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【伝統芸能】民謡入門!知って楽しい日本の伝統文化

更新日: 2023年11月21日

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民謡という言葉を今まで一度は耳にしたことがあるかと思います。でもいったい民謡とはどのようなものを指すのでしょうか。三味線と一緒に歌うもの、のど自慢などで歌うもの、みなさんの中にある民謡のイメージはそれぞれかと思います。民謡とはそもそもどういう歌を指すのでしょうか。いつからあったものなのでしょうか。民謡を鑑賞するにはどうしたらいいのでしょうか。
民謡の基本知識から、その歴史、そして鑑賞のポイントやどこで鑑賞できるのかなどを民謡に興味のある方やこれから民謡を始めてみたい方などにもわかりやすいようにまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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民謡とは?意外に知らない基本情報を見てみよう!

民謡という言葉は良く耳にしますが、いったい民謡にはどのような定義があるのでしょうか。民謡は「日本各地で庶民の間で歌い継がれてきたもの」と定義されています。古代から受け継がれてきた民謡のうち大部分は楽器は伴わず、歌だけです。そしてその演奏方法によって民謡は大きく2つに分類することができます。一つは「手拍子と共に歌う民謡」であり、もう一つは「一人で歌う民謡」です。手拍子と共に歌う民謡には踊りを伴う場合も多く見られます。
また、民謡には忘れてはならない大切な意味があります。民謡はただ歌を楽しむだけのものではなく、その歌には何かしらの「祈り」「願い」が込められているということです。豊作や豊漁を願う歌、病気の治癒を願う歌などがあります。また、民謡の中には童歌(わらべうた)や子守唄のような子供向けのものから、労働歌、祭祀や行事で歌う歌などもあります。

民謡を広めた人って?気になる「北原白秋」について

「民謡」という言葉が使われたのは明治時代半ばからであり、それまでは里謡、俚謡(りよう)と呼ばれていました。明治時代後期、北原白秋(きたはらはくしゅう)などが新たに民謡風の曲を作曲するようになりました。そのような民謡は、今までの伝統的な民謡と区別して「新民謡」「創作民謡」などと呼ばれました。
北原白秋は詩人でもあり童謡作家でもあり歌人でもありました。白秋の作曲した新民謡は今日にも数多く残されています。白秋を皮切りに、大正時代から昭和初期にかけて野口雨情(のぐちうじょう)らにより、主に地域の宣伝のためいわばご当地ソングとして新民謡が次々と作られていきました。

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いつからあったの?民謡の歴史をたどってみた!

民謡は古代から存在していたと考えられています。民謡の始まりは歓喜を単純に表す叫び声や、仕事の際にリズムを取るのに節をつけたものだったと思われます。また、自然崇拝が重要とされていた古代の日本において、神に祈る際に言葉に抑揚がつくこともあります。そのようなものが民謡の始まりであると考えられています。そしてこれらが人々の間で自由に継承され、歌として今日まで伝わってきました。
さらに明治時代後期から大正時代にかけて民謡に新しい流れが加わります。それぞれの地域の宣伝のために新しく民謡風の歌が作られるようになりました。それらは今までの伝統的な民謡とは区別して「新民謡」と呼ばれています。

いま有名な「民謡クルセイダーズ」てどんなグループ?

民謡を新しい形で取り入れて世界に発信しているグループがあります。それが民謡クルセイダーズです。日本の民謡をラテン音楽、エチオピアンファンクなどにアレンジして演奏しています。南米コロンビアでの音楽フェスティバル、約2週間に及ぶヨーロッパツアー、フランスでのコンサートなどその活動は世界を股にかけています。
民謡クルセイダーズは2011年に東京で結成されました。「伝統的な」民謡の継承ではありませんが、現在伝わっている民謡も時代を経るごとにさまざまなアレンジが加えられてきているでしょう。自由なスタイルで人々の間で伝承されてきたものが民謡です。民謡クルセイダーズの民謡も新しい民謡の形として広まっています。

これであなたも民謡マスター!注目の『ソーラン節』をご紹介

『ソーラン節』は民謡の中でもかなり知名度が高いもののひとつでしょう。ソーラン節は北海道の日本海沿岸に伝わる民謡です。江戸時代後期から昭和時代中期にかけて、この地域では鰊(にしん)漁が盛んに行われており、一攫千金を狙った出稼ぎ漁師たちで賑わっていました。そして彼らが作業中に仲間同士の結束を高め、また作業の憂さ晴らしとして自然に生まれたのが鰊場作業唄(にしんばさぎょううた)という民謡です。鰊場作業歌は漁の流れに沿って「舟漕ぎ音頭」「網起こし音頭」「沖揚げ音頭」「子叩き音頭」の四部構成をとっています。このうちの「沖揚げ音頭」が分化し、独自に変化したものが『ソーラン節』です。
「沖揚げ音頭」は網起こしで集められた鰊を陸揚げする際に、大きなタモという網で鰊をくみ上げる時に唄いました。ソーラン節の動きには、確かに網を引くような動きがありますね。今やソーラン節は日本中に知れ渡っている民謡であり、そのアレンジも様々です。

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