サウジアラビアでおすすめの観光スポット21選！美しい街を満喫しよう！

サウジアラビアでおすすめの観光スポットを紹介！

■Grand Mosque

Grand Mosqueは、サウジアラビア・メッカにある世界最大のモスクです。
モスクの中心部には、祈りの象徴となるカアバ神殿（立方体の神殿）があり、その周りを巡礼者たちが回ります。カアバ神殿は、イスラム教徒が、世界中で最も神聖と考える場所です。アブラハムの足跡が刻まれているという岩（アブラハムのステーション）が、カアバ神殿の隣のクリスタルドームに保管されています。
グランド・モスクは、長年に渡り、大規模な改修と拡張が行われており、様々なカリフや王の管理下にありましたが、現在は、サウジアラビア王の管理下にあります。建物は非常に大きく、美しい設計。内部はきちんと整備されており、神々しく、平和な雰囲気を感じられます。

■カアバ

カアバは、サウジアラビアのメッカのマスジド・ハラーム中心部にある建築物です。こちらは、カーバ神殿とも呼ばれており、イスラム教においての最高の聖地とみなされており、アラブ人にとってメッカの中心となる神殿でもありました。
特徴としては、カアバはアラビア語で立方体を意味するように立方体のような形をした大きな黒石の要石がメインとなっています。1630年に作られ、高さは約15m、幅は10m〜12mもあります。
その他にも、ムスリムは聖地であるカアバに巡礼することが義務であり、「メッカに赴いて巡礼に参加する余裕があるならば一生に一度カアバに巡礼しなければならない」と言われていることもあり、多くの巡礼者を見られることも見どころです。

■アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ

Abraj Al-Bait Towers（アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ）は、メッカにある尖塔高601mのホテルタワーを含む、7つの高僧ビルから成る超高層ビルです。サウジアラビア政府が、150臆ドルという巨額を投資して造りました。
601mのホテル棟単一ビルとしては、ドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ世界第2位の高いビルですが、複合ビルを合わせれば、世界の建造物で最も広い床面積を誇ります。見た目の迫力は抜群で、中心にそびえたつ時計「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー」は、世界最大の時計塔となっています。
2012年に全てのビルが完成しオープン。ビルの内部には、ショッピングモールやレストラン、分譲マンション、駐車場もあります。

■黒石

黒石はカアバの神殿近くに位置する神聖なスポットです。名前の通り、広場中央に巨大な真っ黒な石が置かれており、イスラム教徒にとって重要な巡礼地です。
黒石にキスをしたり触れると幸運が訪れると言われていることから、黒石の周りにはいつも大勢の人がおり、なかなか黒石にたどり着けません。そんな時でも幸運を祈る方法があります。それは黒石の周りを7周し、最後にカアバを指さすという方法です。混雑に圧倒され、近づけないと考えた際にはこの方法で幸運を祈るといいでしょう。
そんな黒石はサウジアラビアでは隕石と言い伝えられており、その歴史はアダムとイブの時代にまでさかのぼると言われています。サウジアラビアならではの体験をするならおすすめです。

■キングファハドの噴水

キングファハドの噴水はジェッダで人気の観光スポットです。リゾートエリアであるコーニッシュ通りに位置する世界最高の噴水で、その高さは260mほどと言われています。なぜこんなに高く吹き上げられるのかというと、ジャンボジェット機のエンジンを使っているからです。
そんな噴水は歴代のサウジアラビア国王の中でもすごい贅沢指向だったことで知られるファハド王が作ったことから「キングファハドの噴水」と呼ばれ、別名「ジェッダの噴水」とも言われています。噴水は遠くからよく見えるほど高く、近くで見ると迫力があります。また、夜には色とりどりにライトアップされて綺麗な光景を見られます。
ジェッダを訪れたら外せないスポットです。

■バラド (旧市街)

バラドはサウジアラビアの歴史地区ジェッダに位置する旧市街です。サウジアラビアは近年、急速に発展をしており、高層ビルなど近代的なビルが立ち並ぶようになってきましたが、7世紀頃から貿易の中継地として繁栄したジェッダのバラドでは昔ながらのサウジアラビアの建築を見られます。
そんなバラドの建築の特徴といえば木製の飾り窓です。日中の日差しを避けるための工夫が施された窓で、色や形、装飾などは家によって様々で、そのユニークな街並みは世界遺産に登録されています。繊細な金細工が並ぶスークもあり、昔ながらの街並みを見た後はショッピングもできます。
サウジアラビアらしいレトロな雰囲気を味わいたい時におすすめです。

■ジェッダコーニッシュ

ジェッダコーニッシュはサウジアラビアのジェッダの海沿いに位置するリゾートエリアです。約30kmにわたる沿岸部には遊歩道やホテルがあり、世界最高の噴水「キングファハドの噴水」があります。
「キングファハドの噴水」は世界一の高さを誇り、水を吹き上げる様子は迫力があり、ジェッダでの人気観光スポットです。日中は海沿いは清々しい雰囲気でのんびりと過ごせますが、おすすめは夕暮れ時です。噴水もオレンジ色に染まるので普段とは違う幻想的な雰囲気になります。
ジェッダコーニッシュ周辺のホテルに宿泊するなら遊歩道を歩いてみるのもおすすめです。日中とは全く異なるサウジアラビアの景色を見られます。

■マスマク城塞

マスマク要塞はサウジアラビア・リヤドの人気観光スポットです。街の旧市街に位置する城塞で、内部は博物館になっており、無料で見学できます。
外観はいかにも城塞といった雰囲気ですが、近年、入り口は木製扉から自動ドアになり、内部にはエアコンがきくように整備されました。展示内容はサウジアラビア語だけでなく英語の説明表記もされているので、サウジアラビアが初めての方でも観光しやすくなっています。展示物はサウジアラビアの歴史や、伝統的な戦い方などが分かるようになっており、ギフトショップではサウジアラビアの工芸品を購入できます。
そんなマスマク要塞の隣には貴金属や宝石を扱うスークなので合わせて観光してみるといいでしょう。

■フローティングモスク

フローティングモスクはサウジアラビアのジェッダに位置するモスクの１つで、ジェッダに数多く存在するモスクの中で最も美しいと言われています。ベイエリアに位置したモスクは真っ青な海の中に白いモスクが突然現れるように建っており、まるで海に浮いているように見えることからフローティングモスクという名前になりました。
モスク自体は平べったい造りをしていますが、一際目を惹くのが天高くそびえるミモレットです。高低差のバランスが良く、つい写真におさめたくなる風景です。
そんなフローティングモスクが1番美しく見えるのが夕暮れ時で、紅海をバックに夕焼けに染まったモスクは幻想的です。ジェッダで綺麗な光景を見てみたいという方におすすめです。

■預言者のモスク

預言者のモスクは、サウジアラビアのマディーナにあるイスラム教のモスクです。イスラム教の第2の聖地であり、預言者ムハンマドの霊廟であることでも知られています。歴史も長く、622年にムハンマド達により初めて建築されたモスクで、イスラム共同体の本部としても機能していました。
見どころとしては、青空とのコントラストが美しい純白の外壁と建物や、装飾されて10本の尖塔、東京ドームの17倍ほどあり100万人も収容できる大きさ、などが挙げられます。
2018年に高速鉄道が開通されたことにより、メッカから2時間ほどで行くことが出来るようになっています。

■Makkah Gate

Makkah Gateは、サウジアラビアのジェッダにある門です。こちらは、Mecca Gateまたはコーランの門と表記される事もあります。
1979年に建築され、ジェッダ・マカン・ハイウェイをまたぐようなアーチ型の門となっています。長さは135m〜152mほどあり、幅は26m〜48mほどあり、鉄筋コンクリートで出来ています。メッカの入り口とされ、イスラム教でない人々が入ってはいけないという境界線の役目もはたしていました。
見どころとしては、夜になると行われる色鮮やかなライトアップなどが挙げられます。

■Silver Sands Beach

Silver Sands Beachはジェッダ中心部より北へ約50分、ジェッダのオアシス的存在のビーチです。
きめ細やかな白浜と透明度が高いエメラルドグリーンの海が続くビーチは、遠浅なので子供との海水浴にもピッタリなだけでなく、穏やかながら波が立っており、サーファーでにぎわっています。ヤシの木が植えられたビーチにはパラソルやデッキチェアがたくさん並んでおり、海水浴や海の景色をゆったりと楽しむことができ、大海原に沈む夕日が一望できる絶景スポットでもあります。
ビーチ周辺にはリゾートホテルやレストラン、ダイビングショップなどリゾート地らしい施設も充実しています。

■マスジド・アル＝キブラタイン

マスジド・アル＝キブラタインは、サウジアラビアのマディーナにあるモスクです。「キブラタイン・モスク」と記載されることもあります。
623年に建設された歴史あるモスクで、スレイマン１世の時代に修復、再建され現在の外観となりました。2000人も収容できるほど大きく、2つのミナレットと2つのドームで構成されているのが特徴となります。外観は勿論のこと、モスクの中も真っ白であり、円形のシャンデリアのようなライトが装飾されています。
マディーナの街の中でも預言者のモスクやクバー・モスクなどと並ぶほどイスラム教徒にとっては大切な場所となっています。

■Bicycle Square

Bicycle Squareは、サウジアラビアのジェッダにある巨大なオブジェです。サウジアラビアはイスラム教により偶像崇拝が禁止であることもあり、数々の芸術的なオブジェがあり、その中の代表的なオブジェとなります。高さが15mもある自転車の彫刻であり、スペイン出身の芸術家であるジュリオ・ラフエンテによって作成されました。
楽しみ方としては、自分の背景にこの大きな自転車を入れて写真を撮ったり、夜間はライトアップもされるのでそれを鑑賞したり、サンセットも綺麗なのでサンセットに映える自転車を眺めたり、など出来ます。
近くに市場などもあるので、そちらでも楽しめます。

■マダイン・サーレハ

マダイン・サーレハは、サウジアラビアのアル・ウラーにある古代遺跡です。2008年に世界遺産に登録され、砂のアトランティスとも称されるほど神秘的な場所です。しかし、呪われた場所とサウジアラビアの人々は信じており、観光客が主に訪れる場所となっています。
アル・ウラーの街からも20㎞ほど離れており、交通の便が悪いのでツアーなどに参加して訪れる方法がメインとなります。
マダイン・サーレハの見どころは、9つの山から形成、53もの墓があるジャバル・アル・マーハルや、31にも及ぶ墓で形成されたマダイン・サーレハ最大の墓であるカスル・アル・ファリードなどが挙げられます。

■Empty Quarter

Empty Quarterは、サウジアラビア南部やオマーン、アラブ首長国連邦、イエメンの4か国というアラビア半島南部の3分の１をも占める世界最大級の砂漠です。日本語では、ルブアルハリ砂漠やルブー・アルハーリー砂漠と記載されることもあります。砂漠の長さは1000㎞、幅は500㎞もあり、近年になりやっと大部分が探索されたほどです。
見どころは、どこまでも続く砂漠が広がる風景や、エッフェル塔よりも高さがある砂丘、砂漠地帯にも関わらず蜘蛛や植物などの生物が発見出来ること、などが挙げられます。
昼間は50度、夜は氷点下というように気温差が大きい為、服装には注意が必要です。

■クバー・モスク

クバー・モスクは、サウジアラビアのマディーナにあるモスクです。同じマディーナにある預言者のモスクと並び、イスラムにおいて初めてつくられたイスラム教の礼拝堂とも言われています。歴史も残っており、クバー・モスクに置かれた最初の基礎の石は預言者ムハンマド自らが置いた、という言い伝えがあります。
見どころは、真っ白で4つの高い塔が建った外観や広々としたモスク内、預言者のモスクから来る方がほとんどで多くの巡礼者を見ることが出来ること、などが挙げられます。
また夜は外観のライトアップが行われ、昼間とは違う風景が見られます。

■Al Rajhi Grand Mosque

Al Rajhi Grand Mosqueは、サウジアラビアのリヤドにある3階建てのモスクです。リヤド市内では一番大きいモスクであり、サウジアラビアの中では、メッカとメディーナに次ぐ3番目に大きいモスクと言われています。よってリヤドの街のランドマークともなっています。
特徴としては、モスク内には礼拝堂は男女別に分かれていること、男性は18000人、女性は2500人収容することが出来る大きさであること、などが挙げられます。
毎週金曜日になると多くの人が祈りを捧げにやってきます。夜間には外観がライトアップされている光景も見どころです。

■ディライヤ遺跡

ディライヤ遺跡は、サウジアラビアのリヤドにある2010年に登録された世界遺産です。
リヤド市街から車にて30分ほどでアクセスすることが可能です。約200年以上前の旧サウード王国の首都であり、アラビア半島中央部固有のナジド建築様式の遺跡など第一次サウード王国時代の都市遺跡が多く残っています。
ディライヤ遺跡の見どころは、当時の技術の総決算とも言える細かい技術が至るところに見られる大きな宮殿であるサアド・ビン・サウード宮殿や、政治や宗教上の拠点となったと言われるサルワ宮殿、イスラム原理主義の先駆的なワッハーブ派の宗教教育の中心となったイマーム・モハンマド・ビン・サウード・モスクなどがあります。

■アル・ファイサリア・センター

アル・ファイサリア・センターは、サウジアラビアのリヤドにある建築物です。
ビジネス地区に佇む超高層コンプレックスビルであり、てっぺんにある鉄塔に大きな金色の球体が付いているのが特徴となります。高さは267m、44階建てのビルであり、サウジアラビア内ではキングダム・センターの次に高いビルとなっています。
このビル内には、ファイサリア・モールというショッピングセンターやアル・ファイサリア・ホテル、レストランなどが入っており、中でも展望台はリヤドの街並みを見渡すことが出来、観光客に人気の場所となっています。

■キングダムセンター・タワー

キングダムセンター・タワーは、サウジアラビアの首都リヤドにある建物で、リヤドの中では1番高いビルとなっています。地上41階地下2階のビルで、高さは302mあります。栓抜きのような独自の形をしており、ビルの東翼は3階建てのショッピングセンター、フォーシーズンズホテルなどが入っています。
1番の見どころは、最上階に位置する展望台です。リヤドは低い建物が多い為、遠くまで街並みを見渡すことが出来ます。夜は内部がライトアップされて、幻想的です。
注意としては、ショッピングセンターの2階はレディースフロアとなり、アバヤを着用していないと入れません。

まとめ

ここまでサウジアラビアについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？イスラム教国家特有のマナーや規律があり、外国人観光客も注意が必要ですが、サウジアラビアならではの観光スポットもあり、特に世界遺産に登録されているハーイル地方の岩絵はおすすめ。1万年前に描かれた絵は、時代を超えて人々の営みをうかがい知ることができ、とても興味深いスポットとなっています。興味のある人は一度検討してみてるのもいいでしょう。

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