【香港】女人街！ おすすめグルメスポットや合わせていきたいおすすめスポットをご紹介！

女人街の概要と歴史

女人街は、九龍半島の中でもたくさんの路地がひしめきあうショッピングスポット、旺角にある通りです。女人街がある道は正しくは通菜街（トンチョイガイ）という名前があります。ファッションアイテムなど女性向けの商品を売るお店がたくさんあるため、女人街と呼ばれるようになりました。20mほどの幅の道に、所狭しと露店が並ぶ様子が1kmほど続きます。

ナイトマーケットとしても人気の通りで、賑やかな喧騒の中、食べ歩きやショッピングを楽しめば、香港を満喫している気分に浸れるでしょう。

女人街での買い物に注意するべきポイント

女人街を散策するためにはいくつかの注意すべきポイントがあります。

狭い通りにお店や人がひしめき合うたいへん人口密度の高いエリアのため、スリには十分注意しましょう。リュックなど、目に届かない間に開けられる可能性のあるカバンはやめ、カバンの開け口をなるべく押さえながら歩くのがおすすめです。女人街に出かけるときは貴重品などをたくさん持ち歩かず、管理できる範囲の少ない荷物で行くことも大切。

女人街の露店の商品には値段が書かれていないものがほとんど。店主に値段を聞くと、電卓をたたいて提示してくれます。しかし多くの場合、価格は高めに設定されています。値切り交渉をしてやっと適正価格になるので注意が必要です。

商品を買う前に、壊れたり汚れたりしている部分がないか、よくチェックしましょう。また、ブランド品の偽ものでないかどうかチェックすることも必須です。女人街にはシャネルやシュプリームなどの人気ブランド品を模したアイテムがたくさん売られています。偽ものやコピー品は空港で没収されてしまうので、気に入ったものがあっても買わないようにしましょう。

女人街で買いたいアイテムは？

女人街でショッピングを楽しむ時、どういったアイテムを中心に見ていけば良いのでしょうか。こちらでは、主に女人街で購入できるおすすめのアイテムをご紹介します。

ファッション用品が激安！

女人街でお買い得な激安商品といえばやはり、洋服やアクセサリー、バッグなどのファッション用品です。なかなか着る勇気のないチャイナドレスも、格安ならば1着買ってみても良いかもしれません。女人街は本来、観光客向けのお店でなく現地の人が買い物をする場所でした。そのため、お土産らしくない普段使いに最適なアイテムも山のように売られています。使いやすいバッグや着心地の良いTシャツなど、お気に入りを是非見つけてみてください。

お土産探しにも最適

女人街でお土産を探すのもおすすめ。可愛いユニークな香港ならではの雑貨もたくさん売られています。お土産ものを扱うお店には、中華らしい飾りものや香港の食べ物を模した食品サンプルのミニマグネットなど、香港土産として喜ばれるアイテムがたくさん。中華ものらしくないアイテムでも、日本にはないキッチュさが喜ばれるかもしれません。

元々安い女人街の商品ですが、まとめていくつか同時に買うとさらに単価が下がることがほとんどです。学校や職場へのばらまき用お土産は女人街で調達してしまいましょう。

女人街でおすすめのグルメスポット！

女人街はタピオカドリンクやチュロスなど、食べ歩きも楽しめます。目にとまった美味しそうなお店にふらっと立ち寄り、食べながら散策するのもナイトマーケットの醍醐味のひとつ。しかしここでは、女人街にある、美食の街・香港ならではの人気店舗をご紹介します。

點點心點心專門店　旺角

香港グルメといえば、小籠包や饅頭などの点心を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。點點心點心專門店（ディムディムサムディムサム）は、香港に数店舗ある点心専門のチェーン店。女人街の通り沿い東側、ほぼ南北の真ん中あたりにあるので立ち寄りやすい立地も魅力です。午前2時まで開店しており、ゆっくり買い物をした後でも入店できます。

注文用紙にメニューが書かれ、欲しいものをチェックして店員さんに渡すだけで注文完了。言語が心配な人も安心して注文できるシステムです。人気店のため、行列ができている時もありますが、回転が早く比較的すぐに店内に入れます。

倫敦大酒樓

本格的な飲茶を楽しむなら、倫敦大酒樓（ロンドンレストラン）がおすすめ。こちらは女人街よりふたすじ西の大通り、彌敦道（ネイザンロード）沿いにある大きなレストランです。こちらもメニューの紙に食べたいものをチェックして、店員さんに渡すスタイル。写真と共に日本語の書かれたメニューが用意されており、チェックする紙にも日本語が書かれているので安心です。

次々と点心の入ったセイロが運ばれる店内は、常にほぼ満員で活気にあふれています。観光客だけでなく、香港の人々にも長く愛されている人気店です。

恭和堂

やや北よりの女人街沿いにある恭和堂は、亀ゼリー（亀苓膏）を提供する老舗です。亀ゼリーとは、亀のお腹側の甲羅と生薬・漢方を混ぜてゼリーにしたもの。コーヒーの様なほぼ黒色の深い茶色をしています。ほろ苦い薬膳の味がするのが特徴。コラーゲンたっぷりで栄養豊富なため、美容に良いデザートとして古くから中国で愛されています。

中でも恭和堂は100年以上も亀ゼリーを作っている老舗。美肌効果と滋養強壮を期待して多くの人が訪れます。

女人街を見て回る所要時間は？何時ごろに行くのがおすすめ？

女人街は1kmほどの道なので1～2時間ほどで軽く見て回ることも可能です。しかし、値段交渉をしながらじっくり買い物をしたり、グルメを楽しんだりするには数時間あったほうが良いでしょう。女人街は午後3時頃から夜中まで開店する店舗がほとんど。しっかりとナイトマーケットの雰囲気を楽しむなら夜9時くらいに行くのがおすすめです。逆に、さっと見てまわりたいだけなら比較的人の少ない夕方が穴場です。

女人街へ行くには？

女人街へはMTRのセン湾線で最寄り駅の旺角駅まで行き、徒歩で行くのがおすすめ。旺角駅D3出口から大通りの彌敦道沿いに一筋東に行けば、女人街（通菜街）の北の端に到着します。D3出口の案内掲示板に「女人街」の表示もあるのでチェックしておくと安心です。

女人街と合わせていきたいおすすめスポット

女人街のある旺角には、女人街以外にも魅力的なスポットがたくさんあります。こちらでは、女人街と合わせていきたいおすすめのスポットをご紹介します。

男人街

旺角には女人街だけでなく、男人街もあり、女人街と男人街が旺角の二大マーケットと言われています。MTR佐敦駅のA出口から徒歩数分の場所にあり、女人街から少し離れた南側に位置した南北に長いエリアです。女人街が女性向けのファッションアイテムを多く取り扱うのに対し、コンピューター用品など男性向けの商品を多く置いていたことから男人街の名前がつきました。しかし、現在は女人街とあまりラインナップは変わりません。変わらないながら、3つのエリアに分かれたかなり広範囲のマーケットなので、さらなる掘り出し物がみつかるかも。お土産物を探す時には女人街と合わせて、男人街にも是非寄ってみてください。

花園街

花園街は女人街の1本東側にある通りで、スニーカー通りと呼ばれています。観光客向けのお店が多い女人街や男人街よりも、生活必需品などを取り扱う地元の人向けのお店が多くあります。露店の奥にある建物内の店舗には、アパレル店が多いのも特徴。リーズナブルな洋服は部屋着以外で使えない印象がありますが、花園街で購入できるファッションはおしゃれで流行のものがたくさん。その名の通り、スニーカーがたくさん売られていることも特徴のひとつで、ナイキなど有名ブランドの路面店も軒を連ねます。

バード・ガーデン

バード・ガーデンは女人街の北の端から徒歩13分ほど北東に歩いた場所にある公園です。バード・ガーデン付近はかつてペット用の小鳥や、小鳥を飼うための鳥かごやエサを販売するお店がひしめきあっていたエリア。小鳥を扱う商店街が再開発により中国式の庭園に生まれ変わりました。かつてこのエリアで出店していた店は庭園内に入り、小鳥のさえずりを聞きながらのんびりできる癒しの空間に。日本のペットショップでは見たことがないような珍しい鳥も見られるかもしれません。

ランガム・プレイス

旺角エリアに2004年開業した複合施設、ランガム・プレイスは、女人街の中心部から徒歩4分、、彌敦道（ネイザンロード）の西側にあります。昔ながらの雑多な街並みを残す旺角に突如現れるモダンなビルはインパクト抜群。ショッピングモールには多数のテナントが入っており、香港中の人が買い物に訪れます。

女人街を歩くには便利なツアーがおすすめ！

女人街を心置きなく楽しむために、便利なツアーを申し込むのもおすすめです。ナイトマーケットには行きたいけれど、夜遅くに出掛けるとなると行きかえりが不安、という人は送迎つきのツアーも。ガイドさんから買い物のコツやお得情報を聞けるかもしれません。女人街をより楽しむため、安心なツアーを検討してみてはいかがでしょうか。

ディープな雰囲気が楽しめる女人街を散策しよう/h2>

雑多な露店街を楽しむのに最適なスポット、女人街。おしゃれな場所や洗練されたスポットも良いですが、香港のディープな雰囲気を楽しめる女人街は是非観光で訪れてほしいおすすめスポットです。今回の記事を参考に、是非女人街散策を楽しんでください。

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