Carrosse, 78000, Versailles, France
- +33 1 30 83 78 00
- 12:30 - 17:30
■Temple of Love
ベルサイユ宮殿の敷地内、プチトリアノンから少し離れた場所にあるTemple of Love。ここはマリー・アントワネットが宮殿の生活を離れ憩いの場としており、恋人と会っていたという大変思い入れの深い場所です。
神殿の造りはギリシャ風で、キューピッドが立っているのが印象的。プチトリアノンのマリー・アントワネットの寝室からこの神殿が見える造りになっているのもポイント。当時の光景やマリーの生活や気持ちに思いを馳せながら見学すれば感動もひとしおです。
またマリーが作ったというイギリス式の田舎風庭園もあるので、散策することもでき、カップルでの旅行にもおすすめの場所です。
Temple of Love
フランス / ヴェルサイユ / ベルサイユ
- Inside the Parc | Parc du Chateau de Versailles, 78000, Versailles, France
- +33 1 30 83 78 00
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※2024年4月28日の為替価格です
フランスの言葉事情は?英語は通じる?
フランス観光が決まった時に気になるのが言葉です。英語は話せるけどフランス語はわからないという方が多くいます。フランスの公用語はフランス語ですが、主要観光地やホテル、駅の窓口、高級ブランドブティックなどでは英語は通じます。レストランでも英語表記のメニューが掲げられているお店はメニューも英語版を用意しているのでフランス語が話せなくても利用できます。ただ、地元のマルシェやベーカリー、パリ以外の街では英語が通じない場合もあります。そんな時は「ボンジュール」と挨拶をして「サ! ( ça!)これ」、「シルブプレ (お願いします)」と言うと簡単に購入できます。また、タクシーを利用する場合は英語が通じないことが多いので、そんな時は目的地をメモに書いて運転手に見せると便利です。
フランスの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
フランスも日本同様に四季がありますが、日本より気温は低めで、夏でも1日の寒暖差が激しいことがあります。4月頃から春の日差しになり、初夏は日本と違い、梅雨がないためカラッとして過ごしやすい日が続きます。ただ、秋の訪れが早く、11月には一気に冬の気候になります。四季があるといっても日本とは温度や訪れる時期が若干異なるので旅行日程が決まったなら、その時期の気温を調べて服装を用意するといいでしょう。過ごしやすい夏でも朝晩は冷えるのでカーディガンやストールなど簡単に重ね着できる羽織物を持っていくことをおすすめします。また、フランス国内でも4つの気候があり、目的地によって気温も異なるのでそれぞれの天候をチェックしてから用意することをおすすめします。
登録数は45!フランスで世界遺産を満喫しよう!
フランスというと「美食の国」、「ファッションの発信地」など様々に表現される人気観光地ですが、実は世界でもトップレベルの世界遺産大国でもあります。その登録数は世界文化遺産、世界自然遺産、世界複合遺産を含め計45箇所もあり、中でも最近人気が高いのがモンサンミッシェルです。有名なカトリック巡礼地で、島全体が世界遺産に登録されています。参道や修道院はもちろん、土産物屋もありカトリック教徒でなくとも楽しめます。また、パリのセーヌ河岸も世界遺産に登録されており、河岸にはエッフェル塔やノートルダム大聖堂、ルーブル美術館など観光スポットがあり、クルーズ船から楽しめます。そして美しい庭園を見るならヴェルサイユ宮殿がおすすめです。フランス式庭園の最高傑作と言われ、宮殿も豪華絢爛で美しいので見応えがあります。
芸術の街・パリでオススメの美術館をご紹介!
フランスのパリといえば美術館が数多くある芸術の街です。そんなパリで一番のおすすめ美術館といえばルーブル美術館です。かつて宮殿だった建物を利用しているので展示物はもちろん、建物の作りもエレガントで見応えがあります。展示物は世界的名画の「モナ・リザ」をはじめ、30万点以上の作品があり、1日では回りきれないほどです。また宮殿中央に位置するガラスのピラミッドも有名で、夜にはライトアップされて幻想的な景色を楽しめます。さらにセーヌ川を挟んで対岸に位置するオルセー美術館もおすすめです。こちらはかつての駅舎を利用しており、ゴッホやモネなどの絵画作品を中心に展示してあります。また、オランジュリー美術館にはモネの作品で有名な「睡蓮」が真っ白な部屋に展示してあり、モネを贅沢に鑑賞できます。モネが好きな方におすすめの美術館です。
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