羽田空港は年間8千万人以上が利用する世界屈指の国際空港です。1978年の成田空港開港後は長らく国内線専用となっていた羽田空港ですが、2010年に国際線が復活。現在は、ますます便利で魅力的な空港へと進化を遂げています。発着便数が多いことや施設が充実していることに加え、電車やバスなどの公共交通機関でアクセスしやすいのも羽田空港の大きな魅力。そのため、国内・海外旅行の際はもちろん、レジャースポットとして羽田空港を利用する人も増えています。
この記事では、そんな羽田空港へのアクセス情報についてまとめました。空港の各ターミナルや最寄り駅、アクセス方法のほか、早朝発／深夜着フライトの前後泊に便利な周辺のホテルもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
目次
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
羽田空港の国内・国際線ターミナルについてご紹介
国内線ターミナル
羽田空港には国内線ターミナルが2つあり、利用する航空会社によってターミナルが異なります。ターミナルごとの航空会社は「国内線第1旅客ターミナル」がJAL、日本トランスオーシャン航空、スカイマーク、スターフライヤー（北九州・福岡空港行）で、「国内線第2旅客ターミナル」はANA（北九州空港行は第1ターミナル）、エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー（山口宇部・関西空港行）になります。
第1、第2ターミナル間は連絡通路やバスで行き来ができますが、急いでいる時は間違えたくないもの。また、空港までモノレールでアクセスする場合はターミナルによって駅も異なるので、自分の利用する航空会社のターミナルを事前に確認しておきましょう。
国際線ターミナル
海外へのフライトを利用する際は、「国際線旅客ターミナル」へ向かいます。国際線ターミナルは国内線ターミナルとは距離が離れており、鉄道やモノレール等、交通機関の駅も国内線とは異なるので間違えないよう注意しましょう。
ターミナル内は2階が到着ロビー、3階が出発ロビーになっていますが、他にも日本の玄関口にふさわしい魅力的な施設がそろっています。中でも、江戸をイメージしたショッピングモール「江戸小路」（4階）や、プラネタリウムを鑑賞しながら食事も楽しめる「PLANETARIUM Starry Cafe」（5階）などは飛行機を利用しなくても立ち寄りたい施設。季節に合わせた装飾やイベント等もある国際線ターミナルはまるでテーマパークのようで、お出かけスポットとしても人気があります。
広告
羽田空港の各ターミナルの最寄駅は？利用路線別にご紹介
京急線
羽田空港まで京急線でアクセスする場合、フライトが国内線か国際線かで降りる駅が異なります。国内線の場合は、利用するターミナルが第1でも第2でも降車駅は「羽田空港国内線ターミナル駅」です。
国際線の場合は「羽田空港国際線ターミナル駅」が最寄り駅。いずれの駅もエアポート快特、快特、エアポート急行などが利用できます。
東京モノレール
東京モノレールは羽田空港の3つのターミナル全てに駅があるので、利用するターミナルによって降りる駅は3つに分かれます。
利用するターミナルが国内線第1旅客ターミナルなら「羽田空港第1ビル駅」、第2旅客ターミナルなら「羽田空港第2ビル駅」、国際線旅客ターミナルなら「羽田空港国際線ビル駅」が降車駅になります。
リムジンバス
荷物が多い時などはリムジンバスでのアクセスも便利です。羽田空港へのリムジンバスは東京空港交通、京浜急行バスなどが運行していて、都内や関東の主要駅やホテル等、多数の乗り場からバスが利用できます。
リムジンバスは羽田空港の3つのターミナル（国内線第1、国内線第2、国際線）全てに停車するので、自分が利用するターミナルで下車しましょう。
新宿駅から羽田空港へのアクセス方法をご紹介！
京急線
京急線を利用して新宿駅から羽田空港へアクセスするには、まず新宿駅からJR山手線（内回り）で品川駅まで移動します。この際の所要時間は約20分、料金は200円です。JR品川駅に到着したら、京急のりかえ改札を経由して京急品川駅に移動し、京急線で羽田空港を目指します。
羽田空港内の京急線の各駅には普通、エアポート急行、特急、快特、エアポート快特が停車しますが、最速のエアポート快特を利用すると品川駅から羽田空港国際線ターミナル駅まで約12分、国内線ターミナル駅まで約15分。料金はいずれの駅で降りても品川駅から300円（ICカード利用では292円）になります。
新宿駅から京急線を利用して羽田空港に行く場合、乗り換え時間を含む所要時間は約45～55分で、料金は500円（JR200円、京急300円）になります。
東京モノレール
東京モノレールを利用する場合は新宿駅からまず浜松町駅へ向かいます。新宿駅から浜松町駅へはJR山手線（内回り）で行く方法（約25分・200円）と、都営大江戸線で大門駅まで行き、そこから浜松町駅まで歩く方法（約20分・220円）がありますが、乗り換えが楽なのはJR線でのアクセス。浜松町駅に着いたら東京モノレールの乗り場へと移動します。
羽田空港には各ターミナルにモノレールの駅があり、最速の空港快速に乗車した場合、モノレール浜松町駅から羽田空港国際線ビル駅へ約13分、第1ビル駅へ約16分、第2ビル駅へ約18分で到着します。料金は500円（ICカード利用492円）です。
新宿駅から東京モノレールを利用して羽田空港へアクセスする場合、乗り換え時間を含む所要時間は約50分〜1時間で、料金は700円～720円（JR200円／大江戸線220円、東京モノレール500円）になります。
リムジンバス
新宿駅のリムジンバス乗り場は、JR新宿駅新南改札直結の高速バスターミナル「バスタ新宿」です。多くのリムジンバスが国内線第2ターミナル、第1ターミナル、国際線ターミナルの順に全てのターミナルに停車します（一部、国際線ターミナルのみ停車する便もあり）。
バスタ新宿から羽田空港へのリムジンバスの所要時間は、利用する便により25分〜65分と異なりますが、最速の場合は第2ターミナルまで約25分、第1ターミナルまで約30分、国際線ターミナルまで約40分でアクセスでき、料金は1,250円です。但し、午前4時発の便は深夜早朝運賃のため、料金が2,000円になります。
また、23時台に新宿駅を発車するリムジンバスは乗り場が新宿駅西口24番になるので注意しましょう。
自家用車
新宿駅から羽田空港まで自家用車で向かう場合は複数の行き方があり、ルートや道路事情により所要時間や料金が異なります。例えば、国道20号、都道317号を経由して初台南ICから首都高速中央環状線に入り、首都高速湾岸線の空港中央ICで高速を降りるルートであれば、距離は約23km。渋滞がなければ所要時間約20〜30分でアクセスでき、高速料金は1,320円（ETC料金770円）になります。
羽田空港内の駐車場は第1、第2ターミナル付近にP1〜P4 の4つの駐車場があるのに加え、国際線ターミナルにもターミナル直結の国際線駐車場があります。駐車料金はP1〜P4 が1日最大1,530円（GW、夏期、年末年始等の多客期は2,140円）、国際線駐車場は1日最大2,140円。いずれの駐車場も入場から30分以内に出場すれば無料です。
タクシー
発車時刻を気にしなくてもよく、子供連れや高齢者でも利用しやすいアクセス方法といえばタクシーでしょう。新宿駅には西口と東口、さらに駅南側のバスタ新宿内にもタクシー乗り場があります。通常のメータータクシーで新宿駅から羽田空港へアクセスする場合、所要時間は25〜50分、料金は7,500～8,000円くらいが目安になりますが、道路事情により変わる可能性もあります。
新宿駅から羽田空港へタクシーを利用する際、予約制の定額タクシーもおすすめです。乗車1時間前までに各タクシー会社などで予約が必要ですが、新宿区から羽田空港まで定額7,300円（深夜早朝は8,600円）＋有料道路利用料で乗車でき、所要時間によって料金が増えることがないので安心して利用できます。
次のページで早朝発・深夜着便におすすめの周辺ホテル情報をご紹介
広告
のおすすめホテル
