【東京】受け継がれる伝統を楽しむ！ 都内で人気の夏祭り５選

夏祭りについて

夏祭りとは？

夏になると各地で開催される「夏祭り」。夏祭りとは、日本で夏の時期に行われるお祭りのことを総称しており、7月上旬～8月下旬頃に行われるお祭りを指すことが多いです。盆踊りやパレード、花火大会などがその例で、山車、祭囃子などが出るものなどもあります。屋台や縁日などが出ることが多く、子どもから大人までみんなで楽しめます。

夏まつりの歴史

夏祭りの起源は、盂蘭盆会や七夕、祇園祭などであると言われています。そのため、旧暦では、6月や7月に行われる行事であったようです。江戸時代以降になると、夏季の疫病封じや、その死者の魂を弔う行事も夏祭りの1つとして加わっていきました。夏祭りは、一般的には、厳粛な行事ではなく、華やかな行事として浸透しています。

日本を代表する夏祭り

日本各地でさまざまな夏祭りが開催され、国内外からたくさんの観光客が訪れていますが、その中でも日本を代表する夏祭りと言えば、日本三大夏祭りとして知られている、愛知県の「尾張津島天王祭」、京都府の「祇園祭」、大阪府の「天神祭り」、そして、東北三大祭り「青森ねぶた祭」、「仙台七夕まつり」、「秋田竿燈まつり」などになっています。

夏祭りを楽しもう

夏祭りをより楽しむ方法

楽しい夏祭り。せっかく夏祭りに訪れるのであれば、最大限に楽しみたいものです。夏祭りに出かけるのであれば、おすすめなのが、浴衣。日本の夏ならではのおしゃれである浴衣を着ていけば、気分も盛り上がること間違いなしです。最近は、着付けができなくても簡単に切ることができる浴衣や帯、サンダル感覚で履くことができる下駄などがあるので便利です。

夏祭りを楽しむための心得

夏ならではの行事であり、子どもも大人も楽しめる夏祭りですが、そんな夏祭りを楽しむためには、気を付けたい心得がいくつかあります。会場によりますが、交通規制が行われているところなども多いです。路上駐車などのマナー違反は厳禁です。また、込み合っていることがほとんどなので、人を無理やり押したりしないようにお互いを気遣う気持ちが大切です。

■【新宿】新宿エイサーまつり

最初におすすめする東京都内の夏祭りは「新宿エイサーまつり」。毎年100万人以上が来場。東京で沖縄を感じることができる、新宿の真夏の風物詩です。新宿大通りの会場を中心に新宿駅の東西各所で、沖縄の伝統行事「エイサー」が披露されます。独特の音楽が流れるなかで太鼓の音が大きく鳴り響き、沖縄の郷土的な衣装を身にまとった1000名以上の踊り手によるダイナミックな演舞と勇壮な掛け声は圧巻です。

■【麻布十番】麻布十番祭り

次におすすめする東京都内の夏祭りは「麻布十番祭り」。商店街のお祭りにも関わらず、2日間の開催で40万人以上が来場するイベントです。その魅力はなんといっても屋台の数と種類にあります。出店数は驚きの300店以上。定番の屋台はもちろん、麻布十番に店を構える名店がそろって出店します。また全国各地からも50以上の市町村が出店し、それぞれの名産品を販売します。いろいろな味覚が楽しめるグルメ必見の祭りです。

■【原宿・表参道】原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい

3番目におすすめする東京都内の夏祭りは「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい」。高知の「よさこい祭り」を通して日本人の元気を世界に発信したいという思いから、明治神宮の奉納祭りとして原宿・表参道エリアで開催されます。全国各地から集まった約100チームが個性豊かな熱気あふれる「よさこい鳴子踊り」を披露。参加チームのカラフルな衣装と躍動感たっぷりな踊りは100万人以上の観客を熱気に包みこみます。

■【浅草】浅草サンバカーニバル

4番目におすすめする東京都内の夏祭りは「浅草サンバカーニバル」。浅草の夏の終わりを飾る日本最大級のサンバカーニバル。街じゅうに響き渡る打楽器のサンバのリズムと歌声、豪華絢爛な衣装や笑顔いっぱいの整ったダンスを見物するために50万人以上が訪れます。

■【高円寺】東京高円寺阿波おどり

最後におすすめする東京都内の夏祭りは「東京高円寺阿波おどり」。400年の歴史を誇る徳島の郷土芸能「阿波おどり」の華やかな女踊りと勇壮な男踊りを間近で見ることができると人気のイベントです。各連ごとに特徴の異なる踊りや鳴り物は見比べるだけでも楽しく、踊り手の熱気で夢中になること必至です。1万人の踊り手と100万人の観客によって高円寺の街が阿波踊り一色に染まります。

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